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ブギワン 旭川紀行編#5

どうも、全裸になって大事なところをおぼんで隠して踊っているあの人はまだコーラ一杯しか飲んでいないんですよスペシャルです。

それは冗談でして肝数値高男です。
2024年春はスターダスト☆レビューの北海道公演数箇所に行きまくりました。ライブだけではなく、その地域に行った思い出も含め、今回のことはこの先の人生で忘れられない思い出になるでしょう。ならば、まだ記憶が新しいうちに文章に残しておきたい、ということで連日書いている「ブギワン紀行」でございますが、今回は「旭川編」の最終回。
まぁ、旭川なんか「紀行」しに行くほどの距離ではないんですけれども、最後までおもしろおかしく書いていこうと思います。

【前回まで】

開演時間まであと20分くらいになったところで大ホールの方へ移動します。ホールの入り口は何段か上り階段になっており、そこを登っていくと前方にどカーンと大きな舞台が目の前に広がります。
今回の「ブギウギ ワンダー☆レビュー」ツアーの舞台セットもめちゃくちゃ派手で素晴なもので、毎回ツアーごとに舞台セットは当然違うのですが、この場所から大きな舞台セットを見るのが好きです。
ツアーによってはオープニングの選出上、幕が閉まっているパターンもありますが、それもまたいい。

自分に席に着席。通路側の座席でございましたが、左隣にはすでに女性の方が1人座ってスマートフォンを操作しておりました。さらに左隣の席にはまだ誰も座っていないので、この女性も俺と同じく1人でライブに来られたのか、もしくは同行者がいるんだけれどもその方はトイレに行っているかの2択でございます。

どちらにしろ、開演前の座席でのんびりしている女性の隣にこの不細工デカブツ男が座るわけですから、この方からしたら絶対にイヤだろうなぁ〜と。申し訳ない気持ちいっぱいで「すみません、隣失礼します。」と軽く言って荷物を座席の下に入れ、着席します。

真横には全く知らない人が座っているという妙な緊張感の中、開演時間まで過ごします。ライブって開演時間までがバカ長く感じますよね。普段だったら物販で購入したツアーパンフレットを購入してそれを読んでいるんですけれども、今回のツアーのパンフレット、2022年12月の幕別公演の時点で購入済みだし、今の俺にできることはスマホをポチポチ操作するか、もしくは目を閉じて脳内にもうひとつの宇宙、そしてもうひとつの地球、もうひとつの文明、もうふとつの自分を創り出すことしかありません。

そんなこんなやっている時に、急に左隣の女性の方が「札幌のライブ行きますか?」と急に話かけてきてバビリました(ビビるの上位語)
それが例の「チケット譲ってもらった事件」につながります。詳細はこちらからどうぞ。

なんだかよくわかんないけれどもチケットを譲り受けることに。上のテキストでも書いてある通り、この方は「仕事でライブに行けなくなった。」とのことですが、万が一仕事がなくなっていけるかもしれないじゃないですか。そうなった時はチケットを返還したいなって思って、どうにかしてこの方とコンタクトを取れる状態を作りたいなと思い、だからと言ってここで LINE や電話番号を交換するってのもなんかアレじゃないですか。いや、LINE くらいだったらいいんじゃないかって話ですけれども。「SNS ってやっていますか?」と聞くと「Instagram だけやっています。」とのことで、「アカウント教えてもらってもよろしいですか?」と聞くと、その方遠慮がちに「イヤイヤ、いいから。」と言い、教えてくれません!ガツーン!なんだこのフラれた感じ!

インスタのアカウントは教えてもらえなかったけれども、開演時間までいろんな話を聞きました。その方、結構なレベルでスターダスト☆レビューファンらしく、2022年の幕別公演も行っていた話、煩悩ライブもさいたまスーパーアリーナに行った話、2017年の「楽園音楽祭2017」は台風で延期になったステラシアター公演を10月に観に行ったけれどもバカ寒かった上に富士山が見えなかった話、はじめて行ったスターダスト☆レビューのライブは1996年の「CONCERT TOUR’96-’97 Ladies&Gentlemen」ツアーから。などなど、さまざまな話を聞かせてくれました。

そんな話をしている最中に、あっという間にライブの時間に。ライブの話も、完全ネタバレで書きたいんですけれども、この文章を書いている2024年4月27日現在、まだツアー中なのでツアーが終了したタイミングで執筆したいと思います。

完全1人で参加したライブですが、開演前に話して少しばかり仲良くなった隣の方と一緒に楽しむ結果に。最初のオープニング数曲演奏し、一番最初のトークに入る前の曲が終わった頃に俺が思わず「カッコいい〜〜〜!」と言うと隣の方も「かっこいいね〜!!!」と一緒に言う的な。側から観たら親子でライブに来ているかのように見えたのではないでしょうか。

この日のスターダスト☆レビューも、めちゃくちゃ長い時間ライブをやっておりましたよ。演奏曲は言いませんが、アンコール前のノリのいい曲がしばらく続くブロックで、彼らのライブでは定番曲になっている、振り付けのあるとある曲の部分で、ボルテージがブリ高由里子になってしまった俺は両手で元気よく一緒になって振り付けを真似ていたんですけれども、ふと我に帰って舞台横の大きな時計を見ると「21時」を過ぎておりました。

・・・俺、明日朝7時から仕事だ。なのに、こんな時間に、こんな場所で俺は一体何をやっているのか!?
と、一瞬考えてしまったのですが、数秒後にはそんなこともどうでもよくなってしまいました。

