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【感想】BPLS3 各チーム振り返り 【GAME PANIC編】

 こんにちは。4か月に渡りさまざまなドラマを生んだBPLS3が終わってしまいました。しかしSDVX部門の開催が告知されており、いまかいまかと楽しみにしています。
 今回は昨シーズン以上に安定感とパワーに磨きをかけたゲームパニックについて語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。



世界に轟く稲妻の闘士
GAME PANIC

戦績

Regular Stage  Wリーグ3位 勝ち点9[3勝0分4敗]43pt
Quarter-Final Stage 2勝3分 14pt
Semir-Final Stage 3勝2敗 10pt

チームへのコメント

 昨シーズンまで活躍していた54GAYA選手と#MA3#選手の退団を受け、新たに2人のメンバーを迎えることとなりましたが、出来上がったチームがとんでもない編成になってしまいました。
①低難易度から高難易度まで、どんなジャンルでも容赦なく光らせるIIDXアイドルMIKAMO選手
②低~中難易度は無敵の精度を誇り、常に安定してヤバいスコアを出し続けるPEACE選手
③関西最強の鍵盤力を持ち、無限の体力で数々の破壊的なスコアを叩き出すTAKA.S選手
④全方向に隙が無く強さを誇り、常に安定感を出して着実にポイントを持ち帰る必殺仕事人FRIP選手

 ただでさえ強力だったMIKAMO選手・PEACE選手の鉄壁コンビに加え、大会経験豊富で高難易度鍵盤譜面を得意とするTAKA.S選手勝負強さ抜群のFRIP選手を加えたことで、全方向に隙のないチームとなってしまいました。
 レギュラーステージでは3勝3敗でWリーグ3位となりましたが、勝つときは大きく勝つスタイルで猛威を振るい、獲得ポイントは全チーム最多の44ptと大きな爆発力を見せつけました。圧倒的な破壊力でクォーターファイナルではスーパーノバを押さえつけ、セミファイナルではラウンドワンにあと一歩まで迫るといった暴れっぷりにはファンを驚かせることになったと思います。
 毎年着実に成績を上げており、ファイナルの舞台まであと一歩まで迫った今シーズンは嬉しい反面悔しさもあったと思います。来シーズンこそファイナルの舞台でファンを魅了し、栄冠を勝ち取って欲しいです。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。

SHINING IIDX IDOL
MIKAMO(みかも)

出場回数
レギュラーシーズン 5回(2勝3分 先鋒1 中堅3 大将1)
決勝トーナメント 2回 (1分1敗 中堅 大将)
獲得pt
レギュラーシーズン 14pt
決勝トーナメント 2pt

 全難易度帯・全ジャンルで高すぎる精度を誇る選手です。今シーズンもジャンル・ポジション問わず猛威を振るいました。精度系からスクラッチやソフランまで多種多様な譜面を選択してきましたが、なかでも元々強かったズレ系の精度が光っており、Really LoveやVermilionでは大きく勝利する結果を残しました。一方で打打打打打打打打打打やm1dy Deluxeといった縦連・軸譜面を苦手としているところは今後の課題になるのかなと感じさせました。
 とはいえ圧巻の精度と守備範囲の広さでゲーパニのエースらしい活躍を見せつけたMIKAMO選手。この先も多種多様な武器と迷言と珍企画でIIDX界を明るく照らしていくでしょう。

2STEP育ち
PEACE(ピース)

出場回数
レギュラーシーズン 5回(5勝 先鋒2 中堅1 大将2)
決勝トーナメント 4回 (4勝 次鋒2 副将2 ストラテジー使用1)
獲得pt
レギュラーシーズン 20pt
決勝トーナメント 16pt

