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今更ながら、自己紹介...

今更ながら、自己紹介をしたい気分になりました。

noteをしている方の間では、自己紹介はページのトップにくる固定された記事になっていて、最初に皆さんが読む記事となることが普通ですよね。

でも今までは、自分がすでに知っている自分を他の人に伝える形式で自己紹介をすることに、私自身あまり興味が湧きませんでした。

私がここで書きたいことは、自分が楽しいこと、興味があること、深めたいことだけなんです。だから、今まで自己紹介の記事は書いていませんでした。

最近、八木仁平さんが書いた「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方 ー 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド」という本を読みました。

そこで、「この本で使われている質問を使って自己紹介をしたら、面白いんじゃないか」というひらめきがありました。

この本に沿っての自己紹介なら、「自分がすでに知っている自分」とか「他の人にアピールしたい自分の部分」ではなくて、「自分が知らなかった自分」とか「自分の本質」に繋がれるような気がしたんです。

この15つの質問は、3つの分野(①価値観 ②才能 ③情熱)に分かれていて、それぞれ5つずつあります。分野ごとの最後に、共通する3つのキーワードを取り上げてまとめていきます。


価値観

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質問1: 尊敬する人は?

たくさんいますが、ここでは2人だけあげておきます!つまずきながらも、自分をしっかり持っていて、強く優しく生きている女性に惹かれます。

日本人よりも海外の人の方が多いタイプだと思います。日本ではあまり有名ではない2人ですが、今私の中ではトップ2に挙げられます。

シェファリ・ツァベリさん ー インド出身でニューヨーク在住の心理学者。彼女の「The Conscious Parent」という子育てに関するベストセラーが有名ですが、彼女の良さを知るには本よりも講演が良いです。

英語だけですが、Youtubeでもたくさん見れます。彼女の言葉にはパワーがあって、聞くたびにグサリと刺さってきます。私が子育てに困っている時に、彼女の言葉は何度私を救ったことか…

オぺラ・ウインフリーが、「今まで聞いた中で一番!」と太鼓判を押したことで、彼女は全米だけではなく、世界的にも有名になりました。

特に私が彼女を尊敬するところは、とっても博識でスピーチも上手なのに、学者ぶっていなくて、自然体で自分のミスなども正直に話してくれるところですね。

幼い頃から自分なりの考えを持っていた彼女はインドでの生活に適応するのが大変だったと聞きます。

21歳になってから、自分の意思でインドからアメリカに来た彼女と自分を重ね合わせて、似たような境遇を持っていることに共感を感じたというのも大きいと思います。

エリザベス・ギルバートさん ー 「食べて、祈って、恋をして」の世界的ベストセラーで一躍有名になった作家。

自分の苦しみや葛藤などを隠さずにオープンに本に書いてきたところや、常に自分と向き合って正直に生きているところが好きです。

結婚を続けて母になることよりも、作家としての夢を諦めたくなくて、鬱になるほど葛藤した末、離婚してしまったところとか、順調にいっていた仕事を休んで、1年の自分探しの旅に出たところとか、その旅の途中で出会ったブラジル人と2度目の結婚をして幸せに暮らしていたけれど、親友がガンになった途端、自分がバイセクシャルだと気づいて彼女を看病するため離婚してしまったところとか、波乱万丈な人生を送っているところに勇気やパワーをもらいます。

私もそんなにドラマチックではないけれど色々ありました。そんな時に彼女がいつも自分の心に従って生きていることを思い出して、私もそんな選択をしてきました。

質問2: 思春期に大きな影響をもたらした経験は?

やっぱりアメリカに行ったことです。その前までは、日本の社会ではどこかで自分らしくなれないような閉塞感をいつも感じながら生きてきた気がします。

スーツケースに夢や希望をつめこんで、アメリカに飛び立ってからは、少しずつ自分というアイデンティティが確立できた感じがしました。とは言っても、英語もうまくできなかったし、毎日が失敗だらけで、全てがスムーズに上手くいっていた訳では全然なかったです。

アメリカは自己責任を求められる厳しい社会だけれど、それと共に自分がどう生きたいかに従って行動していく選択や自由があったと思います。

私には、そういう環境があっていたんですね。今考えると、大変でも自分らしく生きる方を自分で選択したということが、少しずつ自信となっていったと思います。

質問3: 今の社会に足りないものは?

