見出し画像

老廃物に飲み込まれた体

どうも「♪迷うなぁ~! セクシーなの?キュートなの? どっちが 好きなの?」が彼の言った最期の言葉だった・・・です。

それは冗談でして肝数値高男です。
あれ?俺って何歳だっけ?って思うことがたまにありますよ。こんだけ長く生きていたら、日々いろんなことがありすぎて、ある時から自分が歳を取っていることを忘れてしまう瞬間ってのがあります。頭の中で1991年から現在の2024年まで何年後かを計算し、でも今年はまだ誕生日が来ていないので32・・・そうか、俺は32歳か!!!という感じで、自分の今の年齢を時々思い出してしまいます。

歳をどんどん取って行き、いわゆる「若い」状態からどんどん離れていくわけでございますが、どうもこれがネガティブなことのように思われる方が多いかもしれませんが、俺自身は30代の今の方が楽しく生きれているし、もっと言えば30歳の時よりも31歳の時、31歳の時よりも32歳の今の方が楽しい。若い頃は確かに元気だったかもしれませんが、でも当時も寝ないで遊び倒したら疲れていたし、独身で時間がたくさんあったからなんとなく元気だったと錯覚しているだけで、実際は今とそんなに変わらないのではないかと思ったりもします。

一方で、今よりも昔の方が良かったことも当然ありますよ。俺の中で一番デカイのが、やっぱり「痩せにくくなった」ことでしょうか。20代の頃なんか、ちょこっと運動しただけですぐに体重減っていましたから。なんだったら運動しなくても、食事を抜いただけでみるみるうちに痩せて行きましたよ。
例えば年末年始、ゴールデンボールではなくゴールデンウィーク、お盆時期なんかに遠方の街で仕事をしている昔の仲間が帰ってきたとなったら、連日外食の毎日になってしまうわけですよ。俺は暦と関係のない仕事をしているので、年末年始だろうが、ゴールデンウィークだろうが、お盆だろうが仕事をしていることが多いのですが、仕事が終われば連休中の友人たちと合流をして飯に行く。ある日は居酒屋、ある日は焼肉屋、そんでもってまたまた居酒屋、みたいな日々を過ごせばあっという間に体重がランクアップ。

でもそんなことがあっても大丈〜夫!友人たちの連休が終わり、いつもの日常に戻れば俺の主食をトリささみ、10割そばに切り替えればいいだけ。そんな暮らしを少しばかり続けることでこの数日の暴飲暴食の暮らしはなかったことになるのです。
それでよかったんですよ・・・つい30歳前後までは!!!

2020年のコロナ禍を挟み、外食が激減。というかほとんど行かない時期があって、緩和された2022年あたりから少しずつまた外食に行くようになったんですけれども、この辺りから20代の頃の俺の「暴飲暴食をしてもその後主食をコントロールすればなかったことになる論」が適用されなくなってしまったのです!!
多少暴飲暴食をしてしまい、体重が減ってヤバいなって思い主食を切り替えたはずなのに、何日経過しても体重が増えた状態でキープするという面白体質になってしまいました。

ガツーン!なんということだ!!!
コロナ禍の生活で体質が根本的に変わってしまったのかとも一瞬思いましたが、本当のことを言えばコロナ禍の少し前から実はこの状態になってしまっておりました。ということはコロナ禍は関係ない。俺自身が「歳をとった」ということなのでしょう。

このままじゃまずいなぁ・・・32歳の今でこんなんだから、これがじわじわ蓄積して、10年後の40代の時にはもっとヤバくなっているはずだ。今のうちから何かやるべきことはやった方がいいのではないかと思い、最近は1日最低でも1万歩以上は歩く、エアロバイクを1時間漕ぐ、天気のいい日は太陽の日に浴びながらウォーキングというのを取り入れました。
この時点であまり運動は積極的にやっていなかった20代の頃よりアクティブになっておりますので、このくらいやればさすがの30代の俺でも何か結果を出せるのではないか、と思ったんですけれども面白いくらいに何も変わりません。

