ささくれ大名行列

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某広告屋さんにて編集兼ライター こちらはほぼ壁打ちのお勉強感覚でやっているのでアドバイス等もらえたら嬉しいです お仕事の依頼→unkdmgr@gmail.com

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元芸人による、金属バット出待ち問題への考察

漫才コンビ「金属バット」の坊主の方でお馴染み小林氏がおかんむりだ。 また金属バットの話題。私はどれだけ金属バットが大好きなのかという話だが、普通に「普通に好き」である。ネタもトークも面白いし、2人とも優しい。文句もないし、思い入れも逆にない。夫の知り合いではあるため「売れててスゲー」とかは思うが、私が三度のメシより好きなのはむしろ彼らを「金属ちゃん」とか呼ばうビレバン系イケイケサブカルガールのほうである。彼女達のSNSなどを眺めるに、大阪なら天王寺・東京なら高円寺の土をすく

    • スカートの中の戦争

      見慣れた自分の家がまるで知らない建物みたいに見えて、その屋根が影を落とすところまで足を踏み入れるのにすこしためらった。 水色のリボンのついた新しいワンピースを身にまとったあたしはまるで別の女の子みたい。お姫様ができたわよとお店のママさんがにやにやしながらつけてくれたイヤリングが耳元をくすぐるみたいに揺れて、すこし大きすぎるそれに両側からやさしく引っ張られてるみたいでぼんやり頭が重かった。 身ひとつで自宅のアパートを引き摺り出されて以来ずっとお店で寝泊まりしていたあたしには鞄な

      • くれよ根性焼き

        つい今しがた、亭主より 「お前は俺とお前の共通の知り合いからは『名前を言ってはいけないあの人』扱いされている」 とカムアウトを受けた。 ショックである。 まず私はハリーポッターについて「マルフォイ役の人のルックスが一時期劣化したものの、成人後再度イケメンに変貌した神木隆之介現象」とかの情報しかないため、該当キャラクターがどういった立ち位置なのかも特に把握していない。だがニュアンスとして「嫌われており引かれておりお触り禁止案件」という雰囲気だけはしっかり伝わってきて、私はそ

        • テレ東版・『沈黙のアリバイ・モノクロームの反転』森隆弘は高嶺の花子さん

          私はサスペンスドラマを観ない。 君はロックを聴かないみてぇな感じの導入部分だが、ロックも聴かないしサスペンスドラマどころかまずテレビをそんな観ない。何を観ているというとヒカキンだ。テレビを観ながら飯を食う家庭は少なくないと思うが、我が家では水ダウもアメトークも流れない代わりにブンブンハローユーチューブが鳴り止まないっのである。アラサー夫婦の家庭とは思えないが「自分のことをブスではないと思っている女芸人がブスを売りにしている女芸人(ルックス差はさほど無し)に説教をかますテレビ

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        • 飛ぶ元女芸人、跡を濁す
          9本

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          ホストと客の関係で学ぶ、FODオリジナルドラマ『GHOSTTOWN』(ネタバレ)

          今回は、私が色んな意味で「アツい」と感じたサスペンスドラマについて紹介させていただきたい。 フジテレビオンデマンド限定配信『GHOSTTOWN』。30分が7話と比較的コンパクトな作りではあるが、ドラマというもの自体にあまり関心のない私がラストまで一気見をかましてしまった人生初の作品である。 この物語は、とある大学(おそらく偏差値は53とかな気がする)の地質学部ゼミのメンバーが、3日後にダムに沈むという樹海に、存在するかどうかもわかんねえお宝を見つけに行くというウッカリを犯

          ホストと客の関係で学ぶ、FODオリジナルドラマ『GHOSTTOWN』(ネタバレ)

          映画『ビジランテ』全リョナラー大歓喜で全裸起立

          テイルズ・オブ・ジ・アビスというRPGゲームをご存知だろうか。「生まれた意味を知るRPG」なるサブタイトルが付いていたが、当作『ビジランテ』、「生まれた意味などないことを知るRPG(最悪のバッドエンドルート)」であり、こんなヤバイ作品をこの年になって拝見させていただくとは思わなかった。 当作品は2017年リリース・入江悠監督作品、大森南朋・数木浩介・桐谷健太のトリプル主演であり、幼少期に地元の名士である父にえぐい虐待を受けていた三兄弟が長じて繰り広げられる人間模様を描きたい

          映画『ビジランテ』全リョナラー大歓喜で全裸起立

          一言日記

          1月某日 毎日中村珍先生の漫画を読んで酒を飲んでいる。 1月某日 嫌いな女がアーティスト活動をしぶとく続けている。相変わらず歌い方の癖が強いんじゃとノブになってしまう。大森靖子というポテトフライにマヨネーズとケチャップを各々1本分ぶちまけたような歌声。顔は摂食障害を患った道重みたいな感じ。新興宗教を立ち上げるといいと思う。 1月某日 男芸人が差し入れでもらったマカロンは全て同棲している彼女の胃の中だ。時々「嫁と食ってくれ」といって亭主に差し入れをくれる女性がいるが、

          こうの史代『夕凪の街、桜の園』のパロディ

          ドームに物言いしてだめにした人たち 嬉しい? 「やった!またパワハラ野郎に一泡吹かせた!」 ってちゃんと思ってくれてる?