私が小さい頃の日本は「出る杭は打たれる」とか「みんな同じの方が良い」という風潮があって、普通とは違ったあり方は懸念される傾向があった気がします。

最近は少しずつ変わってきているようですが、もっと色んな価値観を持った人々が尊重しあって共存できる社会になるといいなと思います。

まだまだ日本の社会はまだまだ男性中心的で閉鎖的な気がします。そんな中で女性が自由に生きることが難しいかなと感じます。

女性が自分が望むライフスタイルの選択をしながら、引目なしに生涯シングルで仕事をバリバリしたり、そんなに無理をしなくても子育てをしながら仕事も続けられたり、同性婚したり、結婚していなくても子どもだけを産んだりできるような多様性を受け入れられる社会になれば良いなと思います。

質問4: 「私は何を大切にしてそう?」と周囲の人に聞く

「勇気を持って挑戦すること」

「自由」

「自分の価値観を貫く強さ」

「優しさや愛」

「家族」

「楽しくポジティブでいること」。

質問5: 他人に助言する時に伝えたいことは?

「こうするべき」というアドバイスは特にないです!ルールやアドバイスは、私も苦手です。

自由が好きです。1人1人間違いながら迷いながら、学び成長していくのが人間だと思います。

自分が楽しんで生きていれば、その姿がどんな言葉よりもアドバイスになると思っています。

この5つの質問からまとめられる私の3つの価値観は、「自分らしく」「自由」「挑戦」となります。


才能

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質問1: 一番充実していた体験は?

「充実していた経験」と聞かれて最初に思い浮かんだのは、他の人に認められたような華々しい経験でした。

25歳の時、チャリティイベントで学校に寄付金を集めるために、100人ぐらいのビジネスや政治など各界のお偉いさんが揃ったホテル会場のステージ上でデモレッスンをする役に抜擢されました。

緊張して実際にレッスンがどんな風にいったのか感じる余裕はなかったけれど、後から「良かったね!」などのお褒めの言葉をいただいてホッとしたことを覚えています。

小学校の学芸会でさえ、ちっちゃな役しかやったことがなかったあまり目立たなかった私が、教師としては抜擢されることが多くなって、自信となりはじめました。

でも、よく考えてみると、輝かしく何事も順調な時ではなく、パッと見たら困難に見えることが起きている時ほど自分が成長していて、充実していることの方が多いと思います。

ベテランとして自信満々に働いていた学校に新しい校長が来て、全てが変わりました。

彼女は、私のことをあまりよく思っていないようで、とても厳しい評価をされ始めたんです。

今までは、ステージに立ったり、ワークショップのリーダーとなったり、学校のリーダー格として働いてきたのに、そんなチャンスもなくなり、私と仲良くしていた他の同僚の教師も他の学校に移されたり、早めの定年になったりして、すっかり自信をなくしてしまいました。

私がどんなに頑張っても、他に楽をして彼女におべっかをしている先生の方の評価が高く、いつも納得がいかず腹立たしく思っていました。

結局、彼女がいた10年のうち8年ぐらいは、そんな感じで彼女に対して怒りを感じながら過ごしてきたと思います。

何がきっかけかわからないけれど、最後の2年ぐらいになって、だんだんと腹を割った会話ができるようになり、関係も改善していきました。

今思うと、この校長のおかげで、経験がついてきた30代に天狗になって驕れすぎることなく、客観的に自分と向き合って成長し続けることができたと思います。

あの時があって今があると心から彼女の存在に感謝しています

質問2: 最近イラッとしたのはいつ?

イラッとすること、まだまだいっぱいあります。もう少し外側の状況に一喜一憂しないようになりたいです。

今思い出せるのは、何日か前に、夫の話を聞き間違えて、「いつもきちんと人の話を聞いていない!」と言われた時にイラッとしました。

言われていることが図星で、自分がそれに向かって頑張っている時に、それを批判されると器の小さい私はイラッとしてしまいます

質問3:「自分の長所は?」と周囲の人に聞く

「教えることが本当に楽しそう!」

「ポジティブ。あんまり過剰に心配したり不安にならなそう」

「子どもの扱いが天才的に上手」

「新しいことに挑戦する勇気やパワーがある」

「健康で元気」

「よく食べるのに太らない」

「打たれ強い」

「良い意味で空気を読まないし、人の目を気にしない」

質問4: 仕事を辞めたとして「もっとやりたかった部分は?」

特にないですね。やりたいことは、全てやってから辞めました。今の仕事は辞めるつもりは全然ありません!

