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スマホの抱き合わせ商法についての解説


はじめに

私は店員じゃなくて客の方ですw
スマホを店頭で契約したら、店員がケースやフィルムなど付属のアクセサリーを数個持ってきて「無料ですから一緒に渡しますね」と運んでくる、あの抱き合わせ商法の事です。

実際、大手キャリア店頭でスマホ契約してみて
こういう仕組みだったのかーと思ったんで まとめてみました。

仕組み

1、まず、キャリア店は機種代金を店頭キャンペーンとして公式価格より値下げすることが出来る。

2、その差額を抱き合わせ商品の販売で埋める。

3、結果、客の支払い総額は公式価格と同じになる。

大まかな流れが以上です。
(客からしてみれば支払い額は変わらない。オプション商品を無料で貰うことができる。)

以下は詳細。

店頭キャンペーンの適用条件は “スマホ本体と抱き合わせ商品との同時購入”です。

『オプション商品は全部要りません!』と断れば一切関係無し。(=2年前の私。)支払は公式webサイト上で発表されている通りの額になります。

一方、これらのオプション商品を付けた場合。
付けた商品分は24回分割で毎月の支払いに加算されます。
と、同時にスマホ本体の機種代金にキャンペーン割引が効いて月額が安くなっているのです。

例)
スマホ本体 月額 1780円(=公式webサイトの価格)×24回払い
オプション商品代その1 月額 120円×24回払い
オプション商品代その2 月額 342円×24回払い
オプション商品代その3 月額 396円×24回払い
機種代金割引キャンペーン(総額20712円) 月額 -863円×24回払い
ネットプラン代 月額 3278円
ユニバーサルサービス料 月額 2円
=毎月の支払い総額 5055円

まとめ

・抱き合わせ商品のラインナップは売れ残り品なので在庫一掃できる
・分割にする事でやんわりと2年縛りにできる

途中解約すると、キャンペーンは外されるので値引きされません。
オプション商品の残額が新たに加わった額の支払いをする事になります。

2年縛りの解約金は2022年4月以降撤廃されましたが
こうして別の縛りを作って契約を繋ぎ止めているわけですな。

余談

明細書の「割引キャンペーン(総額20712円)」←この数字がどこからくるのかは知らん。
とにかくこの価格分は無料になると店員さんが言ってた。
最初に出されたアイテムがこの価格以上の高い奴だったので
余分な差額は払いたくないから無料内に収まるように選んで貰いました。

ちなみにオプション断った場合の支払い月額は5060円です。
今回、差額5円×24回支払いなので総額120円得してるんですよね…
もしかしてオプション品を最安値1個だけにすれば値引き分を更に増やせたんだろうか…??
今から余分な2個を返品する勇気はないので次に契約する時にチャレンジしてみます。
また2年後だわw

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