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<日記>夏の足の匂いがもわんとしてくる

5/3/2020 

前に、ライターになるには、、、と調べたことがあった。誰も素人の日常なんか、素人の言いたいことなんか、読みたくないから、まずは何かの賞をとったり、例えばアイドルになって、自分の存在価値を上げてからエッセイなんかを書くと、売れて、やっと食べれるようになると、書いてあった。

へえ、そうなんだ。そういうもんなのか。それでもやってみたいんですって掲示板に書いているような人もいたけれど、かなり辛辣に批判されているのも見たことがある。

こんなに批判されるのはたまんないから、私はライターになりたいと思ったことがあるなんて、口が裂けても言えない。と思った。

今思うと、人が思っていることなんて、常識なんて、その時々でころころころころ変わるもんだ。だから、聞いても参考になんてしなくてもいいのだけど。今なんて、みんな「普通の人」の日常を知りたがっている。どこの誰だかわからないような人のインスタをフォローしている。普通の人が言いたいことを、私たちは日々、聞いている。参考にしている。

だから、そんなことには耳を傾けなくてもいいのだ。

人のいう常識なんて、本当に何も気にしなくてもいい。わかっているのに、私は、気にしている。常に怒られるんじゃないかと、不安に思っている。自分が何かおかしなことを口にしたり、おかしなタイミングでおかしな動作をすると、誰かの気分を害したり、悪くしたり、して怒鳴られるのではないかと思っている。

精神が疲弊するほどに、そう考えることは疲れる。(へんな文章)

近所の田んぼは全て、田植えが終わったようだ。泥付きの田植えの機械の車?が、農道や道路を走っていて、たまにすれ違わなければならないようなシチュエーションになったら、田んぼに脱輪しないかとヒヤヒヤしながら運転する。私の初心者マーク付きの車は、田舎町を走る。

田んぼには、カラスが必ずいて、たまに集団でいて、何かをつついている。

子供と一緒に田んぼの中を見ると、田んぼの中のミクロの世界がもはや、始まっていた。稲を植えると途端に出てくる、小さな小さな生き物たち。一番大きいのはおたまじゃくし。その他にもたくさんの、得体のしれない小さな虫みたいなものがうじゃうじゃいる。一つの田んぼに、小さくて大きな宇宙が広がっている。

私たちの世界も案外、こうやって誰かに上から覗かれているのかもしれない。たまにカラスにつつかれて、ああ怖いと思っているだけなのかもしれない。

朝に近所をジョギングをする夫が、キジをたまに見ると言っている。私は、昔から孔雀が怖くて、気持ち悪くて、嫌いなのだけど、キジとか七面鳥も同じ類で、ちょっと苦手だ。キジがそこらへんを歩いているなんて、なんか信じがたかったけれど、私はあまり見たくないなと思った。特に、色とりどりの雄。

もう何年も前に、たくさんのキジが大量に死んでいるという夢を見たことがある。イランのおばあさんの家が出てきて(なぜイランな全く訳が分からない)その周りに、キジの死骸がたくさん落ちている謎の事件。イランだとかキジだとかキーワードの1つ1つが、全く私の生活とは関係がなさすぎて、謎すぎて、全く意味がわからなかった。あの夢を思い出した。

たまにもわんとどこからともなく匂ってくる。夏の足のにおい。

なんかもうそおんな季節に、なりました。


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