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ブギワン 旭川紀行編#1

どうも、♪ちゃんちゃかちゃんちゃんちゃちゃんちゃちゃんちゃんちゃんちゃか、ちゃんちゃんちゃちゃんちゃちゃんちゃん 新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」のダンスをしていると思っていたら〜悪霊に取りつかれているだけの人でした〜 チクショー!!!!!です。

それは冗談でして肝数値高男です。
2022年からはじまった【スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24 「ブギウギ ワンダー☆レビュー」】
北海道公演は2022年12月に道東の幕別町で1公演あったのみで、普段のツアーで回っている旭川・札幌公演の日程がなかなか発表されませんでした。
ツアーもタイトルの通り、2022年10月から2024年5月まで全国110ヶ所回るという、他のアーティストやバンドでは聞かないような、とんでもない数の公演数のあるツアーです。
だいたいのアーティストの場合、ツアーが決定した時点で千秋楽から最終公演日まで一気に公開されるのですが、スターダスト☆レビューの場合、ツアーが長すぎてツアー中に追加公演の繰り返しで、今回はツアー開始当初に地元の公演は発表されていませんでした。

やっとのこと発表されたのがツアーから1年以上が経過した昨年末のことです。旭川・札幌での公演が決まったことを、我が家に届いたファンクラブの会報で知りました。
今回のツアーがまた北海道に来るという喜び、普段観ている会場で今回のツアーが観れるという喜び、1年以上ぶりに生スターダスト☆レビューが観られるという3つの喜びで発狂!

いや・・・「発狂」ってまるで比喩表現だと思いますでしょう?違うんですよ〜。

昨年末は会社でコロナの陽性者が出た関係で、あっさり「濃厚接触者」になってしまい、カミさんを実家にエスケープさせたので、年末年始を自宅で1人寂しく過ごしていましたから。家の中には俺しかいない上に、来たことのある人だったらわかると思いますが、俺の家って「そんなところで暮らしていて何が楽しい?」ってレベルでバカ郊外にあるんですよ。
隣の家まで500m という最強物件で、夜中に出刃包丁を持った殺人鬼が突入してきて「助けてー!」と叫んでも、その声は誰にも届かないですよ系物件に住んでいますので、発狂し放題。

今住んでいる環境に感謝の気持ちを抱きながら、会報片手に「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」と発狂しましたよ。
もしも俺の家に隠しカメラをしかけている変態がいるとしたら、あの瞬間「え、何何何?コワイんですけれど〜!」って思ったでしょう。言っておきますが隠しカメラを仕掛けるアンタが一番コワイからな!(俺は誰に向かってこの文章を打ち込んでいるのだろう?)

例年のツアーでは、最低でも札幌・旭川の2カ所には必ず訪れていますが、今回発表されたのが新冠、函館、旭川、札幌、釧路の5公演!!!
函館、旭川、札幌は、2022年12月に観た幕別公演と同じバンド形態で、そして新冠と釧路はアコースティック編成でのライブになるとのこと。
うぉぉぉぉぉぉ、これはもう行けるところは行くしかないだろう!!!
と、会報を手に取った時は考えました。しかし、その30分後に冷静になって考えてみた。

まず日程を改めて見たところ、これは結構シーキビなんじゃないかと思ったのです。
というのも、まず最初に来るのが3月20日の新冠公演。これはまぁ、問題なく行けるでしょう。「問題なく」って言っても、自宅から片道250km もある場所なので、「問題ない」って言っていることが「大問題」なんですけれどね。
俺は IQ が低い男なので、移動は基本的には車でとしか考えていないのですが、スターダスト☆レビューを愛する気持ちさえあればいけるだろうと。その気になれば愛車に翼を生やして空を飛ぶことだってできますから。

そんなわけで新冠は大丈夫だなと思ったんですけれども、問題なのが4月の函館、旭川、札幌、釧路の4公演ですよ。
まず最初にはるばる来たぜ函館公演。こちらが4月7日(土)だったんですけれども、同じ北海道内の函館とは言え、俺の住んでいる地域から430km も離れております。430km ってどんな距離なのか、わかりやすく説明しますと、シャープペンの芯がありますよね。これを一本ずつ、430km 分並べると・・・びっくりする量の文字を書ける、という距離でございます。

