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ブギワン 旭川紀行編#4

どうも、僕の恩師は高校時代の担任の畑中先生です。耳から触手がたくさん出ているけれども。です。

それは冗談でして肝数値高男です。
スターダスト☆レビューの「ブギウギ ワンダー☆レビュー」ツアー、この春に北海道は4公演連続で参加したのですが、その思い出話。今回は旭川編の話の続きでございます。

1500人いるかいないかのものすごい人数の市民文化会館ロビー。到着時には既に開場が行われており、係員の指示に従い来場者が4列になりチケット片手に大ホールの方へ流れていきます。まるで砂時計の砂がなくなっていくかのように(という表現を急に頭に浮かんだけれども適切な表現なのかどうなのかは宇宙のナゾ)ロビーの人もどんどん少なくなっていきます。

気まぐれで俺もカバンからチケットを取り出し、大ホールの方へ。先ほども書いた通り、係員が「4列になってお進みください。」と言っているので、指示に従い、とりあえず最後尾に並びます。
並んだ時点で前方の来場者が4列を作っていたので、その後ろにビッタリ張り付き、俺が新しい「4列」を作ることになります。
が、しかし!不思議なことに俺の横には誰も来ない!それどころか、俺の後ろにまた人が集まり、新たな「4列」を作っております。
文章だけではなかなかに伝わりにくいので、記号を使って説明するとこんな感じでしょうか。

(↑大ホール)
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■(←俺)
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おやおや!?俺の周りに誰もいないぞ!?
そんな感じで入場したら、近くにいた係員さんに「4列で並んでくださーい!」って注意されるかなとも思ったんですけれども、係員も何も言わず、なんだかわかんないけれども俺だけ1列で入場口へ。

確かに今回の公演、1人で参加しましたので当然同行者はいないけれども、にしても不思議な現象でございます。
なぜ、俺の周囲に誰もいなかったのか、その理由を考えました。

・・・そうか、わかったぞ。俺がイケメンすぎだからだ。俺の顔もスタイルもオーラも何もかもがイケメンだからだ。そんなイケメン過ぎる俺から漂うイケメン臭で周囲の人がビビっちゃって俺の横に一緒に並ばなかったんだ!そうか、それだけのことか!!
それならば、俺が悪い。なのでこの場を借りて謝罪をさせてください。イケメンすぎて本当に申し訳ございません。今後は気をつけたいと思います。

・・・あれ?どうしましたか?読者の皆様、もしかして唖然としてないですか?口がずーっと開きっぱなしのようですが大丈夫ですか?これも俺がイケメン過ぎるからなのでしょうか。本当にイケメンすぎてすみません。反省はしていません。

入場口を入って、奥の空間へ。そこではツアーグッズや40年以上もの活動の中でリリースされたアルバムや映像作品が販売されておりました。
何度も書いている通り、2003年のツアーから毎回この会場でライブを観ておりますが、当時も今もグッズの販売場所は何ひとつ変わっておりません。場所はまったく同じなのに、並べられる作品たちは年々増えていっているのは何とも感慨深いものがあります。

販売スペースにはモニターが設置されており、そこには2022年に行われた伝説のライブ「スタ☆レビ 40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ」の映像が映し出されております。
こちらのライブは2023年10月25日に Blu-ray と DVD で発売されました。かと思ったら今年の1月25日には「108曲 煩悩ライブ 濃縮ヴァージョン」という、116曲ある本編の映像を26曲に濃縮し、メンバーによる副音声・メイキング映像など、ここでしか観ることのできないコンテンツが収録されております。
俺くらいの信者になりますと、当然両方持っておりますよ。

それにしても「スタ☆レビ 40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ」現地で観たかったなぁ〜。当時はまだコロナの制限がまだ残っていた上に、自分の生活でもいろいろあって遠征なんかいっている場合ではなかったので、自宅で配信を楽しみましたが、今でもたまに「あの伝説のライブをこの目で直接観てみたかった。」と考えることがあります。

今考えたら2022年12月に参加した幕別公演の時には「スタ☆レビ 40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ」のビデオがまだ発売されていなかったのか。あの時は確か・・・その前の「スターダスト☆レビュー 40TH ANNIVERSARY  年中模索 〜しばらくは、コール & ノーレスポンスで〜」のライブ映像が最新作だったので、そちらがモニターで上映されておりました。