 毎シーズン大暴れのPEACE選手、Lv11以下においては世界最強クラスの精度を持ち、さらに長年の大会経験に裏付けられた確かな勝負強さを持つとんでもない選手です。今シーズンも開幕から接戦を制するわ自己ベストを出すわで大暴れ。さらにはセミファイナルの次鋒戦では、自選のFrom Time To Timeで歴代記録を叩き出すなどもはややりたい放題の数々。振り返ってみれば今シーズン唯一の全戦2タテを達成してしまっていました。
 ただでさえ低難易度では敵なしクラスの強さにも拘らず毎年結果を残してしまうPEACE選手。打ち立ててしまった無敗記録はまだまだ止まりそうにないと思います。きっと来シーズンは前人未到の2シーズン連続無敗記録を魅せてくれるでしょう。

その名は「たかし」
TAKA.S(たかす)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(1勝1分2敗 先鋒1 大将3 ストラテジー使用1 被弾1)
決勝トーナメント 2回 (1分1敗 中堅 大将 ストラテジー被弾2)
獲得pt
レギュラーシーズン 9pt
決勝トーナメント 3pt

 数多くの大会で実績を残してきた西日本屈指の鍵盤力を持つ超火力プレーヤーがついにBPL参戦となりました。ゲームパニックの前シーズンまでの課題であった高難易度鍵盤譜面を担当する役割を担うのにぴったりの人材であり、実際に起用も大将Lv12で3連投となりました。
 しかしBPLでは苦難の連続となりました。唯一の先鋒戦出場となった開幕のラウンドワン戦はNAGACH選手に2タテされ、シルクハット戦では得意ではないSOF-LANでSEIRYU選手に2タテを受けるなど非常に苦しい立ち上がりでしたが、レジャーランド戦でストラテジーを受けたうえでG*選手からポイントを勝ち取ると本領発揮。続くラウンドワン戦ではI6VV選手のra'amを1点差でカウンターし、Mare NectarisでAAAを出すといった大爆発を見せました。振り返ると合計3回もストラテジーカードを受ける厳しい戦いながら、要所で確実に爆発力を見せてチームに確実に貢献してきました。
 この超火力からもたらされるダイナミックなプレーと顔芸は、この先もBPLを始めあらゆる場面で見られることを期待しています。

TRICKSTAR
FRIP(ふりっぷ)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(1分3敗 先鋒2 中堅2 ストラテジー使用1)
決勝トーナメント 2回 (1勝1分 先鋒2)
獲得pt
レギュラーシーズン 1pt
決勝トーナメント 3pt

 昨シーズンまではスーパーノバの仕事人として着実に結果を残してきた選手です。守備範囲の広さと相手を確実に刺し切る独自性の高い武器を多数揃えているのが特徴で、選曲が非常に読みづらいと感じさせます。
 ただ今シーズンはレジャーランドでU76NER選手に引き分けて以降は、LICHT選手を2回、そして1-PIN選手を当てられる厳しい戦いとなり獲得ポイントはわずか1点にとどまってしまいました。ですがクォーターファイナルではTAKWAN選手相手に引き分け、セミファイナルではNAGACH選手に勝利を飾ってチームの勢いをつけることに成功しました。
 苦しい試合が続いても確実に活躍しチームに流れを作る仕事人っぷりは今季も健在。今後もこの安定感でチームやBPLを支えていってほしいです。

チームへの総評

 ドラフト会議によるメンバー入れ替えにより、今まで以上に全方向にバランスの良いチーム編成となり、多くのファンが優勝を期待したと思います。レギュラーステージでは勝つべき試合で大きく勝って着実にポイントを稼ぎ決勝トーナメントでもそのパワーを存分に発揮しました。
 ラウンドワンにあと一歩届かずセミファイナル敗退となりましたが、そこは毎年着実に成績を上げているゲーパニ。来年は今まで以上にファンを魅了させるプレーと結果を出すことでしょう。

最後に

 元々チームメンバーの仲の良さに定評があったゲーパニですが、新たに加わったメンバー2人やアドバイザーも一瞬でチームの輪に取り込むほど雰囲気の良いチームだと感じました。
 振り返り配信では試合中の心境を真面目に語ったり、謎の迷言や顔芸が飛び交う楽しい雰囲気が見られます。またX(Twitter)もチームの仲の良さが伺える内容なので、是非ご覧ください。

がんばります