見出し画像

5年ぶりのライブ遠征から帰ってきて考える

どうも、今日のお昼ご飯は「落ちたパン」ですよ〜です。

それは冗談でして肝数値高男です。
終わっちゃったな〜さみしいな〜。と、急にこんな書き出しをしてしまったら「お前の人生が終わってしまったのか!」だなんて言われてしまいそうですけれども、10年以上前に新人だった頃に当時の上司を怒らせて「人生終わったな。」と言われた経験がある俺はもうすでに人生は終了しているので今更その件については触れません。

カレコレ20年以上ファンをやっているスターダスト☆レビューが、2022年から現在までに2年に渡りツアーをやっているのですが、4月は北海道公演ラッシュ!地元の公演だけ参加すればいいものの、欲張りな俺は新年度早々連休を取りまくるという KY 行動をキメ、4月12日の旭川公演、4月14日の札幌公演、4月16日の釧路公演に参加するという、それはそれは夢のような日々を過ごしたんですけれども、ついに16日の釧路公演が終わってしまったのです。今日から、またいつもの日常に戻ってしまうんですけれども、こんだけ仕事を休んでしまったら仕事のやり方を忘れてしまいますよ。まず、朝起きて支度をして、車に乗り込んで家の敷地を出て、右に曲がればよかったんでしたっけ?左に曲がればよかったんでしたっけ?そもそも俺って本当に社会人でしたっけ?

いやぁ、久しぶりのライブ遠征。「遠征」って言っても俺の場合、愛車で移動できる道内だけですけれども、刺激的だったなぁ。考えてみれば主に自分自身の経済状態を理由に、地元の公演に参加するのが精一杯でした。同じツアーを複数回観るってのは夢だったんですけれども、2015年の「SHOUT」あたりから、旭川だけではなく札幌公演を観に行くようになりました。
行けるようになった理由、それはやっぱりコレ👌ですよ。前の年に最初の昇給があったので、それなりに収入が安定したので俺もそういうことを始めてもいいだろう、と道内遠征をすることに。

以降、毎ツアーごとに最低でも2公演以上参加していたんですけれども、2021年の「年中模索」のツアーでは、コロナ禍真っ裸ではなく真っ只中だったのでほとんどの会場が集客率50パーセントで開催。おそらくチケット確保が難しくなる上に、当時は自分の中でもあまりあちこち移動するのはやめておこうという意識がありましたので地元の旭川公演のみ1ヶ所だけの参加。

そして2022年からはじまった今回のブギウギ ワンダー☆レビュー」ツアーでは、会場集客率も100パーセントに戻り、コロナは完全にはなくなったわけではないけれども、かなり緩和されたので「そろそろ昔のようにあちこちの会場行ってみるか。」と、今回は2022年年末に幕別公演、2023年は北海道公演は一度もなかったので大人しく過ごし、今年は3月から新冠、旭川、札幌、そして一昨日の釧路公演をハシゴしました。
道内あちこちのライブを遠征するのは、2019年の「還暦少年」の時ぶりなので5年ぶり。この5年でコロナ禍もあったし、あとは個人的には20代だったはずの俺も30代になってしまいました。
5年という月日は、過ごしてみればあっという間に感じることもありますが、やっぱり5年も経つと人間は変わっちまいます。

まず最初に感じた変化というのが、疲れが半端ないですよ。長時間の移動からの、スターダスト☆レビューのライブを観て、せっかく来たんだからその土地を観光して、美味いもの食べて、ホテルに泊まって、また次の日帰ってくる。好きなことばかりやっていて幸せなことではあり、なんて贅沢な話だとも思うんですけれども、この5年間でなんだかんだ体力が落ちたというか、20代の時はいくらでも遠征できたんですけれども、最近は疲れやすくなっちまっております。日常的にできる限りの中で運動とかしておりますが、なんの意味もないのではないか、ということがショックだったなぁ。
いや、人生の先輩からしたら32歳だなんてまだまだ若いじゃないか!と叱られてしまいそうですけれども、若手の Z 世代の皆さんからしたら俺は十分なおじさんです。おじさんらしく、久しぶりの遠征、めちゃくちゃ疲れたなぁ。

こんなんじゃまずいよなぁ〜。もう少し運動を本気でやって自分に体力をつけるしかないよねとも思ったんですけれども、これからは年齢に合った楽しみ方をするべきなのではないかという考えもあったりします。
というのも、道内のあちこちの移動は確かに自分のペースでは行けるかもしれませんが、とにかく時間がかかってしまいます。時とは3月に行った新冠公演の時にまさに思ったのですが、あの時は確か車で片道4時間ほどかけて現地に到着。ライブを観てホテルに泊まり、翌日も4時間ほどかけて長距離運転をして夜に家に帰ってくるという。
気持ち的にはかなり満たされたものではあるものの、移動での疲労感が半端ない。そこでいろいろ考えた結果、飛行機で北海道外のライブに行った方がいいのではないかということでございます。

