転ぶ痛みは転んでみないとわからない
「失敗は成功のもと」
「挑戦しないことが一番の失敗」
こんな言葉が苦手だった。
だって失敗したら痛いし恥ずかしいばかりで、ちっともいいことなんてないのに。失敗するくらいなら何もしないほうが絶対いい。ずっとそう思っていた。
今月の始めに「noteを週に一回投稿!」を堂々と宣言した次の週には挫折した。あんなに嫌で嫌で避けていた失敗を早速やらかしてしまった。
悔しかったし、恥ずかしい。自分で言ったことも守れないなんてみっともない。そう思ったけど、落ち込みすぎて身動きが取れなくなる、なんてことにはならなかった。
失敗って想像してたより恐くない、のかもしれない。
転んだらどうしようって不安から、尻もちで腰を痛めて立てなくなったら……さらに骨折して全治数ヶ月なんてことになったら……なんて想像の痛みはどんどん大きくなっていく。でも実際は、絆創膏一枚ですんじゃった、みたいな。
な〜んだ、失敗してもちょっと痛いくらいで平気じゃん。そう思えたらなんだか気持ちが軽くなった。
失敗してしまったけど、週に一回のペースが今の自分には合っていないだけ。次はもっとハードルを低くして、達成しやすい目標を見つければいい。そんな風に自然と考えられるようになった。
失敗はダメなことじゃなくて「失敗した経験プラス1」になるだけ。
経験しないとわからないって、こういうことなんだなあ。
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