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13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。Because I am a Girl

国際女性デーにあわせて、HASUNA主催のイベント「美しいものでできている」第3回目を開催。

エシカルなビジネスや、社会貢献活動など、HASUNAの考える美しい生きかた、働きかたを考えるイベント、毎回とても好評で今回も瞬く間に満席となっていました。第1回目はオーガニックのお米を使用したコスメブランド「fermenstation (ファーメンステーション)」代表 酒井里奈さんとのイベント、第2回目は化学調味料、砂糖不使用のスイーツ ブリスボールをつくる「Food Jewelry (フードジュエリー)」代表 坪井玲奈さんをゲストにお招きしました。

今回は、国際NGOプラン・インターナショナル・ジャパンの山形文さんをお招きしての、トークセッション。




Because I am a Girl —
女の子であるだけで、学校や病院に行けない。女の子であるだけで、生まれた直後に売られていく。
こんな現状が未だ途上国には多くあり、この状況の改善のためプラン・インターナショナル・ジャパンは世界51ヶ国で教育事業や人権活動などを行っています。

プラン・インターナショナル・ジャパン
Because I am a Girl
https://www.plan-international.jp/girl/


山形さんとの打ち合わせで、Because I am a Girlの取り組みがはじまった経緯を山形さんにお伺いしたのですが、思わず涙をこぼしてしまいました。

プラン・インターナショナルのドイツ人スタッフが、ネパールを訪れた時に、ぼろぼろの身なりの、痩せた女の子に会った。女の子の家を訪問したら、家の中には学校の制服を着て、健康状態がよさそうな男の子がなぜかいる。どちらも同じ家の子なのに、なぜ、この子たちはこんなにも違うのかと尋ねると、「Because she is a girl(女の子だから)」と言われ、衝撃を受けたという話・・・

私自身もインドやパキスタンで同じような光景を目にしたことがあり、また、自分にも娘がいることもあり、、、生まれた環境が少し異なるだけで、なぜ女の子だからという理由でこんな差別を受けなければならないのだろう、、、

と、感情移入してしまい、涙なしには聞けない話でありました。

トークもとても勉強になるものでした。UNDP(国連開発計画)のデータによると、2012年の時点で18歳未満で結婚する(強制結婚含む)女の子の数は、一日に40,000人にのぼるとのことでした。早すぎる結婚、出産は女の子の教育機会を奪うことになり、貧困の連鎖に繋がることが明らかになっています。

また、Plan Internationalの調査 (2008年) によると、女の子が初等教育を受けると、その子が産む子供の栄養失調は43%減少し、HIV/AIDSへの感染率も、50%減少するのだそうです。また、将来産む子供が5歳まで生き延びられる割合も、40%向上するとのことでした。

Because I am a Girlプロジェクトでは、このような現状に対して教育、保健医療、職業訓練やジェンダー平等の啓発、早すぎる結婚の防止促進活動を、草の根の人たちと、途上国政府に働きかけているそうです。


HASUNAも私個人としてもこの考えに賛同しており、昨年からひとつお取り組みを行っています。
HASUNAでブライダルリングをお買い上げいただき、お友達等にご紹介・ご成約いただくと、「Because I am a Girl」キャンペーンに10,000円が寄付される取り組みです。

PERPETUAL Blessing
https://hasuna.com/concept/perpetual-blessing/

世界中の未来を描くことすらできなかった⼥の⼦たちが、⾃分の意思で愛する人を選び、⼈⽣を選択することができれば、世界はより美しくなるのではないか。

「PERPETUAL Blessing=永遠に続く祝福」

その名の通り、一組の幸せが巡り巡って世界の女の子の幸せにつながれば、と願っています。

素敵なお客様に沢山おいでいただけて嬉しかったです。

ありがとうございました!

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