グッズ売り場では、長いツアーの中で新たに追加された T シャツなどを購入。持参してきた鞄がグッズでパンパンになりつつ、自分の座席に移動。

3月の新冠と同じく、旭川公演もファンクラブでチケットを確保。新冠ではスーパースペシャル一列目でございましたが、旭川では8列目でした。幕別公演の時も2列目でステージからかなり近い席でございました。
これは何度もライブに参加した人ならではの贅沢な話でございますが、ライブってのはステージから近ければ近いほどいい、というものではありません。確かに、アイドルのライブとかであればキャッコイイ・キャワイイ パフォーマーたちを近くで観れれば観れるだけサイコーですけれども、スターダスト☆レビューの場合、バンドですのでやっぱり「音」が大事。

スターダスト☆レビューのライブの音響はめちゃくちゃ良く、根本要さんの歌唱も、メンバーの演奏、そしてコーラスもしっかり聴こえるように調整されています。いや、そんなの金払って観るライブなんだから当たり前じゃないかーい!って話ですけれども、音響がめちゃくちゃ悪いバンドのライブとか普通にありますよ。具体的な名前は俺も32歳なので伏せますけれども、過去に某バンドのライブに参加したんですけれども、ただ音がデカいだけでした。確かに音の迫力はあって、気持ちも高まったんですけれども、やっぱり「歌」が聴き取れないのはシーキビでした。
ギターソロになればただでなくてもデカい音なのに、ギタリストが足元のボリュームペダルを調整して音を上げたので耳が「キーン!」ってなるほどの爆音で、バンド自体はかっこよくて演奏も爆ウマだったんですけれども、ライブ終了後はどっぷり疲れていました。

多分あの時、ライブ前とライブ後にそれぞれに俺の顔写真を撮影して横に並べたら「これ10年前と後のビフォーアフターですよね?」と言われてしまうか。もしくは「こ、この人ゾンビウイルスに感染しているー!!!」って言われてもおかしくない。そのくらいドップリ疲れてしまいました。
俺の耳がデリケートなだけの話かもしれませんが、ライブってのは音がデカけりゃいいってものではないなってことをこの時に痛感しました。その中でもスターダスト☆レビューのライブの音響は神レベルで良い。

そんな素晴らしき音響ではありますが、どうしてもスピーカーの真ん前の最前列は音が爆音過ぎてヤバイ。だってそうですよね、一列目の人のために音響をいじったら、後方の座席に座っている方に音が届かないですから。
そういう意味で言えば、ライブの音響はステージから離れた後方の席の方にもよく聴こえるようにできているので、最前列はどうしても音響が悪かったりします。

それでもスターダスト☆レビューのライブはいい方だと思いますが、それでも後方の席の方が音響は間違いなくいいでしょう。
あとはステージ上の舞台、照明や電飾なんかもスターダスト☆レビューのライブはかなりクオリティが高いものになっております。これも、最前列だと距離が近い分視界が狭まってしまいます。照明の端まで含めてライブの演出だと思っているので、ステージから近過ぎる席だとどうしても見落としが多いかもしれない。これも、後方の席の方が実はよく楽しめるのではないかと思ったりもします。

こういうことも、20年以上彼らのライブに通っているからこそ思うんだろうなぁ。最初の方は、メンバーに近づきたい!一列目を経験したい!ステージから近い席=神席!としか考えていなかったもんなぁ。
何度か一列目を経験してしまうと、実はライブも、映画館で映画を観るのと同じで、ある程度後方の方が演出の細かいところまでしっかり楽しめるものでございます。
と、いろいろ書いてみたんですけれども、じゃあ新冠公演のようにファンクラブで神席取っているんじゃねーよ!って話ですよね。会場の中では、間違いなく前方の席が羨ましい方もたくさんいるはずなのに、この話はさすがに贅沢すぎるかもしれません。

今回は勢いで全公演ファンクラブの先行予約で買ってしまいましたが、どこか1公演だけでも一般枠でチケットを購入して、あえて後方の席を狙って、ステージから離れた場所でライブを楽しむ日も作るべきだったなというのが反省点です。次回のツアーではそうしよう。それまで野犬の交尾を邪魔する仕事を頑張ろう。

この話、もうしばらく続きます。


【目次】

というところまで書いて文字数が3818文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。



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