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ほっとするお茶 ジャスミン茶

以前、ジャスミン茶についてこんなつぶやきをしました。

最近、ジャスミンティーが飲めるようになっている事に気が付きました。今迄は花の甘い香りがまったりする感じがして進んで飲もうとはしていませんでした。先日たまたま飲んでみたら、思ったよりスッキリする気がして美味しかったです。
少しずつ大人の舌に進歩しているかな…!?

この時、ジャスミン茶がスッキリしていると感じたことがちょっと意外でした。以前は甘ったるいような印象だったからです。
今までそんなに好きではなかったのですが、時間が経ってから飲んでみると、印象が変わることもあるのですね。大人になってから苦手なものが食べられるようになるのと同じようなものでしょうか。

ところで、ジャスミン茶って何?
説明しろと言われたら何も答えられないお茶となっていました。緑茶やウーロン茶も大概ですけど、普段口にしているものでも説明できないものが多いと思うと、複雑な気分になります。

ということで、
超今更ながらジャスミン茶について調べてみることにしました。


中国茶のひとつ

中国茶!
何故かそれだけでだいぶ驚きました。
おそらく、アラジンに出てくるヒロイン「ジャスミン」のイメージが強く、アラビアなどの方のものだと思っていたからのような気がします。

しかし!
案外それは間違っていませんでした。


実はフレーバーティーだった

ジャスミン茶がフレーバーティー。これこそ意外でした。
人間はものを飲食する時、そのほとんどを嗅覚に任せているところがあるので、味が付いているように感じていたのでしょう。

あの香りは、モクセイ科ソケイ属の茉莉花(マツリカ)の花の香を茶葉に吸着させ、ふるいにかけて乾燥させて作るそうです。
そしてこの茉莉花、別名アラビアジャスミンと言います。

やっぱりアラビアだ!私は間違っていなかった!(※イメージです)
ちなみに、インド、スリランカ、イラン、東南アジアなどで自生しています。また、香りが強いためハーブオイルやお酒にも使われるそうです。


フレーバーティーの種類

ちょっと気になったので、フレーバーティーについても調べてみました。
どちらかというと紅茶よりになりますが、
代表的なものとしては
・アップルティー
・アールグレイ
・正山小種(ラプサンスーチョン)

果物の紅茶では
・ストロベリーティー
・ジンジャーオレンジティー
・マスカットティー
・アプリコットティー
など数多くあり、

その他にも
・バニラ
・チョコレート
・ミント
・キャラメル
・シナモン
など、多岐に渡ります。

私が知らなかっただけかもしれませんが、あんなにすっきりしているアールグレイがフレーバーティーなのは驚きました。逆に言えば、シトラス系の香りを付けているからこそあの味になっているのでしょうね。

てっきり由緒正しい(?)ストレートティーかと思い込んでいたのですが、ではどれがストレートティーなのかというと、アッサムやダージリン、ニルギリ、チャイ、セイロンなどだそうです。

蛇足ですが、去年の秋頃に飲んでからチャイティーが好きです。


お隣さんの茶葉

ところで、ジャスミン茶は中国語で茉莉花茶(モーリーフアチャー)や香片茶(シャンピェンチャー)と言うそうです。

ん?
シャンピェンチャー…?
どこかで聞き覚えがあるような…

シャンピェンチャー、サンピエンチャー、サンピンチャー…
さんぴん茶!

そう、沖縄でよく飲まれているさんぴん茶はジャスミン茶の一種です。
ジャスミン茶との違いは、一般的なジャスミン茶が緑茶に茉莉花の香りを付けるのに対して、半発酵茶に茉莉花の香りを付けたものだそうです。
また、さんぴん茶は沖縄では生産されておらず、中国の福建省や台湾から輸入しているのだとか。
沖縄に行った時、何も知らずに飲んでいました(苦笑)

ジャスミン茶の仲間なので、一般的なものと同じく甘く爽やかな香りがします。味はそれほど甘くなくすっきりとしていますが、少しまろやかな味わいになっています。


ジャスミン茶、実はすごい

色々調べるうちに、効能なども出てきました。

効果は
・リラックス効果
・不安や鬱病の改善
・美肌効果
・脂肪分解
・更年期障害の緩和

があるそうです。
地味にすごいじゃないですか!これは飲むしかありません。
もっと早く美味しく飲めていれば、色々と違ったかもしれません。

今後は、長距離散歩や仕事のお供に、
ジャスミン茶、飲みます!

普段はイラストの活動をしており、 イラストの有料リクエストやハンドメイドグッズ販売も行っています。 サポートしていただけましたら 自分の言葉やイラストでお返ししたいと思います!