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北の国からこんばんわ 2021年春 #6

どうも、ふざけて肛門に Wii リモコンをぶっ刺して肛門科に行ってしまった侍です。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
「先月、田中邦衛さんの献花をしに久しぶりに富良野に行ったよー」ってだけの話をしたいだけなのに、気がつけば今回で6回目のツヅキモノになってしまいました。大した話じゃないくせに一体何回この話を続けるんだよって感じに自分自身なってしまっているんですけれども、ここからは少しだけペースをあげて書いていこうと思います。

富良野市内から東に、知っている人は知っていると思うし、実際に「北の国から」の中でもその地名が出てくるんですけれども「麓郷」という地域に向かいます。「麓郷」って書いて「ろくごう」って読みます。もちろん先生がチンパンジーだった学校が最終学歴の俺は「麓郷」ってこうやってパソコンのキーボードで一瞬にして打ち込んでおりますけれども、実際にペンで書いてみれやって言われたら絶対に書けないですけれどね。書けない、というか書きたくはない。「麓郷」って書くくらいなら死んだほうがマシでございます。
麓郷に向かうまでに、これまた永遠に感じるくらい長居山道を走っていくんですが、ざっくばらんに言えば西から東に道が続いておりまして、その道の南側に川が流れているんですが、その川の流れがこれまたダイナミックで感動しました。時期的に雪溶け水が含まされているんでしょうけれども、それだけではない、水が茶色く濁っていたんで多分あの水圧で山が若干削られていたんでしょうね。あとは道路と川との距離が近すぎてビックリ。近いだけではなく、高低差もほとんどないような状態でしたので、あれにはビックリ。もう少し川の水の量が多かったら、間違いなく道路が浸水しているね。というか、2016年だったかな?あの年この辺台風で大雨災害がヤバかったじゃないか。南富良野あたりも町が完全に浸水していて、全国のニュースで取り上げられたレベルになっておりましたけれども、あの時ここの道ってどうなっていたんだろうかね。想像するだけでまるで肛門にニンテンドウ64の「振動パック」を突っ込まれたかのように全身がブルブル震えてしまいます。

あの川はすごかったな。映像で見てもすごいって思うだろうし、なにしろそんな状態の川のすぐそばの道を俺が運転して通っているというあのライブ感がたまらなかったね。というか、「今回はペースをあげて書いていきます」って書いといて、川の話でこんなに長文を書いている俺は大きな間違いを犯しているんでしょうかね。あの衝撃・感動を、自分のコンテンツを読んでいる人にしっかり伝えたい!と考えている、いわゆる志の高い note クリエイターだったら、一旦車を道路脇に停車させて、川の様子を動画や写真で撮影して、撮影データをここに貼り付けるくらいのことはするでしょうけれども、その辺俺はやっぱり志は低めなので当然撮影なんかしていません。だって仕方ないじゃないか。外雨降っていて寒いし、車から出るのダルイし、俺がそうすることで車の中に4人もの人を待たせることになってしまうし、あとは何よりもあの川に近づくのが危険ですからね。これを書いている2021年5月7日現在、時期的にもう川の水流は落ち着いたんじゃないかと思われますけれども、春先の迫力的な川に興味がある方は、ぜひ来年の春に世の中の様子を伺いながら来てみてくださいな!

そんな大変な状況になっている山道を抜けたところに「麓郷」という地域があります。しばらく走っていると小さい街並みが見えてきましたけれども、ここの景色は10年前から何も変わっていなくて感動しますね。周囲は山に囲まれていて、畑なんかがたくさん広がっていて、「SIREN」の羽生蛇田村くらい外界から孤立している感じ。車から見る景色は、まさに「北の国から」で、人物のシーンとは関係ない、合間合間に麓郷の景色を撮影したシーンが流れるじゃないですか。さだまさしさんが作曲した美しい音楽がバックで流れて、そこに美しい山々が広がっているカットだったり、広大な畑から湯気が立っていたりとか。そんでそこに野生の動物が元気よく走り回っていたりとか。まさにあのような景色を肉眼で見れますからね。
いわゆる「コンクリートジャングル」に住んでいる方は、このような環境の中での生活にあこがれるんですかね。北海道で生まれた時から多分死ぬまで暮らすことになっているでおなじみも俺から言わせてもらいますけれども、大変だぜ。特に麓郷なんか住んだら、近くにコンビニなんかないから、調子に乗って夜に酒飲んでスッと寝ようかなって思ったのに全然眠れなくて、そんで喉が乾いたり、小腹が空いたとしても、近くにコンビニありませんから。車に乗らないとコンビニまで行けないしで、酒を飲んだ状態で車に乗ったら基本的に死刑になるから車の移動ができない。ってことはもう泣き寝入りするしかないですよ。あとは何だろうな、Amazon の有料会員になっているのに、商品が届くのが結局遅かったりとかね。ま、配達系は究極のアナログですから、注文した物が物理的に自分のところに移動させないといけないので、北海道に限らず、地方に住んでいる人はそれを受け入れるしかないんですけれどね。

