私的サウナ論
『サウナは健康に良い訳じゃない』
『整う事は医学的に身体に良くない』
知らん奴がフラッと現れて、
ついでにデカい声で説教して来てうぜえよな。
優等生キャラがメガネクイクイしながら、
「それはね、ダメなんだよね、だからエビデンスは無くて〜……」と宣う人が増えたクソな世の中に唾を吐き散らしたい今日この頃。
インターネットは変わってしまった。
特に元ツイッター現Xは、やれ車椅子がああだの、税金がどうだの、チー牛がああだの。叩かれたら被害者ムーブかまして訴訟の準備に逃げ込む人々。
常に何処かで自画像やアニメのアイコンの有象無象が無益な殴り合いに浸っている。
何もかも情報過多が故にこうなってしまったのだと思う。
全部ぶっ壊して過去に回帰すべきなのだと思う。OSはWindowsXPで充分、スマホなんぞ捨ててボーダフォンにみんなで平成に還ろう。
話がかなり逸れた。
そんな話をしたい訳じゃない。
くたばれニンゲン共。
サウナだ。
サウナは全てを解決する。
ある種、整いは臨死体験のようなものだと考えている。
快楽の最終到達点は死だ。
死は病や苦しみから解放された結果であるからこそ、天国や地獄の様な別の世界が存在すると宗教では語られるのだろう。
チベットの高僧は、瞑想をしたまま死に至るそうだ。その時臓器はしばらく腐る事なく、眠った様な状態だという。つまるところ至高の死というのは、苦しみも痛みもない状況なのではないかと推察している。
サウナはジェネリック自殺だと思っている。
バカクソ暑いサウナに入ったかと思えば、足が痺れる程の冷たい風呂に入る。そしてまたサウナに入ってゆく。これを自殺行為としないで何になるのか。
ヒートショックのリスクなんて関係無い。
スクラップアンドビルド。
破壊なくして創造はなし。
サウナ、水風呂の繰り返しにより人はまた再構築される。
ただ、水だけはたらふく飲め。
水を飲まなければ苦行なだけだ。
そして、サウナ室にいる者達に敬意を表す事も忘れてはならない。
熱波師や清掃のスタッフ、同じく裸体で熱さに向き合う者達。
サウナ室含め、温浴施設は多くの人の見えぬ努力や人対人の配慮で成り立っている。
それを忘れる事なくサウナ室に入場せよ。
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