見出し画像

ブギワン 旭川紀行編#2

どうも、飼育ケースにいたはずのタランチュラがいなくなったけど、まぁいっか。と言う同居人です。

それは冗談でして肝数値高男です。
4月という、新年度はじまって早々の時期なのでライブ遠征で連休を取得するにはシーキビで社畜泣かせの時期ではございますが、やっと来たぜ地元公演!最初は4月12日の旭川公演でございます。

2003年の【LIVE ENTERTAINMENT TOUR “Heaven”】から、俺はこの場所でスタレビのライブを観続けております。今でもあの日の感動は忘れられません。あれは2003年11月7日のことでした。
その日からちょうど20年後の2023年11月7日には、このような奇行を取ったりもしました。

本当のことを言えば昨年にこの場所でライブを観れたら感慨深いものもあったかもしれません。しかし今回のツアーは1年7ヶ月かけて、全部で110公演、全国様々なところを回っていたのでこの場所に来るのにかなりの時間がかかってしまいました。もう2024年になってしまいましたが、今回の旭川公演が、俺の中でスタレビを追い続けて20周年と、勝手に特別なものにしました。

ライブ当日は夜勤明け。午前中に仕事から帰ってきて少し休んでから会場に行こうと思っていたんですけれども、ライブがあまりにも楽しみ過ぎてなかなか眠れず。結局前の日の夕方に起きてから一睡もしていないという無敵の状態で会場に行くことに。

天気は曇り。雨は降っていませんでしたが、上着を着ていないとかなり寒い、でも長く外を歩いていたら少しばかり汗をかいてしまうというややっこしい天候でございました。
夕方に自宅を出て、旭川公演の時にいつも停めるロータリーの近くにある駐車場へ向かいます。
しかし、ライブに行く前の車の運転ってのはいつも緊張しますね。だってここで事故ったりしたら、ライブに行けなくなるじゃないですか。いやいや、そんなの普段からちゃんと気をつけろよって話ですけれども、そりゃもちろん毎日安全運転に気をつけておりますよ。でも、ぶっちゃけ、車の運転に気がドッと疲れるほど気をつけて運転ってすることがないじゃないですか。
何ヶ月も前からこの日を楽しみにして過ごしていたのに、ここで事故ってしまうと何もかもがおしまいじゃないですか。ライブの時こそ疲れるレベルで緊張してしまうのです。

というのも、かれこれ13年前だったと思いますが、2011年に行われたツアー【STARDUST REVUE 30th Anniversary Tour 「30年30曲(リクエスト付)」】に参加した時のことでした。会場近くの駐車場に向かっている最中、パトカーやら救急車やらがたくさん集まっていて「一体何事!?」と思ったら前方にお店のシャッターに突っ込んで単独事故を起こしている車がッ!

ウゲーっ!あれはヤバス!!と思って横を通り過ぎて会場に行き、その日のライブを精一杯楽しみました。この時のライブも大変に素晴らしく、会場に来る前の事故現場のことを完全に忘れてしまっておりました。
帰りにファミレスに寄って、当時やっていた SNS でスターダスト☆レビューのことを検索したら、まさに今日同じライブに参加する予定の方がいたんだけれども、道中で事故っちゃって空席を作ってしまったと悲しみ満載の投稿をされていました。

この投稿を観て、会場に来る時に見た事故現場のことを一気に思い出しました。もしかしたら違うかもしれませんが、あのシャッターに突っ込んだ車、この方のだったんじゃないかと直感的に思ったのです。
会場付近だったので可能性はそれなりに高いと思います。この方も、きっとこの日をめちゃくちゃ楽しみに過ごしていたんだろうなと考えたらなんともいえない気持ちになったのでした。
この時のツアーは、後に北海道追加公演が決定しましたので、その方が追加公演の方に参加していたらいいなと、今は思います。

スターダスト☆レビューが北海道に来て、会場まで車で向かうたびにいつもこの時のことを思い出して、運転にはいつも以上に気をつけてしまうのです。それはすごくいいのかもしれませんが、数分の運転にめちゃくちゃ疲れてしまいます。