そんな麓郷の町を奥に進んで行くと、途中で「北の国から2002年遺言」で出てきた「拾ってきた家」なんかがあったりします。あの家、かなり昔に一度だけ入ったんですけれども、窓が斜めだったりとか、建物としていろいろと不自然なところがあって。でもそれがあの建物の魅力だったりするんですけれども、中に居たらなんだかすごく不安定な気持ちになって最高です。皆さんも機会があったら行ってみてください。もちろん「入館料」として、皆様が日々大変に苦労して稼いだお金を徴収されてしまいますので、金を持っていないと追い出されてしまいますのでご注意を。

あとはそれこそこの間放送された「北の国から’87」でも登場していた、田中邦衛と地井武男が、晩酌しているお店あったのわかりますか?余計な話をポロポロなんでも話しちゃうでお馴染みの地井武男が「あんたの息子が中学卒業したら東京に行きたいって周囲に行っているらしいぜ」って、五朗に告る、あのお店。外観と中身が一緒なのかどうかちゃんとはわかっていませんけれども、あの建物もありましたね。
見覚えのある景色を一通り見ていった先に、五朗の石の家があります。ドラマだけ観たら、何もない山道を車で登って行ったら、例の石の家がポツンと建っているかのように見えますけれども、数百メートル山を下っていったところに、専用駐車場と小屋があり、そこの小屋にスタッフの方が常駐されていて、その先に進もうとしたら、いわゆる「入場料」という名の、皆様が普段「こいつ殺したいなぁ」って心の中で思っている上司に、自分を抑えてペコペコ頭を下げ「俺はなんで生きているんだ」って年に数回思いながら、苦労して稼いでいるお金を徴収されてしまいます。確か入場料は1人500円。ま、年収6京円稼いでいる俺からしたらそんな金、コンマで稼いでしまいますけれどね。なんてことのない金額です。って言っときながら同行したカチンの叔父さんの Kattyo さんに俺の分もカミさんの分もおごってもらっちゃいました。Kattyo さん、昔からいろんな場所で、俺がこの世に存在しているが故にかかってしまう金を、それぞれの場面でおごってくれて本当にありがとう。

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入場料を徴収される小屋には、「北の国から」のオフィシャルグッズなんかが販売されておりました。俺は「北の国から」の過去シリーズの DVD、できれば Blu-ray があれば大人買いしようと思っていましたが残念ながら売っていませんでした。あとは五朗のジャンバーも欲しかったんですけれどね。胸のところに「黒板」って書かれているあのジャンバー。それとこれもオフィシャルで出ているんですけれども五朗の緑のニット帽もあるじゃないですか。あれとセットで購入して自分自身に装備をして、完全に「黒板五郎」のコスプレをして、そんでいろんなラーメン屋に行っては「子供がまだ食べているでしょうが!」って喚き散らそうと思っていたんですけれどね。ちなみにそのラーメン屋は「ラーメン二郎」なんですけれどね。そこまで考えていたんですが、ジャンバーもニット帽も売っていませんでした。ニット帽は特に人気商品で常に品切れらしいですよ。その情報を知ってしまったら更に欲しくなっちまうねぇ。では次回、五朗の石の家を凸しに行きたいと思います。

「ペースをあげて書いていく」って言いながらも川の話とかどうでもいい話が多めであっという間に3000文字を超えてしまいましたので今日はこの辺でオヒラキにしようと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。警察呼ぶぞ馬鹿野郎!

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