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【日記】大切なもの

こんにちは。
なつのよです。

先日、実家にいたときのこと。

食器棚から、
ふだんあまり使わない
食器を取り出そうとして、
ふと手が止まりました。

そこにあったのは、
おそらく中学校時代に
美術の時間に作った
木彫の作品。

そういえば、
ここに保存してあったなあと
ひさしぶりに
しみじみ見ました。

たぶん、
先日のマンガでかいた
この先生が担当だったときの
作品だったはず。

つくったときのことは
よく覚えています。

鎌倉彫の技法を習い、
何度も何度も、
立体的に見えるように
彫りを繰り返したら、
穴が空いてしまったこと。笑

その後の、
先生の処置の素早さに
感動したこと。

彫りが活きるように、
何度も何度も
塗りを重ねたこと。

技術的には、決して
特出して高いものが
あったわけではないと思うのですが、
自分でもお気に入りですし、
家族も賞賛してくれたことを
覚えています。

あれから長い月日が経ちましたが、
今でも大切な作品です。

あのときも感じたことだと
思うのですが、
自分が「いいな」と感じた思いは
他の誰かにも必ず伝わるのですね。

そして、それがさらに
長く続くものであるということも
実感した今回のできごとでした。

私にとって大切なものは、
私以外の人にとっても
大切なものであり続ける。

私のマンガは
そんな存在に
なれているのだろうか?
なれるのだろうか?

そんなことも感じました。


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