運転免許証を取得してから早くも14年。あと少しで人生の半分以上車の運転をしているでお馴染みの俺になってしまうわけでございますが、これまで一度も交通事故というものを経験しておりません。
俺が事故を起こさなくても、別の誰かが俺の車に突っ込んでくる可能性だって考えられます。
実際にこの日も、いつも通りなれた旭川ロータリーにて、3台くらい前の車が途中で立ち往生みたいな感じになってプチ渋滞が起こってしまっていました。普段はそんなことないんですけれども「あれ?これ大丈夫か?」と、めちゃくちゃ緊張しました。

その後何事もなく駐車に成功。駐車場に入って車を完全に停めた瞬間、大きな安堵のため息が出てしまったのでした。

交通事故だけではなく、同じような理由で体調管理にも普段の倍以上気を使ってしまいますね。前回のツアーから世の中は「コロナウイルス」という厄介な病気がこの世に爆誕してしまいました。誰も望んでいないし、むしろかなり迷惑な存在なのに勝手に爆誕しているあたり、「桃太郎電鉄」に出てくる「ボンビー」のような存在ですけれども、コロナだけではない、4月になりましたけれどもインフルエンザなんかが微妙にまだ残っていたりもするじゃないですか。
ライブ直前にそれらの厄介な病気にかかってしまったら一巻の終わりでございます。

俺はかなりズボラな男なので、普段から体調管理をしっかり行っているわけではないんですけれども、何ヶ月も前から楽しみにしていたライブですので、ここ数日の体調管理はアホのように気をつけておりましたよ。
具体的にどう気をつけていたのかと言いますと、週5〜6日で深夜まで夜更かしでしょう〜(寝ろよ!)あとは暴飲暴食でしょ〜(マジでやめてくれ!)あとはコーヒーに砂糖入れるでしょう〜(ブラックで飲めや!)あとはフライドポテト塩多めでしょう〜(死にたいのか?)あとはタバコは1日1箱でしょう〜(禁煙したんじゃないのかよッ!)と言う感じでしょうか。

と言う感じで、万全のコンディションの状態で、会場近くの駐車場に到着。
スタレビのライブのたびにここを利用しているんですけれども、この駐車場に来るといつも思い出す事があります。あれは2017年の【STARDUST REVUE 35th Anniversary Tour「スタ☆レビ」】の時でした。あの時はまだ3月でバチくそに雪深し旭川でした。

今回と同じ駐車場に車を停め、市民文化会館に向かって歩き出した時、この駐車場の端っこの方がツルツル路面でおもいっきりズッコケて太ももを強打。かなりの激痛が走りましたが、ライブ中はアドレナリン全開なので痛みのことを完全に忘れてしまいます。
しかし終演後に駐車場まで歩いて行く最中、また痛みが走ります。
その日の夜にシャワーを浴びるのに素っ裸になったところ、太ももが「ゾンビになったのかな?」ってレベルで青あざがでておりました。

俺は霊長類最強の男なので骨折はしていなかったとは思いますが、あれはバチくそに痛かったなぁ。当時一緒に同行したカチンくんは思いっきりズッコケた俺を見てめちゃくちゃ笑っておりました。そう言えば昨年の12月に同窓会をやった時に、食事をする会場がこの辺だったので同じ駐車場に停車したんですけれども、カチンくんが「またコケなかったか?」と、ニヤニヤして聞いてきたので、相当印象的だったのでしょう。そんなカチンくんは最近「呪いのビデオ」と書かれた VHS を手に入れたと LINE で画像を送ってきたきり連絡が取れないんですけれども元気に過ごしているのでしょうか?

今回は4月の半ばですし、3月の気候が例年に比べて暖かかったので、雪はまったく残っておりません。アスファルトもしっかり出ていて、雪は軒先や日当たりの悪いところに若干残っている程度でございます。なんだったら俺はこの時夏靴で来ちゃったくらいです。
ツルツル路面が出るような状態は一切ないので、もう俺はコケる心配なんかありません。もしもこの路面でズッコケてしまったら、俺はもう死期が近いものだと考えてもいいでしょう。

さて、いよいよ松本いよ、市民文化会館の中に入っていきます。この話の続きは、次回のテキストにて。


【目次】

というところまで書いて文字数が3584文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?