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旅人の木を発芽させるコツ

おしゃれなオブジェとしても飾られる 旅人の木
真っ青な種子も素敵だけれど
観葉植物として育ててみたいと思い
種子の発芽に挑戦しました
 
ネットにもあまり詳しい情報はなく
試行錯誤方式での栽培になりましたが
なかなかの発芽率となりましたので記録しておきます
 


先ずは青い種子を取り出します 
周りの青く覆われたものを剥がして
奥は取りにくいのですが、串のようなものでほじくり

1房でかなりの数が取れますが
発芽率は50粒植えて8粒となかなか低いため
多めに植えることをお勧めします
 
周りの青いものを剥くときは
手や指が青く染まります
気になる方はゴム手するといいかもしれません

9月に房を手に入れ、乾燥し開いていく様子を楽しみ
10月中旬に種子を取り出しました
 
取り出した種子は1日水につけておき
種まき準備は終了です
 

100均で購入のそのまま土にかえるポッドに土を入れました
土はよく分からないので、種まき用の物を使用しました
種子を1センチくらいの深さに埋めて、ポッドをそのままジップロックへ
モデムをしまっているカゴの上に置いて放置


さて、種まきは芽が出たら
ポッドごと植え替えるように、土にかえる素材を選択しました
 
そして、土は室内で発芽させることを考えて
小蝿がつきにくいもので発芽用を選びました
 
小さなポッドですが、1カ所につき4〜5粒ほどまいています
 
さて、ここで今回の難題です
他の方の栽培記録を見るとみなさん発芽用の保温器やシートを使用しています
熱帯の植物であるため、ある程度の湿度と温度のキープが必要そう
Amazonで三千円くらいで買える物もあるのですが
この為に買うのも嫌だし、置く場所を選ぶしなぁ・・・と悩みました
 
お一人の方がジップロックに入れて
炊飯器の上や冷蔵庫の上に置いて保温をと書かれていたので
我が家に常時暖かい場所はないか!!とウロウロ探し回ったところ

ありました、適正温度の場所が
 
モデムケース(として使っている通気性のいい籐の編みかご)の上
いつも熱溜まってるな〜と上の蓋を半開きにして部屋の片隅に置いていたのですが
これ、、、まさか常時適正温度では?
と蓋の上に置いてみました

それが正解だったようで、次の日にはじわりと水滴がつき
おそらくビニールハウスの室温くらいになっている様子
常時、触ると土がほっこり暖かい!という感じでした
 

1ヶ月弱で一番早いものが目を出した


2週間ほど蒸れ群れのジップロック栽培をしていたのですが
あまりの通気の悪さにカビが生えてきてしまったので
途中からプラスチックケースに入れて、上は手拭いで覆い
毎日霧吹きで水をかける作戦に変更
もちろんケースは常に、モデムケースの上
下を触るとほんのり暖かいため、ジップロックがなくとも
常に保温環境にはある様です


こちらにしたら、カビが生えることはありませんでした


長丁場になると思っていたので
毎朝起きたら霧吹きで「シュッ」
とにかく、いつも湿った状態をキープしました


たまに、栄養も混ぜてみたり
小蝿が怖いので、防虫が入っているものを吹きかけてみたり
これといって手がかからずに時間が経つこと1ヶ月
ニョキッと出てくる芽に感動
 
美しい!!日にあたってないので白っぽい
なんだが透明な感じは美しい!!
 
1つ目の芽は早かったのですが、そこからさらに3週間後に
3本が発芽
芽が出てしまうと成長が早いようで、ニョキニョキと伸びます
 

 

先発4本は植え替え〜!!

ということで、先発4本は引き抜いて
プランターに植え替えてあげることにしました
季節は11月下旬、もちろん室内に置けるように小さめのものですが
根はそれほど深くもなく、十分な大きさ
これで春まで育てられそうです

日のあたる窓際に置いてあげました
白っぽい芽も日に当たるとすぐに緑に変化します


3週間後には葉が開いてきました みんな元気!

 
水と日光がとっても大好きな植物らしく
こちらも冬ですが多めに水をやり成長を見守っています
 
 
その2週間後にさらに4本の発芽
12月6日現在で8本が発芽したことになります
さて、、、まだ40粒近くが土に埋まっているので
年越しくらいまでは、保温して様子を見てみようかと思います
あと10粒ぐらいは発芽してくれることを願って・・・

  
また芽が出るようだったら、ここに追記したいと思います


こちらは1年ものの苗です。夏場はすくすく育ちます

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