Tsuyoshi Ishii

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最近の記事

TRPGをつくる3(都市&技術編)

19世紀の都市の人口増は、社会的な側面が大きく、一旦世界情勢として戦争が勃発していない状態ということを考えると、1800年くらいの人口をモデルにするのが妥当かと考えていました。 ただし、16世紀以降の人口分布に関しては、港湾都市における貿易の影響がかなり大きいです。一旦、1800年における北京の110万人、江戸の68万5千人という数字は忘れても、ロンドンの86万人という数字は、大英帝国が多くの植民地を有していたことに起因するでしょうし(17世紀に爆発的な人口増となります)、そ

    • ロマサガD&D(第一回)

      オンラインセッションですが、第一回を実施できたので、遅ればせながらそのレポートを。 (※ロマサガ原作に登場する人物等でわからない人がいたら、原作の攻略サイトとかで確認してもらえたらわかるかと思います) 内容としては、細々とした討伐シナリオをやっても仕方がないので、ロマサガ序盤にしては少し進んだところ、「騎士団の誇りにかけて」をアレンジしてやりました。アレンジ内容は主に参加してくれた方が作ったキャラクターの設定からです。 既存の主人公格のキャラクターは、平行して世界に存在してい

      • ロマサガD&D

        どうも。前々から「ロマンンシング・サガ」のワールドセッティングでD&D5eをやりたいと思っている僕です。 いろいろと妄想だけが広がっていくので、一旦書き留めておこうと思い、これを書いてます。 <キャラクタービルドの特殊ルール> ・基本的にキャラクター種族は一律「選択ルールのヒューマン」のアレンジ版(ゲッコ族としてリザードマンは可としますが推奨はしません) ・父、母の設定を作ってもらい、それによって選択ヒューマンの能力値+1がどの能力値につくかを決定します。(詳しくは後述)

        • TRPGの嗜好の話

          どうも、酔っ払いです。 前々からTRPGはプロレス的だと公言しておりますが、プロレスで新日には新日の流儀、全日には全日の流儀があるように、団体毎、あるいは個人毎に重視するポイントがあります。 大きく分ければ、ウォーゲームとストーリープレイの部分ですが、僕は更に「茶番」という軸を加えたいと思います。 ・ウォーゲームとは? 簡単に言えば戦闘における数字的なビルドと運用です。僕もこういった構築は好きです。というか、これは例えば実社会だとすれば、どの資格をとれば就職しやすいかとか

        TRPGをつくる3(都市&技術編)

          TRPGをつくる2(異能設定編)

          魔法や超能力といった、いわゆる「異能」をどうするかについてです。 ここはワールドセッティングにも絡みますが、重要なポイントです。 ファンタジーRPG等をやっていると、現実のいろんな法則を何の説明もなく捻じ曲げたり無視したりしていますよね。なのに、ときに現実の物理法則を当てはめて解決したりもします。 よく言われるのが、ファンタジーにルネサンスは訪れない説です。三大発明であるところの、羅針盤、火薬、印刷機をまるっと無視しているのに、あっさりマスケット銃が登場したりしますね。 ま

          TRPGをつくる2(異能設定編)

          TRPGをつくる1(基本判定ルール編)

          どうも。 やりたいことと書きたいことはタイトルの通りです。 TRPGとはなんぞやという方は、以前に書いたものがあるのでそちらを参照。 https://note.mu/natsume/n/nad1bac9f2e49 で、早速本題ですが、パーセントダイス(1d100)のアレンジ版を採用したいと思っています。 パーセントダイスというと、ガープスとか、ウォーハンマーRPGとかがありますが、どうアレンジするかというと、大きく分けて3点あります。 ◆3d10というシステム 多くの場

          TRPGをつくる1(基本判定ルール編)

          100km走破! そしてあなたもウルトラマン!

          どうも。30代半ばからランニングを始めた石井です。 以前100kmマラソンを完走した際に、気づいたことをシェアしたいと思い、これを書いています。参考にしていただければ幸いです。 というわけで、ここで言う「ウルトラマン」とは、100kmなど超長距離マラソンを走破する人のことです。 このnoteを見つけてくださった方の中には、100kmマラソンの走破を検討している、あるいはもう走ると決めて、情報収集をしていらっしゃる方もいらっしゃるのではないかと思います。 それはとても正しいこ

          100km走破! そしてあなたもウルトラマン!

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          TRPGとは?

          今年こそ、TRPGをするという強い決意のもと、これまで、TRPGというものに触れたことがない方にも、是非プレイしていただきたいと思いまして、そもそもTRPGとはなんぞやというところと、プレイにあたって、どういったところに気をつけたらいいのかというところを書いていきたいと思います。 長文になってしまいましたが、お付き合いいただければ幸いでございます。 <そもそも「TRPG」って?> 「Table talk Role Playing Game」、略して「TRPG」です。 訳す

          TRPGとは?

          音ら韻 in 彩夏祭

          どーも、皆様。夏をエンジョイしておりますでしょうか。 さてさて、来る8/2(土)8/3(日)に、東武東上線朝霞駅と朝霞台駅周辺で、「彩夏祭」の「関八州よさこいフェスタ」が開催されまして、そこによさこいチーム「音ら韻」も参加します! 今回、曲のアレンジが変わり、冒頭のラップ部分に「ちょっと見てきな損ないぞ、絶対飽きないこの4分間、共感させたいこの幸福感」とあるんですが、まさにこれです。 「よさこいなのにラップ!?」と気になった方、公式ページやyoutubeを見るのもいいです

          音ら韻 in 彩夏祭

          消費され尽くされないコンテンツ

          あるいは、リサイクル可能なコンテンツ。 ということで、そのロールモデルとして浮かんでくるのが、天下のディズニーさんでございます。 思えば、前回書いた「名作の入口としてのオマージュ」という観点からも、ディズニーから世界の寓話、童話を知るパターンって、かなり多い気がします。ピノキオなんて、殆どの人がディズニーがキャラデザしたあのピノキオを思い浮かべるのではないでしょうか。そもそも、「ピノッキオ」だったはずで、イタリアの児童文学なんですけど、そんなことすらももう忘却の彼方というか。

          消費され尽くされないコンテンツ

          名作の入口としてのパロディやオマージュ

          ってのがあると思うんですね。 日本のみならず、本歌どりというか、元ネタの存在を前提にしたいろいろなものがあるように思います。例えば、西洋ではルネッサンスの影響で、ギリシャ・ローマ神話が一気に普及して、酒の話題にはバッカスが、鍛冶の話題にはヘパイストスが、太陽の話題にはアポロンが出てきたりするわけです。日本でも、源氏物語などがなぞらえられたり、記紀神話(古事記、日本書紀など)の物語群(浦島太郎とか)が引用されたりします。 で、その入口は何だったかなと考えてみると、パロディやオマ

          名作の入口としてのパロディやオマージュ

          noten唐竹割り

          noten唐竹割り

          すげーベタなの

          以前は賞とか応募してたけれど、今ではすっかり趣味になってしまった感のあるシナリオライティングとか小説とか。 一度他人がやったアイディアとかをやるのは、かなり抵抗があったんだけども、今はそういうのと少し距離を置いて、それとまぁ僕も少しは大人になったので、ベタなものをやってみてもいいなーと思った。 そこで気付いたんだけど、いわゆるベタが横行するのって、ジュブナイル向けの作品が多い。それは、読者の生まれてからの時間が短いので、これまでの作品群に触れてこないということがあるように思う

          すげーベタなの