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          『るろうに剣心』斎藤一×相楽左之助はかなりヤバいカップリング

          「創作物のキャラクター(または三次元のタレントなど)がホモセックスをしているところを妄想しないと生きていけない人間」というのが一定数存在しており、それがいわゆるところの「腐女子」であるが、私はこの部類にカテゴライズされる人間である。しかもそろそろアラフォーに差し掛かる年齢であり既婚であるにもかかわらず、何かしらのジャンルのホモセックスを妄想していないと本当に生きていけない。どのくらい生きていけないかというと、何のジャンルにも「沼」っていない時期は人生がつまらなすぎてメンタルク

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          機動戦士Zガンダム シロッコ×ヤザンエロ小説

          今年は機動戦士Zガンダムの35周年記念ですね。私はこの作品というかこの作品のヤザンゲーブルというキャラに並々ならぬ思い入れがあり、学生の時に何冊か同人小説を出しました。今回は35周年のお祝いということで恩を仇で返す形でUPしようと思います。完全にトチくるっています。ごめんなさい。約8万文字あります。幸せだったな。私。これを機会にヤザンゲーブルの「シコみ」を感じていただければ幸いです。 はじまり♡ タイトル『スキモノズキ』 ◆◆◆ Ⅰ 得体の知れぬ男だと思っていた。

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          大阪は粉もん食うところ

          私は非常に根に持つタイプである。 どのくらい根に持つかというと、中学生のときに調子こいて机を蹴飛ばしてきた「竹藪の中のバラック小屋に住んでいる父子家庭の小山君」に未だに「てめえの家に藪ごと火つけんぞ」と思っているくらい執念深い人間だ。 ところで昨今、オッサンのナンパに対しJKがキモいとリアクションしたところ、オッサンが逆切れしJKに暴行を振るうというエグすぎること極まりない事件が起きた。その理不尽さたるやレッドアリーマーの如しである。 この事件をきっかけに、SNS上で性被

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          怖い人

          自分のわからないものがわからない人が怖い。 夫はお笑い芸人をやっている。いわゆる「シュール」「世界観系」と受け止められソッチ方面で評価を受けている節がある。しかし夫はネタ作りの勉強にと毎晩中川家や志村けんのコントを観ているのだ。M-1グランプリ初代チャンピオンのメソッドを必死にネタの中に入れ込んでいる。彼の中には彼の理屈がある。だが残念ながら表現者に回った時それを理解してもらえる確率はあまり高くない。 私は伊集院光さんの深夜の馬鹿力が好きなのだが特に大好きなエピソードが以

          カキタレの話その2

          「お笑い芸人のセフレまたはそれ以下のセックス要員」カキタレ女の話第二段だ。 個人的にカキタレとなって名誉を得る対象は「金属ちゃん」「日本クレール」くらいまでだろうか。それ以下はまあ淋病予備軍と言って差し支えない。ごめんなさい。ただ、友保さんレベルになると一定以上のルックスが必要な気がする。あ、原色のインナーカラーぶちこんでライブTを一張羅にしている女、おまえのことではない。 余談だが日クレのりごさんはセックスがうまそうだ。 とはいえ小生、地下芸人がファンの女の子と寝た話は

          カキタレの話その2

          お笑い芸人の『神対応』という概念

          お笑い芸人の「神対応」について、Twitterで意見を述べたら当社比でツイートが伸びてしまった。とはいえ、60件強のふぁぼだけれど。 @sabetsudaisuki 元々、お笑い芸人に関して使われる「神対応」という概念に疑問があった。それを言語化するきっかけは、とある女芸人コンビの方々が引退宣言をする際に「神対応とは程遠い私たちでしたが」と引退コメントを記述していたことによる。と思う。(お話すらしたことのない芸人さんなので、勝手に話題にして申し訳ない) 「神対応」が、フ

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          女芸人ラムズ「石田麻由香」と初めて対話した話

          以前、若手女芸人コンビ「ラムズ」風間春菜の世間離れしたヤバさについて執筆させていただいたが、この度このコンビ、ラムズと私で3人で箱根に日帰り旅行に行くという経験をした。 実は相方の石田麻由香氏とはライブでひとことふたこと話す程度、お互い人見知り(本人談)ということもあり接触が少なかったため、長時間の会話をするのは今回がほぼ初めてということになる。 そのような希薄な間柄で「箱根の日帰り温泉」というイベントを行った上「風呂で生乳を揉む」等の行為に至ったのはなかなかのハードルの高さ

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          加藤紗里の妊娠発表によせて今更

          タレント(便宜上この表現が便利なのでこう表現する)の「加藤紗里」嬢が、結婚直後に配偶者に1億円貢がせて旦那の会社の経営が傾きスピード離婚、更には妊娠が発覚して養育費を請求。更に自身のyoutubeで謝罪と、SNS利用者にとってはこの上ない酒のアテを提供してくださっている。 考えなしにホイホイ女に貢いだ挙句、ポケットマネーどころか自社の経営をも危うくする男の頭の悪さにあまり言及されていないのが不思議なところだが、加藤紗里の妊娠発覚において、本人のファーストリアクションが「やっ

          加藤紗里の妊娠発表によせて今更