自分の強みがわからない人は、たぶん強みに気づいていないだけ


こんばんは。ナツミです。

突然ですが、「自分の強みは?」「長所はどこですか?」と言われて、パッと言えますか?

自分の強みを、突然聞かれて答えられる人は少ないかも知れません。
日頃、そんなこと考えて生活していないですよね。

誰にでも良いところ、優れたところ、秀でたところはあります。
(このnoteではそれらを総称して強みと呼ぶことにします。)

でも、自分で認識できなければ、伝わらないし、表現できないですよね。
そんなのとてももったいないことです。

わたしは、強みはないんじゃなくて、自分で強みだと気づいていないだけだと思います。


強みも弱みも、ただの特性。状況と見方で変わるもの

何にでも裏と表があるように、誰にでも強みと弱みがあります。

表裏一体という言葉がありますが、強みも見方によっては弱みになるし、逆もまた然りです。

とても優しい人はそれが強みでもあるけれど、悪いほうに傾くと優柔不断という短所にもなりますね。
即決できる行動力のある人は今の時代は強みと言われますが、10年前だったら落ち着きがなくコロコロとやることが変わるという弱みだったかも知れません。

強みも弱みも、もともとは自分の特性のひとつでしかありません。

会えるひとつの特性を強みにするか弱みにするかは、その時の状況と、自分の見方次第なのです。


リフレーミング頭になると、弱みを強みに変換できる

つまり、強みがないと思うのは、弱みを強みに変換できていないから。

自分の特性を、全部 弱みだと思って見てしまっているか、そう見える状況にいるだけ。

なので、見方を変えてみれば、弱みも強みとして捉えることができます。

けれど、普段から弱みとして認識しているものを、いきなり強みと考えろと言われても難しいですよね。

なので、日々リフレーミングできるようなクセをつけておくと良いと思います。

リフレーミングとは・・

リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。
(Wikipediaより)

つまり、視点を変えたり解釈を変えて、物事をひとつの側面からではなく多面的に見ることを言います。
基本的にはネガティブなことをポジティブに捉え直すことの方が多いです。

せっかち → スピード感がある
素直 → 騙されやすい
物言いがきつい → ハキハキしている

といった感じで変換していきます。

(個人的には、良い側面だけではなく悪い側面も知っているからこそ、バランスが取れると思うので、リフレーミングの練習をするときはポジティブをネガティブに変換することもあります)

日常生活や仕事の中で、何かにつけてリフレーミングをするクセをつけると、ものの見方を切り替えるのが上手になっていきます。

強みが見つからない、と思ったときは、弱みをリフレーミングしてみると、自分では思っていなかったような強みが見つかります。


強み・弱みをどうやって見つけるか

強みや弱みは、他者と比較することから生まれやすいと思います。

でも、注意しなくてはならないことは、比較対象が変われば、強みも弱みになってしまうということ。

たとえば、歌がうまいのが自分の長所だとしましょう。
友達の中でもダントツだし、近所でのカラオケ大会ではいつも優勝していて、自信を持っていました。
けれど、いざプロになろうと思ったら、全国にはうまい人がたくさんいて、自分の下手なところばかりが目につき、心が折れてしまった・・・よくある話かも知れません。

こんなふうに、比較対象が変わると、自分の強みだと思っていたことが、そうでもないような気がしてしまうことがあります。

そうならないためには、自分よりレベルが上の人たちとばかり比較しないこと。

自分の上がいないのは日本一、いや世界一の人だけです。そんなの本当に一握りですよね。たいていの人には上がいるんです。しかもたくさん。

だから上ばかり見てはいけません。下ばかり見てもいけませんが、自分の周りではどうなのか、世間一般をバランスよく考えるようにすることが大切です。

強みというと、圧倒的に強くないといけないような気がしてしまうのですが、そんなことはありません。

圧倒的に強くなくたって、勝負できる土俵はたくさんあります。
たとえば歌手になりたかったら、世界を舞台にするか、日本でメジャーデビューするというのは憧れる土俵ではありますが、その土俵と比べて自分は下手だからと諦めるのではなく、今ならYouTubeで勝負してもいいし、地元のライブハウスで人気者になる道だってあると思います。

つまり、自分の土俵を見つけるということ。

自分の特性が強みになる場所を見つける、ということも大切だと思うのです。


一度気づいたら、あとは裏付けをとるだけ

自分の強みに気づいたら、それを表現して、伝えていきましょう!

・・・と言いたいところなのですが、

本当にこれが自分の強みかな?
強みって言ってもいいのかな?
わたしくらいの人いっぱいいるよね?

と思ってしまう方もいらっしゃるかも知れません。

わたしも最初はそうでした。
疑いながら、さぐりさぐり自分の強みを探していました。

わたしの場合、「強みかも」と思ったら、日々裏付けを見つけていくことで自信に変えていきました。

たとえば「OAスキルがあってすごいよね」と言ってもらえたとします。
でも「わたしくらいの人なんて世の中にはたくさんいるし」と考えてしまいます。
そうしたら自分の周りを見て、周りの人のOAスキルを観察するのです。
もちろん、自分くらいできる人もいるけれど、10人中7人はOAが苦手な人でした。
そうすると、「あれ、これは得意と言っていいかも知れない・・」と思えるようになるのです。


そんなふうに、自分の弱みを強みに変換したり、他者と比較して、「強みかも・・」と思えるものを見つけたら、少し時間をかけて裏付けをとる。

それを繰り返すうちに、自分でも本当に「強み」と思えるものが増えていきます。

自分の強みがわからないと思う人は、たぶん強みに気がついていないだけ。

強みに気づいて、その強みを自分で信じることができれば、自信につながります。

自信がつけば、それを表現して伝えることができるはず。

そしたらきっと、今よりも毎日がずっと楽しくなると思いませんか。


#ナツミnote 【Day184】
自分の声に耳を傾けることで、自分を大切にしよう。そんなnoteを、ほぼ毎日書いています。書いたのにアップし忘れて、noteが数えてくれる連続更新記録のカウントが途切れたので、「ほぼ毎日」。たまにエッセイ。


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