Natsuyasumi

梅雨が明けるまでの公開日記。 社会人10日間の夏休みで想ったことや感じたことを書いてい…

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梅雨が明けるまでの公開日記。 社会人10日間の夏休みで想ったことや感じたことを書いています。生産性のない文章。

最近の記事

Last Day | 私は私が、どんな顔をしているのかなんて、知らない。目の前の人がどんな表情をしているのか、それが私の立ち振る舞いの鏡になる。

夏休み最終日。 特別なことが重なり過ぎて、うまく文章が書けなかった。 少しずつ、パソコンを開き、 仕事をしつつまだ頭がフル回転していないなあ何て思う。 思えば東京に戻って来てから、私は常に誰かと一緒に居た。 朝はホットケーキを焼いたりなんてしてみたり、 お財布と、キーケースを新調し 人に会い、コーヒーを飲んで それだけでなんだか人生もう 大丈夫かなと思えたりもした。 ここ数日間で、人と話している時、 私は目の前の相手が楽しんでいるのか 真面目な顔をしているのか 楽し

    • Day Nine | やりたい事、叶えたいことの半分くらい、の生温さが保たれてしまうTask listの中身を書きかえる

      夏休み9日目。 夏休みもそろそろ終わる。 終盤、何をしたいのかを考えていた時に 思い立ったのは“普段お世話になっている人に会いたい” ということだった。 「どうしたんですか」 当日の朝にいきなり連絡をしたので 花の茎を手際よく切り、笑いながら 話しかけてくれた。 アンティークの椅子に座りながら 「夏休みの最後に会いたくなって」 と、正直に話してみた。 普段、仕事の現場でしか合わないパートナーのお花屋さん。 実は私がお店を訪ねるのは初めてだった。 これから一緒

      • Day Eight | 誰かの言葉ではなくて、私の言葉でちゃんと、表現しなくてはいけない場面が世界にはたくさんあり過ぎる。

        夏休み8日目。 九州最終日。 こんなに毎日noteを更新したのは初めてで たったこの数日だけれども よく三日坊主にならなかったなあと 空港で今までのnoteを見返していた。 これが書き終わったら 忙しさに忘却されて いつも通りにnoteをあまり更新せず 思った時に、思ったことだけ話すようになるんだなあ。 なんて少し悲しくなった。 「なんで、あなたに見送られているの笑」 一足早くに、彼が東京へ 出張で旅立って行った。 私もこの後、東京へ戻る。 一人になった。 到着が

        • Day Seven | 仕事には期限があるから頑張れるけれども、期限のない人間関係を私は一体何をモチベーションにしているんだろう

          夏休み7日目。 お茶というキーワードだけ聞いていたので、始めお花屋さんに来たのかと少し驚いた。 2人は久しぶりだねと話しながら、 お店の奥に入って行く。 上を見上げたら、ドライフラワーが 吊り上げられていて、その空間に入るだけでワクワクした。 奥に扉があって そこにはカウンターと椅子が並んでいる。 話しながら手際よく、オボンを並べてくれた。 お茶を淹れるという行為に対して知識が乏しい私は、熱々のお湯が出てくるかと思い 注がれているお湯の湯気がそんなに立っていないこ

        Last Day | 私は私が、どんな顔をしているのかなんて、知らない。目の前の人がどんな表情をしているのか、それが私の立ち振る舞いの鏡になる。

        • Day Nine | やりたい事、叶えたいことの半分くらい、の生温さが保たれてしまうTask listの中身を書きかえる

        • Day Eight | 誰かの言葉ではなくて、私の言葉でちゃんと、表現しなくてはいけない場面が世界にはたくさんあり過ぎる。

        • Day Seven | 仕事には期限があるから頑張れるけれども、期限のない人間関係を私は一体何をモチベーションにしているんだろう

          番外編 | 好きな音楽を聴き合いながら、ただ楽しかった50分間のドライブの話。

          夏休み、番外編。 45分間のドライブをした。 正確に計測をした訳ではないが、 彼が目的地まで45分かかると話していたので きっとそうなのだと思う。 台風がきっと色んなものを連れ去ってくれた。 曇り空を見せていた早朝とは違い、 梅雨明けを予感させる 綺麗な空が広がっている。 目的地は明確にあったので 少し時間を気にしながら BGM担当をしながら隣に座っていた。 九州にいる夏休み期間、結局、毎日彼の運転する車に乗っていたが、 一通り手持ちのCDを流し終えると、 リクエ

          番外編 | 好きな音楽を聴き合いながら、ただ楽しかった50分間のドライブの話。

          Day Six | 一瞬の美しさは実は、日常にありふれている。ちゃんと気付いてあげられるだけの洞察力を私は私に付けてあげたい

          夏休み6日目。 朝から散歩に出かけた。 家の前の石の階段を登る。 振り返れば、私の登ってきた階段を、洗濯物を抱えながら下ってゆく人がいた。 港へ向かう。 私の知らない誰かに忘れられてしまった者たち。 橋を渡って 猫と出会う。 どこかに行けることを待ちわびている者がいて 例えば、閉ざされてしまったかもしれない者もいる。 向かう側の景色を私はまだ知らない。 心地良いくらいに、揺れる者たち。 ここまできて私はどこまで歩いてきたのか 分からなくなってしまった

