私の旧姓は「吉住（よしずみ）」という。あだ名は定番の「よっしー」だった。

吉住の名前は、よく呼び間違えられていた。大人になるまで住んでいた大阪には「住吉区」があったことや、そもそも「吉」の上部分が「土」なカタチだったりとややこしく、よく「住吉」「よしみず」と呼び間違えられていた。訂正するものの「いやいや、メジャーは住吉やろ！」みたいな返答（ここらへんは大阪の風土）があり、面倒くさいときはそのまま返事していた。

今は結婚して、苗字が「福岡」になった。

明らかに「吉住」よりメジャーな苗字だ。もう間違えられることはないだろうと思っていた。

ところがすっとこどっこい。福岡さんになってからは「福田」「福島」に間違えられるようになった。特に「福島さん」は同じ都道府県名なので、間違えられる確率も高い。なんてアバウトなひとくくり感。

で、なにが言いたいかというと。転職してもうすぐ2ヶ月経とうとしているのだけれど、よくやりとりする（なんならすっかり心を許している）メンバー数人が私のことをずっと「福島さん」と呼んでいたことが判明したのだ。さすがに笑った。それ、私じゃないですよ！（笑）。