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キムタク構文

どうも、お祭り会場の放送で「会場内に不審な人物を見かけた際には、直ちに警察に報告してください。」ってのが流れた瞬間、会場にいる人全員が俺のことを見るのは何でだろ〜のコーナーです。

それは冗談でして肝数値高男です。

このような記事を読みました。
http://girlsvip-matome.com/acv/1083386555.html

1991年生まれの俺の世代からしたら木村拓哉さんといえば日本最大のスーパースター。俺がまだ小学生だった2000年前後では、SMAP のメンバーとして輝かしい活動をしていましたが、それだけではなくテレビドラマの主演をやりまくっておりました。彼が主演をやったドラマは基本的にはどれも視聴率がめちゃくちゃ良かったと記憶しております。

そんな時代から20年以上の時を経た現在、SMAP は解散してしまい、木村拓哉さんも50代を超えてしまいました。小学生だったはずの俺も30歳を超えてしまいました。
考えてみれば俺が小学生の頃に「キムタク、カッコいいなぁ・・・」と、ウットリ見ていた頃の木村拓哉さんと同じ年齢になってしまいました。「俺もキムタクみたいなカッコイイ大人になりたいな・・・」と少しばかり期待をしたりもしていましたが、残念なことに「俺じゃどうあがいても無理だな」と、当時の俺はなんとなく察していたりもしました。その結果、どう考えても当時の木村拓哉さんと今の俺は別の生き物レベルで違います。

木村拓哉さんも俺も、どちらも「おじさん」になってしまった今ですけれども、俺の中では木村拓哉さんは20年前と変わらず今もめちゃくちゃかっこいい。テレビで観ても、ラジオで声だけ聞いても「はぁぁぁ、かっこいいなぁ」と思ってしまいます。この感情は「恋」なんじゃないかなと思うこともありますよ。

「木村拓哉」という名前自体が、俺の中では「カッコいい」の象徴みたいなものですけれども、よくよく考えたら「きむらたくや」って、割と普遍的な名前ですよね。実はこの世に同姓同名が意外と多いのではないでしょうか。俺も生まれる先間違ったら「きむらたくや」って名前だった可能性だって考えられます。
いや〜よかったなぁ。「きむらたくや」って名前じゃなくて。
これだけ「かっこいい!」って騒いで木村拓哉さんのことが嫌いだから同じ名前が嫌だ!というわけではなくて、考えてくれ、このツラで、「きむらたくや」って名前だったらめちゃくちゃシーキビだったでしょう。
小学生だったらバチくそにいじめららていただろうな!女の子にも白い目で見られてさ。「私の大好きなキムタクが台無し!」だなんて言われていたでしょう。

俺の本名、「木村拓哉」じゃないのに、中学生の頃は1個上の阿部先輩というめちゃくちゃ怖い先輩に目をつけられて、しょっちゅう学校2階のトイレなどに呼び出されてボコボコにされていましたから。これがもしも「木村拓哉」という名前だったら、ボコボコどころか下手したら殺されていたかもしれないですな。

「元 SMAP」という肩書きがもはや不要なくらい、国民的アイドル?タレント?の木村拓哉さん。今の若い世代の皆さんからしたら、フルート奏者の Cocomi さん、ファッションモデルの Kōki, さんのお父さんとして認知されているのでしょうか。
そんな木村拓哉さんの Instagram にまつわる記事なわけでございますが、これどうなんですか。悪意ありすぎじゃないですか!

しょうもない記事の内容をここで引っ張るのもアレなんですけれども、木村拓哉さんは「おじさん構文」と言われていたそうです。「おじさん構文」ってなんだよ、スゲー言葉だな。俺自身もこの言葉をはじめて聞いたんですけれども、いわゆる おじさん、というか年配の男性の方って絵文字を乱用しがちじゃないですか。まぁもちろん俺のように絵文字を全然使わないおじさんもいるんですけれども、「おじさんって絵文字をたくさん使うよね。」ってのが、世の中の、というか若い人たちからの共通認識だったりするじゃないですか。

なんだかショックだな。俺の中でのスーパースターの木村拓哉さんが若造たちにこんな事言われているの。いや、もしかしたらこういう事言っている連中らは「お前もおじさんじゃないかーい&お前もおばさんじゃないかーい!」の人たちなのかも知れないですけれども。

しかしまぁ、冷静になって考えてみれば木村拓哉さんは確かに「おじさん」であります。世の中の「おじさん構文」を使っているおじさんたちと、同世代なのは間違いありません。なので、木村拓哉さんが「おじさん構文」を使うのは、何もおかしなことではないのです。

・・・なんだけれども、「おじさん構文」って、どう見てもネガティブな言葉じゃないですか。木村拓哉さんがこんなことを言われているなんて…。2000年頃じゃ絶対に考えられなかったような話でございます。

更にショックだったのが、Instagram の投稿を見たしょうもない人たちに「おじさん構文」だなんて言われたせいか、木村拓哉さんは絵文字の使用をある時から控えるようになってしまったんだとか。いや、たまたまなのかも知れないけれども、これがもしも世の中の反応を見て意識して絵文字の使用を控えるようになっていのであればさらにショックだなぁ。俺の中のスーパースター木村拓哉さんがどんどん崩れて行ってしまいます。

なんだかおじさんんは悲しいよ。いつから「絵文字をたくさん使う=おじさん」って言われるようになってしまったんだろう。
いいじゃん別に、絵文字がたくさんあっても。絵文字がたくさんあってキラキラしている方がいいじゃん。
テレビの中ではクールで、ミステリアスな雰囲気もある木村拓哉さんが、SNS でめちゃくちゃ絵文字を使っていたら、なんだかほっこりするじゃない。
でもなぁ、これも30代の俺だからそう思うのであって、若い世代の方からしたら、絵文字がガチャガチャしているってのはうっとうしいのかも知れませんね。

確かに、最近の若者は不思議なくらいに絵文字を使わないですものね。
という文章を書いていたら、俺は絵文字ガンガン使いまくりのおじさんなのかと思いきや、実は今も昔も、絵文字は控えめ。
というか、あまり使わないかも知れない。

俺が高校生だったころの話。まだ「スマートフォン」なんか誰も使っていない時代で、いわゆる「ガラケー」が一般的な時代だったんですけれども、その頃の若い人たち、すなわち我々世代はめちゃくちゃ絵文字を使っていましたよ。
「デコメール」なんていうのもありましたよ。若い人は知らないだろうなぁ…。はッ!歳がバレてしまう!!!!

そんな時代でありましたが、当時の俺は絵文字のない殺風景なメールをよく送っていました。
メールだぜ、メール。まだ、LINEもない時代の話だ。
絵文字の少ない俺のメールを見た周囲の奴らに「おじさんみたい」だなんて、よく言われたものです。当時の感覚だと「おじさん=絵文字の打ち方がわからない」みたいなところもありました。
絵文字を使ってこそ若者!みたいなところがありましたが、当時の俺は「なんだかなぁ~」と思っていましたよ。鏡を見れば見るほど、俺なんか絵文字を使うような人間には見えないので、控えていましたが、15年以上経過した今、まさか絵文字がないのが逆に若者風になるとは思いもしませんでした。
ってことは、今の俺の「絵文字のない文章」は、若々しいってことなのか!
それならそれで、絵文字を乱用せねば!!!
と、プライベートでは若い人と接触する機会が少ないのでアレですけれども、会社の若手との仕事のやり取りでめちゃくちゃ絵文字を使っておじさん臭がられようと思うのですがこの件について皆さまはどのようにお考えでしょうか?


というところまで書いて文字数が3290文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

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