21時30分過ぎにライブが終了。かなり長い時間のライブでございましたが、楽しい時間は一瞬で終わってしまいます。体にはそれなりに疲労感は残っているはずなんですけれども、今日のライブまた最初から楽しんでもいいかなというくらい、何度も観たくなるロックショウでございました。
「楽しかったねぇ!札幌楽しんできてね!」と隣の女性の方が言います。
そこで爆キモ男の俺、ここでまたあの言葉を言ってしまいます。

「インスタ教えてくださいよぉ〜〜!」

めちゃくちゃキモくないですか?
ここまで来ると、たまたま隣同士でライブを観たという、これもひとつの「縁」ということで、ぜひここでインスタを交換しましょうよと。
女性の方も、ライブ後でハイになっていたのでしょうか。ライブ前は「いや、いいよ」となぜか遠慮していたのに、この時は「うん、いいよ。どうやってアカウント見つければいいかな?」と、iPhone を取り出しました。
あれやこれややって1分もしないうちに「相互フォロー」の状態に。
「ありがとうございます!“いいね”をたくさんしますね〜!」と言うと「私いい年して変なストーリーばっかり上げているけれども、気にしないでね!」と、少しばかり恥ずかしそうにしております。「いやいや、いいじゃないですか。お互い様です。」だなんて言った後「それではまた、どこかの会場で!」と、女性の方とお別れをし、たくさんの来場者が外へ出ていく中、俺もゆっくり会館を後にします。

外に出て、まず向かった先は・・・もちろん・・・喫煙所!!!!
あれ?禁煙したはずじゃ・・・?と言われたら話が長くなりますのでキャッツアイさせていただきますが、とりあえず喫煙所へ。
中には誰もいなかったので薄暗い喫煙所で1人、タバコを吸いながらスマホを片手に持ち、画面を立ち上げると、数分前に相互フォローしあった隣の席の女性の画面が。

めちゃくちゃキモい話ですけれども、こういう場合「さてさて、どんな投稿をされているのかな〜?」と気になって見ちゃうじゃないですか。さっき「変なストーリーばっかり上げている」だなんて言っていたから、具体的にどんなものか気になって見ちゃうじゃないですか。
見てみると、案の定ストーリーを上げておりました。
24時間経過すると消えてしまうでお馴染みの、アレです。
それをタップして見てみると、数時間前に投稿されたばかりのストーリーが表示されておりました。

開演前のステージの写真がアップされていたんですけれども、多分ですけれども演奏中の写真は NG なのでこれは NG ではありません。それはそれでいいんですけれども、その横に文章が添えられていました。その文章の内容がコチラです。

「え、なんか隣にデカい男子来た。狭いんだけど。」
で、ございます。

あはは、あはは、あはははは、あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あー、なるほどね。いや、別にいいんですよ。俺がデカいのは本当の話ですから。結婚してこの5年でめちゃくちゃデカくなりましたから。そんな俺の隣に座った女性が狭いのは、本当のことですから。その方は、何も間違っておりません。すべて、事実を書いているだけですから。だけど、だけど、だけれども、あはは、あはは、あはははは、あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いや、別に傷ついていませんよ、根に持っておりませんよ。
会場を出て駐車場から車を出した時には、22時を過ぎておりました。腹が減りましたよ。最高のライブを観たあとなのでテンション爆上がりで何か美味いものでも食おうかなと考えていたんですけれども、こんな時間だしなぁ。今食ったら体に悪いよな。なにしろ、太ってしまう。またさらに「デカい男子」になってしまう。

いや、別に傷ついていませんよ、根に持っておりませんよ。

先ほども書きましたが、明日は7時から仕事だ。これから家に帰ってシャワーを浴びたりしてなんだかんだしたら寝るのは日付超えてからだろうか。明日の仕事はいつもの2倍働こう。なるべくエネルギーを消費してこの体を絞るキッカケを作らんといかんですね。

いや、別に傷ついていませんよ、根に持っておりませんよ。

4月に入って暖かくなったし、そろそろ「ウォーキング」なんかを生活に取り入れて、健康的な体を目指そう。あわよくばそれで痩せたりしたらいいよなぁ。

いや、別に傷ついていませんよ、根に持っておりませんよ。

というわけで、40号線沿いの「ドンキホーテ」に今年使うウォーキング用の靴を購入するために寄ることに。車中のカーオーディオではもちろん「スターダスト☆レビュー」の名曲たちをヘビロテ。ついさっき生のスターダスト☆レビューを観て、今こうして車の中でもスターダスト☆レビューを聴く。なんて最高な時間なんだと思いながらドンキホーテに駐車をして店内へ向かいます。
お店の周りは、「ここは日本なのか!?」ってレベルでゴミが散乱。お店のすぐ前では若者がたむろってタバコをスパスパ吸っている。店内にはギャーギャー騒いでいる若者集団。店内では Creepy Nuts の「Bling-Bang-Bang-Born」が爆音で流れているというカオスな状況です。なんだかよくわかんないけれども、こんな世の中消えてしまえばいいのにな!って思いながら新しい靴を購入しました。

帰宅後シャワーを浴び、旭川公演終了後のスターダスト☆レビューのファンクラブ限定の動画を視聴し、例のテキストを書き上げ、午前3時過ぎに寝て2時間後には起床。最高の1日でございました。
というわけで「ブギウギ ワンダー☆レビュー」旭川紀行編、これにて終了。少しばかり準備期間をいただき、次は「ブギウギ ワンダー☆レビュー 札幌紀行編」を書き上げたいと思います。それでは、ほなサイババ。


【目次】

というところまで書いて文字数が4958文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

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