俺がやることはただ空港に行くだけでですので、例えば午前中に家を出て、飛行機に乗って関東にでも行き、そこでライブを楽しんでホテルに戻り、翌朝午前中の便で戻ってしまえば翌日の昼過ぎには自宅に戻れます。若干値段は張りますが、タイムパフォーマンスはかなり良いと思います。
20代の頃は時間は無限にあると思っていましたので、時間がかかっても値段が安いのであればそっちでいいという考えがありましたが、最近は仕事なんかでも時間的効率をかなり意識してしまうになってしまったので、道内の極端に遠い会場に行くよりは飛行機で道外の別の会場に行った方がいいのではないかと考えるようになってしまいました。
なぜこんなことを考えるようになってしまったのか・・・これは年齢がどうのこうのってよりは・・・やっぱりコレ(👌)ですよね。コレ(👌)が増えると考え方変わっちまいますよね。ヒッヒッヒッ。

さらにもうひとつ、考えてしまったことがありました。それは「俺は本当に複数公演 観る必要があるのか。」ということです。
今回のツアーの初見だった2022年12月に観た幕別公演。それから1年半近くぶりに見た12日の旭川公演はかなり新鮮な気持ちで見ましたが、2日後の札幌公演は、さすがに2日前に旭川公演を観た直後ということもあり、ライブのはじまりから終わりまでの構成が完全に頭の中に入っております。なので、先の流れを全て知ってしまっているのです。
「新鮮な気持ち」ってのは、立て続けに観てしまうといくら好きなバンドでも少しずつ薄れて行ってしまうものです。毎回新鮮な気持ちで楽しめる方ならばいいのですが、残念なことに俺はそういう人ではない。果たして、こんな俺が複数公演参加して、座席を確保してもいいのだろうか!?
その状態もひとつの楽しみ方ですし、実際に複数公演参加している方はそれでいいと思うし、自分もかつてはそうでした。しかも彼らのライブの場合「日替わり曲」がありますので、複数か参加することで様々な楽曲が聴けます。

今回、様々な理由でチケットが余ってしまい、SNS を使ってはじめて「誰かいりませんか?」的発信をしたんですけれども、基本的にはどの公演もチケットが売れきれ状態で、行きたいんだけれどもチケットが確保できなかったという方がそれなりにいるのをこの目で見ました。
何度も繰り返し観て、徐々に新鮮さが薄くなっていくという、中途半端な気持ちでライブを観るよりは、俺よりももっと新鮮な気持ちでライブを楽しめる方に席を譲るべきなのではないか、ということを今回考えたなぁ。

いや、俺の中でのガチ度が下がったとか、飽きたとか、そういうことではなく、むしろ昔よりも今の方がスターダスト☆レビューに対しての愛情がさらに強くなっていますが、だからこそ「新鮮な気持ち」を大事にしたいと考えたのです。何度も参加して新鮮な気持ちが薄くなり、中途半端な気持ちで観るくらいなら、まだ観ていない誰かにこの席を譲りたいと思うし、スターダスト☆レビューというバンドはよりたくさんの方の観てもらうべきだとも考えました。

そんなことを一時は考えたんですけれども、今回嬉しいことがありました。なんと、ライブ会場で X のフォロワーさんが声をかけてくださったのです。俺ってめちゃくちゃ気持ち悪い人間だし、どの角度から見ても基本的には不審者なんですけれども、そんな俺にみなさん気さくに話してくださりましたし、わざわざお土産なんかも用意してくださりました。本当に嬉しかったなぁ。今までこういう経験がなかったので本当に楽しかったです。
会場でお話ししてくださったみなさん、本当にありがとうございました。みなさん素敵な方々だったなぁ。
短い時間でしたがスターダスト☆レビューのことをかなりマニアックに話せたのはいい経験でした。同じバンドが好きで、共通の話をあそこまでできるのは本当に楽しいことなんだということを知りました。
「またどこかの会場でお会いしましょう。」だなんてことを言ってくださったのですが、そんなこと言われちゃったら、また次のツアーが楽しみになってしまいますねぇ・・・!

この楽しみをバネに明日からの仕事をまた頑張るしか・・・は!そうだ!!・・・今日から仕事だったんだ・・・!キッツー!!!!


というところまで書いて文字数が3918文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?