質問5: これまでで成果が出たことは?

教師としてのキャリアには恵まれてきました

ラッキーなことに、今は自分が運営する小さな教室で好きなカリキュラムを使って、好きなスケジュールやペースで教えることができています。

自分の理想なライフスタイルが実現できたのは、夫のサポートがあってからのことなので、彼にはとっても感謝しています。

この5つの質問からまとめられる私の3つの才能は、「教えること」「何事にもポジティブな面を探すこと」「行動力」となります。


情熱

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質問1: 今お金を払ってでも勉強したいことは?

ヨガと瞑想をもっと追求していきたいです。

学校教師としてのキャリアは長いけれど、ヨガ・瞑想インストラクターとしてはまだまだなので、もっと勉強していき成長していきたいです。

学ぶことは基本的に好きです。ヨガや瞑想も実は教えるよりも生徒として学んでいる方がもっと好きです。

質問2: 本棚にはどんなジャンルの本がある?

元々は紙の本が好きだったけれど、断捨離をして引っ越してから、オーディオブックを聞いたり、電子書籍を読むことの方が多くなったので、本棚はありません。

一番好きな本のジャンルは、伝記ですね。特に、スティーブ・ジョブズとか、ミッシェル・オバマとか、歴史上の遠い人物ではなく、社会に実在した人物の知らなかった一面を垣間見るのが好きなんです。

質問3: 救われたと思えるもの・ジャンルは?

スピリチュアル的な考え方です。つい最近まで、私はスピリチャルな人間ではなく、どちらかというと現実的な人間だったと思います。

長くアメリカで働き、ジョギングを趣味として、競争の中で戦い、それでうまくやっていたので、ある意味そのような生き方に向いていたのかもしれません。

でも色々経験していくうちに、「人生って、ただこうやって外側の見える結果を追い求めて走り続けても虚しいなぁ!」と感じ始めました。

以前は「これは良いけど、あれはダメ」と自分の短い物差しで物事に良し悪しをつけて判断して、ダメなことが起こるのを防ぐために準備をしたりコントロールしたりと肩に力を入れて頑張ってきました。

今は、もっとゆるくなって、自然に任せたり、信じたり、委ねられるような余裕が出てきました

質問4: お礼を言いたい人、仕事は?

家族(特に夫と両親)、私を信じてついてきてくれている今の生徒さんとその家族の方々ですね。

でも、もっと深く考えると、今まで関わってきた全ての人が私を作ってくれた訳ですし、この世界の全てのものが私の存在を支えてくれています。全てに感謝の気持ちで生きていこうと意識しています。

インドとかにリトリートに行かなくても、毎日の生活で自分の周りの人に感謝を念を抱きながら過ごしていく方がずっと学びがあって、自分の成長が早い気がしています。

質問5: 世の中に対して怒りを感じたことは?

怒りは行動を起こすエネルギーになることもあるけれど、ほとんどの場合、自分を破壊してしまうことが多いです。

だから、私はイラッとしてもなるべくすぐに流して、長く怒り続けないようにしています。というか、忘れちゃうから、あまり続かないんだと思います。

政治や社会や他の人など変えられないものに不満や怒りを持つよりも、「自分には何ができるか」に集中しようとしています。

この5つの質問からまとめられる私の3つの情熱は、「感謝の気持ち」「スピリチュアルなこと」「学ぶこと」となります。

情熱と才能を掛け合わせたものが、自分の「やりたいこと」になります。私の場合、「感謝を感じながら、常に学んだり行動したりして、英語とヨガを教えること」になります。

自分が今していることにまさに直結しています!仕事の目的は、価値観と繋がっているとより意義があるものになります。私の場合、「自分らしく」「自由」「挑戦」の3つですから、学校の枠から離れて自分のビジネスにて教えていくことで、理想なぐらい見事に、この3つの価値観をカバーすることができています。

その他、自分のことは下の記事でもちょっと触れています。

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カリースという名前の由来はここに書きました。


私がどんな思いで英語を教えているかはここに書いてあります。


そんな私の教育思想についてはここです。


私がどんなヨガインストラクターかについてはここです。


この15の質問、自分の本質をパッとチェックできるし、今の仕事がそれとマッチしているかを確認することができて楽しかったです。

それにしても最近の私、数秘術をしたり、なんか自分探しがマイブームのようですね!

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