しかし、ここでまた面白い話が。うちのカミさんがいわゆる「健康オタク」でして、最近リンパマッサージ的なのにハマっているんですよ。とは言っても専門的な勉強をしたとかそういうことではなく、YouTube の動画で独学した程度なんですけれども、いわゆる「老廃物」っての、聞いたことありませんか?主に食事などでエネルギーを摂取するのが、実際のところ全部が全部エネルギー化されるわけではないそうで、エネルギー化できなかったものは体内のあちこちにいつまでもしつこく残るそうな。
その部分をゴリゴリとマッサージをして、リンパ腺に流すことでうんちっちーになってそれら老廃物が体外に放出されるとのこと。
いわゆるこの「老廃物」がたまりまくっている状態が、痩せにくい体になってしまっているのではないか、という考え方があるそうです。

カミさんは自分で自分のリンパマッサージをして、最近調子がいいようで、「よかったらやってあげる。」と、俺のリンパマッサージもしてくるんですけれども、これがバカイテイのです。カミさんいわく、全然力を入れていないって言うんですけれども、それでも激痛。もしもここでカミさんが馬鹿力を出してマッサージなんぞしてしまったら俺は気絶してしまうかもしれない。
マッサージをしているカミさんいわく「めちゃくちゃゴリゴリしている」とのこと。自分とは比べ物のないくらいのレベルで、老廃物が溜まりに溜まりまくっているというではないですか。つまりどういうことなのかと言うと、俺の体は「老廃物」でできていると言っても過言ではないくらいなのかもしれないとのことです。このまま老廃物を溜め込んでいたら、老廃物が俺の体を飲み込んで別の生命体になってしまい、みんな俺のことを「肝数値高男さん」ではなく「老廃物さん」と呼ぶ可能性だって高い。

こりゃまずいなと思い、ここ最近はカミさんにリンパマッサージをお願いしています。それとは別に、カミさんは普段からリビングのテレビでストレッチ動画を再生し、テレビの前で体を伸ばす、いわゆる「ヨガ」みたいなのをやっているんですけれども、最近はそれを俺も一緒にやっていますよ。
リンパマッサージをした後に、老廃物がリンパ腺へよりよく流れて行くためのストレッチがあるんですけれども、コレが最高に気持ちいいのです。

これはすごく最高に気持ちがいいのですが、ひとつ困った点がありまして。というのも、みなさんご存知の通り、俺ってめちゃくちゃ金持ちじゃないですか。めちゃくちゃ金持ちなので65型の 4K 対応で、しかも中に Google の AI が搭載されているテレビを使っているじゃないですか。リモコンを使わなくても「OK, Google」と言えば画面上に AI が起動され「音量3あげて」とか「〇〇にチャンネル切り替えて」あとは「YouTube 立ち上げて」「TVer 立ち上げて」などと、口頭で指示すれば AI がテレビを操作してくれるのです。

で、最近毎日やっているストレッチ動画なんですけれども、これが毎回同じ場所でなぜかテレビの AI が反応して画面が1回止まるのです。俺が知る限り、この AI は先ほども書いた通り「OK, Google」と言わないと立ち上がりません。ストレッチの動画では、美しいボディラインの先生が実際にストレッチしているだけの動画なんですけれども、確かに「はい足を伸ばしてください〜」「このまま15秒キープですよ〜」って言っているんだけれども、「OK, Google」という言葉は一切使っておりません。なのになぜか、同じところで動画の音声に反応して AI が立ち上がってしまうのです。しかも困ったことにこの AI が立ち上がる瞬間、動画の中のインストラクターは何も喋っていないのです。あれ?急に怪談っぽくなってしまった?

そんな話は別にどうでもいいんですけれども、ところであなたの後ろにいる女の人、誰ですか?


というところまで書いて文字数が3390文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?