先ほどめちゃくちゃ遠いと書いた新冠なんか近所に感じてしまうほどの距離でございます。
そんな函館からバカ離れた場所で暮らしている俺でございますけれども、最後に函館に行ったのは2011年。その時はどうやって現地まで行ったのかと言いますと、旭川空港から函館空港まで飛行機で行っちゃうという若さあふれるやり方でございます。
当時の俺はまだ19歳だったし、吉高由里子さんが好きすぎて毎日写真集をカバンに入れて歩いているような若者だったので仕方ありません。

あれから13年という月日が流れていました。19歳だったはずの俺は「永遠の19歳」だなんてヤバイセリフを言って若い人たちに気持ち悪がられたい年頃の32歳になってしまいました。
これはもう、13年ぶりに飛行機で函館に行くしかないんじゃないかベイビーなロックンロールを爆音で奏でてみたんですけれども、調べてみたらいつの間にか旭川空港から函館空港までの直通便が廃止されておりました。ガツーン!(ショックで肋骨が折れる音)

俺は確かに13年前に、飛行機で函館に行ったんですよ。いわゆる「プロペラ機」ってやつに乗って「アトラクションか!?」ってレベルで機体が爆揺れで失禁寸前のスリリングなフライトでしたよ。
しかし、13年という月日が経過した今、あれは夢だったんじゃないかって思ったりもしますよ。

念の為、クラウドに保管してある当時の写真を見てみると、確かに俺は旭川空港で写真を撮影している。しかし、その後のプロペラ機の写真がな〜〜〜い!!!
ということは、夢ではないんだけれども、その後の光景は「幻覚」だったのかもしれません。
俺は旭川空港内でキツネにでも化かされて、空港内をうつろな目で、よだれを垂らしながら「飛行機揺れる〜」「おしっこもれそう〜」「函館朝市の海鮮丼美味しい〜」ってぶつぶつ呟いていただけなのかもしれない。
この件について読者の皆様はどのようにお考えでしょうか?

・・・という話でお馴染みの函館公演が4月7日に行われました。こちらもできることならば参加したかったんですけれども、飛行機がないとなると「車」「電車」「さまざまな四足歩行の動物を乗り継いで行く」の3つしか方法がありません。
距離的に日帰りはかなりシーキビですので、最低でも2日は休みを取りたいところですが、ぶっちゃけて言いますと、たった2日の休みで函館に行くのもかなりのハードスケジュールでございます。
どのくらいハードなのかと言いますと俺の友人のアリストテレスくんの X での暴言ポストくらいハードです。

そんでもって4月14日の札幌公演と4月16日の釧路公演の両公演にも参加すると考えたら、それぞれに2連休、合計4連休取らないといけません。俺が立派なニートだったら問題ないんですけれども、30歳を超えているくせに恥ずかしながら会社員をやっておりますので、新年度早々のこの時期に4日以上の休みを申請するのはかなりシーキビでございます。

ということで、この時点で函館公演の参加を泣く泣く諦めました。マジで泣きましたよ。1人で両目から大粒の涙を流して、片方から青っ洟垂れ流しで、Spotify で「バイオハザード コード:ベロニカ」のスティーブが死ぬシーンの BGM を再生しながら、家が崩れるほどデカい声を出して泣きました。

函館以外の北海道公演をハシゴすることに決めたのでした。
それでも札幌と釧路の2ヶ所は、自分の住んでいる地域から離れているので、何とかして宿泊込みで参加したいものです。旭川公演については俺の家の窓から顔を出したら会場の壁に触れるくらい近い場所なので(イメージ)仕事後にライブ参加、そんでも仕事後も仕事でもいいかなと思ったんですけれども、札幌と釧路はどうしても休みを取りたい。
というわけで新年度早々に空気を読まずに4連休を申請したのですが、案外すんなり通りましたよ。ここでクイズです。なぜ新年度早々のクソ忙しい時期に俺は4連休を取れたのでしょうか。カッチコッチカッチコッチ ゴーン!(時間切れ)

答えは「俺が会社に必要とされていないから」でございます〜〜〜!!!!
20年以上スターダスト☆レビューのライブに通い続けていますが、3月、5月に北海道公演を行ったツアーは過去にありました。が、4月に北海道公演があったのは今回のツアーが初めてかもしれません。もしかしたら俺がライブに参加するようになった2003年以前はあったかもしれませんが。
そういう意味では、今回のツアーはなかなか忘れられないものになることでしょう。

(まだまだ続きます)


【目次】

というところまで書いて文字数が3766文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

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