          Day Six | 一瞬の美しさは実は、日常にありふれている。ちゃんと気付いてあげられるだけの洞察力を私は私に付けてあげたい

          Day Five | 想い出、足を運んだ自分自身が“好きな場所”を勝手に“居場所”にした

          私には沢山の好きな場所がある。 それは都内にも、地元にも。 本当に沢山ある。 好きにも種類が沢山あるかもしれないが、 “好きで、そして居心地の良い場所”と言われたら どんな場所が出てくるだろうか。 私が真っ先に浮かぶのが 大学時代を過ごしたアトリエだったり もう無くなってしまった行きつけの喫茶店だっり 見えない先に不安になりながら勉強をしていたあのラウンジだったり お弁当を広げて寝そべった芝生や 誰かと一緒に行った美術館だったりする。 今日は図書館は行った。 車

          Day Five | 想い出、足を運んだ自分自身が“好きな場所”を勝手に“居場所”にした

          Day Four | あなたがどんなに素敵な人と、言葉と、出逢っても、私には私にしか出会えないものがある。優劣なんか、無い。

          夏休み4日目。 まるで挑戦状のようなタイトルになってしまった。 誰かに当てたメッセージな訳でも無いが、 沢山の人に会うと、時に知らない誰かと比較してしまうことが私にはあった。 悪いクセだ。 この人だったらどうだったんだろう このタイミングだったら なんの話しをしたら けれどもそんなのは全く意味が無くて そんなこと考える時間があるならば 目の前にいる人とちゃんと向き合った方が よほど有意義になるはずなのだ。 自分の中で考え着くことが、 全てでは無いことをちゃんと私は知

          Day Four | あなたがどんなに素敵な人と、言葉と、出逢っても、私には私にしか出会えないものがある。優劣なんか、無い。

          Day Three | Wish Listに書き込むより前に、最初の一歩の行動をどれだけ早く起こせるか

          夏休み3日目。 携帯電話が鳴り出したので、朝の6時に起きた。 朝から「好きなパン屋さんに行こう」 と地元で人気だというパン屋さんに連れて行ってもらった。 台風って言っていたけれども 雨は全然降っていなくて 「やっぱり私は晴れ女だなあ」と 車の中で、おどけていた。 見た目のクオリティが高い という理由だけで買った“パンダパン”。中に沢山クリームが入っていて、そして外側は少しサクサクしていて、生地もふわっとしていてとても美味しかった。 昨日夜中の3時まで(というよりも今

          Day Three | Wish Listに書き込むより前に、最初の一歩の行動をどれだけ早く起こせるか

          Day Two | “笑う”という影響力って、周りをちゃんと巻き込んでくれる

          夏休み2日目。 台風が来ることを知って、飛行機の便を1日早めた。 点検や色々な影響により飛行機は 2時間遅れて出発する。 待ち時間の間、ひたすらに文章を書き留めていた。 向かう場所は九州。 泊まる場所は、上京してから出会った 4つ歳の離れた先輩の一軒家。 数日前、旅の期間の天気予報を、電話ごしに2人でチェックをした。見事なまでに並んだ傘マークと上がり続ける降水確率。 彼は私よりも台風や雨で気候が悪いことを 残念がって「晴れないからなあ」なんて何度も呟いていて、 その

          Day Two | “笑う”という影響力って、周りをちゃんと巻き込んでくれる

          Day One | “帰りたいのに、帰って見ればそこは自分の居場所ではないことに気づく”いつかの彼女の言葉に息をのむ。

          夏休み1日目。 塩田千春展:魂がふるえる | 森美術館 - MORI ART MUSEUMを見て来た。 これは旅の出発前にどうしても見ておきたかった展覧会だった。 私が初めて彼女の作品を見たのは、まだ学生の頃 愛知で見た「蜘蛛の糸」展。 今回の展示のフライヤーを数ヶ月前に発見した瞬間、“糸”という素材でこれだけのインパクトと、アイデンティティを出せるなんてと絶句した。 数日前、クリスチャン・ボルタンスキー展を見ただけでお腹がいっぱいになってしまった私は展示を見られるこ

          Day One | “帰りたいのに、帰って見ればそこは自分の居場所ではないことに気づく”いつかの彼女の言葉に息をのむ。

          大人の私の夏休み、開始。自分の手の届く範囲から“やりたい”を叶えられる、私でありたいと思った

          3ヶ月前から、夏休みを計画していた。 社会人になってから、 初めての夏休みを取る。 去年の夏も、その前の夏も 欲張りかもしれないが、夏が始まってから 夏を楽しんで無い!だなんて言い出したものだなら、今年は私がやりたいことをやってあげようと 自分を休ませることが苦手な私が、 珍しく自身にご褒美を許した。 旅のきっかけというのはきっと後から付いてくる口実だから、なんでもよくて 目的なんて本当は無い方が楽しいのかもしれないけれど。 新しいノートを買うために 書店を巡っていた

          大人の私の夏休み、開始。自分の手の届く範囲から“やりたい”を叶えられる、私でありたいと思った