子どもの死生観

晩ごはんを食べていたら、5歳息子氏が「ぼくが大人になったとき、とーちゃんとかーちゃんが死んじゃっているのが怖い」と言い出した。

子どもの死生観の芽生えきたー!でも「大人になった時」というのはわりと早くないかー!!?

と、戸惑いつつ、何を言ってあげればいいのかを頭の中の検索エンジンで必死に探した。急いでなにか言ってあげたいのに、こんなときに限って「そう言えば高校時代の友だちに『あんたは60歳くらいで死にそうよね』と言われたなぁ」と余計なことばかり思い起こしてしまう。Google以下の検索エンジン。

あれこれ考えた結果(所要時間1分くらい)、あまりいい言葉が思い浮かばなかったので、シンプルに、

「人間だけじゃなくて、生き物は必ず死にます」
「でも今すぐじゃないよ、たぶん君が大人になってもかーちゃんたちは生きてるよ」
「君が嫌だと思うように、かーちゃんもとーちゃんも君が死んじゃうのは嫌だしすごく悲しい気持ちになるよ」

と伝えた。5歳息子氏は難しい顔をしていたけれど、とりあえず納得してくれた。

「ちなみに、その話は誰としたの?」と聞いたら、結婚を約束した同じクラスのお友だちだという。「わたしたちが結婚するときには、パパもママもしんじゃっているのよ!」。かーちゃんはその嫁候補のほうが怖いのだが。

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