マガジンのカバー画像

デザイン

72
運営しているクリエイター

#UXデザイン

UIデザインの基本を、noteのデザインから考えてみた | UI Design Weekly vol.01

UIデザインの基本を、noteのデザインから考えてみた | UI Design Weekly vol.01

大学でグラフィックデザインを勉強していた時に、
「UIデザイナー」と呼ばれる、当時の私からすると、得体も知れない職業の特別講師がワークショップでこう言いました。

アイコンは自分で作るんじゃなくて、
よく使われているアプリのものをマネしてください。

「何もないところから考えるから楽しいのに...」と、当時はその発言を聞いて、何かモヤモヤと違和感を感じていました。

月日が流れ、自分がその「UI/

もっとみる
行動変容デザインは人を死に至らしめるのか

行動変容デザインは人を死に至らしめるのか

こんにちは。『行動を変えるデザイン』翻訳チームの相島です。

訳書『行動を変えるデザイン』について、HCD-Netでお話する機会をいただきました。今回は、その機会に話そうと思っていることを整理がてらnoteに書いておこうと思います。

行動変容デザインは非常に強力な技法です。その力が行き過ぎた結果、「行動変容デザインが人を死に至らしめている」かもしれません。6/20に起きたある事件から、デザインの

もっとみる
UXデザインを学ぶデザイナーが絶対に読むべきnote厳選21本

UXデザインを学ぶデザイナーが絶対に読むべきnote厳選21本

去年書いたこちらの記事で実は「UXデザイン」というカテゴリーもつくる予定だったのですが、それだけで3、4つだけ選ぶのが難しいぐらい神noteが存在していたので、今回はUXデザインのみで記事をまとめてみました。

これからUXデザイナーを目指す方や現役UXデザイナーの方はもちろん、全ての方に学びになることが書かれているので、ぜひ読んでみて頂ければ幸いです。

1、SNS時代のマーケティングフレームワ

もっとみる
サービス改善の成功率を8倍まで引き上げるユーザーテストの作法

サービス改善の成功率を8倍まで引き上げるユーザーテストの作法

前回記事で本質的なUX改善によってプロダクトを伸ばしていくサイクルについて書きましたが、今回はその中でも特に重要なユーザーテストについて書こうと思います。

UX改善による本質的グロースハックのプロセス

グロースハックは10回の施策で1回でも当たれば良い、とよく言われますが、自分はグロースハックのサイクルの中でユーザーテストを実施するようにしてから10回に8回は狙ったとおりに数値を改善することが

もっとみる
「Amazonのプライムビデオが難しい」というおかんの言い分を聴いてみた

「Amazonのプライムビデオが難しい」というおかんの言い分を聴いてみた

大阪の実家に帰った時、リビングのテレビの裏側を見たらAmazonのFire Stick TVが挿してありました。このFire Stick TVをテレビに繋ぐと、Amazonのプライムビデオを観ることができるようになります。

プライムビデオには、Amazonプライムの会員であれば、追加費用を払うことなく楽しめる映画やドラマ、アニメなどが豊富に揃っています。さらに個別に追加金額を払うとほとんどの映像

もっとみる
ゆるふわ構造化ヒアリング 基本編

ゆるふわ構造化ヒアリング 基本編

>>ゆるふわ構造化ヒアリング 実践編はこちら

プランナーの柴田です。

企画や提案を考える時に「クライアントから〜の部分を聞いておけばよかった」と後悔したことはありませんか?私はめちゃくちゃあります。

企画の段階においてはクライアントサイドの要望が決まりきっていないことがほとんどです。そのため、リスト形式のようなヒアリングでは検討時に情報が不足してしまいがちなのです。ヒアリングが不足していると

もっとみる
【加筆あり】 マツモトキヨシのロゴデザイナーが言った『UXの本質』と、IT業界の根本的なズレが致命的になるについて

【加筆あり】 マツモトキヨシのロゴデザイナーが言った『UXの本質』と、IT業界の根本的なズレが致命的になるについて

今も「UI/UX」の議論が増えていますが、日本人が好きな表面的な手法論から、そもそもの深い部分の議論になっているのは、すごい良いと思っています。

特にIT業界が「UI/UX」が盛んに見えますが、そもそもの議論が「アプリ」「WEB」に限定されており、狭義の議論になっているので、本質的な話をしないとこの問題は解決できないと思っています。

私自身も以前はカスタマージャーニーなどもやっておりま

もっとみる
ビジネスにUXデザインをどう活かすか

ビジネスにUXデザインをどう活かすか

世の中に出回っている多くのヒット商品やサービスは、顧客が求めていた課題を解決するものです。

「今すぐ欲しい」に答えたのがAmazon Prime Nowですし、「ボールペンは便利だけど、書き間違えた時に面倒」に答えたのがフリクションボールと言えます。

この顧客の感じている課題と解決策の発見プロセスを、イギリスの歴史あるデザイン機関Design Councilがダブルダイアモンドと言う形で発表し

もっとみる