人に頼みごとをするときに意識していること
人に頼みごとをするのは、得意ですか?
私は、ほんと苦手なんですよね。
頼みごとをするストレスがあるくらいなら、自分でやってしまいたくなる。
典型的に、自分で抱えてしまう悪い例です。
そんな私ですが、最近学んでいるのが「人に頼みごとをするのに、何を意識すればいいか?」。
具体的には、イベントのご登壇依頼をすることが多いです。
お相手にとって少しでもメリットとなることを意識できるか、お願いするこちらの独りよがりになってしまわないようにと考えています。
なかなか難しいし、たくさんの失敗を経て、少しずつ学んでいるところです。
現在地として、人に頼みごとをするときに意識している(したい)ことを書いていきます。
主にイベントのご登壇依頼を想定しています。
実は、いま運営しているコミュニティの3周年イベントを作っています。ありがたいことに、いろいろな方々にご登壇依頼をして、受けていただきました。その裏側を共有できればと思います。
まずは関係性を築く
何の面識もないところで、いきなり頼みごとをするよりは、まずは関係性を築きたいです。
前に読んだ本で、『サードドア』という本があります。
こちらのブログに気づきをまとめたのですが、
人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つのドアがある。ファーストドア。99%の人が並ぶ正面入り口。セカンドドア。選ばれた人だけが利用できる入り口。普通に生きていたら、この2つのドアしかないような気分になる。
でも、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に「サードドア」は必ずある。
東洋経済オンラインより
つまに、いきなり正面突破しない。
たとえば、著名人にいきなり正面突破で登壇依頼しても、こちらに潤沢な資金があれば別ですが、スルーされる可能性が高いと思います。
私の今回のケースで言うと、
・その方のSNSをフォローする
・「いいね」やコメントなど、追い続ける
・そうすると、ちょっとずつ認識してもらえる
・その方のイベントに参加する
・オンラインよりもリアルイベントが良い
・積極的に質問する
単純に好きだから、というのが前提にありますが、
1ヶ月に4回も、同じ方のリアルイベントに参加しました。
あとは、その方とつながりのある人が自分の周りにいないか? その方と接点をどこかしらで持てないか、という視点も大切です。
いきなり見ず知らずの人に頼みごとをされるのと、自分の信頼している人から紹介されるのであれば、後者のほうがOKをいただける可能性が高まります。
ちなみに著名人の方は、めちゃくちゃお忙しいので、直接ご連絡してもお返事がこないことがあります。その場合は、日程調整をしているアシスタントの方は誰なのか? も重要なポイント。
今回のケースでは、リアルイベントのときに、アシスタントの方とも名刺交換をしておいて、日程調整をしたい旨を伝えたりしました。
Whyを伝える
なぜ、その方に頼みごとをしたいのか?
なぜ、イベントにご登壇いただきたいのか?
なぜ、あなたである必要があるのか?
のWhyを伝えることが大切と思っています。
自分が頼みごとをしようとしている方って、多くの方々からいろんな頼みごとをされていることが多いと思います。
そうなると「自分じゃなくても、いいよね」ということは、なかなか気乗りしませんよね。
ご登壇依頼書に、Whyを必ず含めること。
恥ずかしいけど、ラブレターを書く感覚です。
なにか少しでもGiveできることはないか
どうしても頼みごとをするときは、独りよがりになりがちです。
自分の思いを伝えるのはいいけど、こちらのTakeが100%になってしまうと、OKをしていただける可能性は低くなってしまいます。
そこで意識したいのが、私だったら何をGiveできるのだろうか? を考えること。
本を出されている方であれば、その本を全力でおススメしたり、自分の周りで読書会をやってみたり。その本が売れるために、何をできるんだろうか?
その方がコミュニティやオンラインサロンを主宰されているのであれば、そこに参加をして、積極的に質問をしたり、交流をしたり、アンケートに答えたり、イベントに参加したり、そのコミュニティの場がちょっとでも良くなるように貢献をする。
今回ご登壇依頼した方からは、
いつもコメントありがとうございます。アンケートも回答してくださって、そこにあったコメント読みました。もう、ほんとにそういうのが、うれしいです!
とおっしゃっていただきました。
こちらが頼みごとをしたいから、打算的にやっているのではなく、単純に自分がうれしいから、やっているという感じでしょうか。
ちなみに、イベントに実際に来ていただけるとなったら、そこの場も一方的にTakeするのではなく、少しでも気づきを持ち帰っていただけたり、「来て良かった」と思ってもらえる場にしたい。来ていただくことがゴールではなく、新しい関係性のスタートとなるような。
イベントにご登壇いただいた後も、参加者の感想や感謝のコメントをカードにして送ってみたり。ひと手間かけることで、グッとお相手に伝わるものがあるかなと思っています。
ということで、いまコミュニティの3周年イベントを準備しています。明日にでもイベントページを公開できると思いますので、よろしければ遊びに来てくださいー。
※追記:イベントページを公開しました!ひとつひとつのセッションに思いを込めていますので、ぜひイベントページだけでも覗いてみてくださいー。
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