自分の弱さを認める強さ

 昨日は”自己紹介”と題して自分の半生を振り返るnoteを書いた。

こちらがはじまり↑自己紹介はVol.9まであり、そこから物語シリーズへ。

 これまでの人生の軌跡をたどりながら、過去の自分の感情と向き合った。その多くは悲しみや苦しみに満ちていたけれど、今ここにいるわたしはそのすべてをきちんと消化できていて。だからこそ、とても冷静に書けた。

 時間という薬は、本当によく効く。あんなにもつらかったのに、あんなにも心の傷は深かったのに、今はもうかさぶたもはげてすっかりきれいになっている。自己紹介の中には書かなかったけれど、とてもかけがえのないソウルメイトとの別れさえも、わたしの人生を優しく照らす星の一つとなって心の夜空に輝いている。

 心の中にしまっていた悲しい記憶たちを文字にするという行為は、一種の手放しの形かもしれない。やっと解放されて心の外に出られたことで、その記憶たちが浄化されたみたいだ。

 あの時の痛みも、あの時の涙も、あの時の苦悩も、あの時の孤独も。全部全部ありがとう。おかげでわたし、とても強くなれたよ。自分がどれだけ弱い人間なのかがわかったからこそ、強くなれたんだよ。

 強くなった心で、いつか誰かの傷ついた心に寄り添ってあげたい。わたしの大好きな先生がそうしてくれたように。

 

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