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セルフブランディング

フリーライターになると同時くらいにツイッターをはじめた。そこで知り合ったライターさんの中には、セルフブランディングがとても上手な人がいて、すてきだなあと思っていた。

でもどこか違和感があった。私にはできないという気持ちなのか。無理していないのかな、というぎこちなさなのか。よく分からないけれど、いつもとは違うイスに腰をかけたような居心地の悪さを感じていた。

少しだけ私もしてみようかと思ったけれど、うまくいかなかった。


それから2年ほどの歳月が経った。なかにはツイッターから姿を消した人もいれば、ライターとして飛躍している人もいる。でも共通しているのは、違和感のあるセルフブランディングをする人がいなくなった点だ(※私のTL限定)。

きっと強烈なセルフブランディングなんて必要ないほど、すてきな仕事に恵まれているのだろう。そういう姿を見ていると、私はもっとそのライターさんたちを好きになる。ファンになる。

自然体のセルフブランディングにまんまと騙されているのかもしれないけれど、これってある意味成功じゃない?

騙されている(かもしれない)私も、何だかとても心地いいしね。


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