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名作トライアル#131 ゼルダの伝説 時のオカリナ

どうも、飲酒運転で信号機にぶつかっちまった男です。

それは冗談でして肝数値高男です。

飲酒運転厳罰化で今の制度になってから15年くらいになりますが、ニュースサイトをいつ閲覧しても、全国のどこかで飲酒運転のニュースが出ていて悲しくなっちまいますね。幸い死傷者は出なかったものの、26歳の男は自分のしたことで犯罪者になってしまった。車も大破してしまったでしょうな。今、なんてことをしてしまったんだ、時間を戻したい、なんてことを考えているんだろうなぁ。
俺はお酒を飲まないし、周囲にも飲酒運転なんかしているバカはいない。このテキストを読みに来てくださっている読者の方にもそんな方はいないと思います。しかし、人間はどこかで間違うこともあるかもしれない。そんな時に、事故当日まで普通に社会で生きていた26歳の男が、自分のしてしまったことで逮捕されてしまったことを思い出して欲しい。もちろん、俺も含めてですけれども。そのために、こういうニュースはあるのだと思っております。

でも一番いいのは車でどこかに出掛けて酒の出る店に行かないことですよ。そんなところに行くから、お酒が飲みたくなっちまうんですよ。あと先のこと考えないで、その瞬間の欲望だけで酒を飲んじゃって、その後になって「車どうしよう」ってなっちゃうんだろうな。
そんな失敗をしてしまうくらいだったら家にこもってレトロゲームでもして過ごしていた方がいいのではないでしょうか。というわけで今日は2024年一発目の「名作トライアル」でございます。
今日からしばらくの間、25年前に発売された超名作の研究をしていこうと思います。それでは、キャリオン。


・祝!ゼルダの伝説 時のオカリナ 祝25周年!

NINTENDO64 の名作ソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が発売されて昨年の秋に25周年を迎えました。オリジナルの発売日は1998年11月21日。1991年生まれの俺が小学校1年生の時に発売されたゲームでございます。さすがにその頃の記憶はハッキリはしてはいないものの、部分的に覚えていたりもします。担任の先生はフルネームで覚えているし、俺のテキストで頻繁に登場する不思議人間“つくもひふみくん”は、小学校の同級生で、「1年3組」で同じクラスだったということもあり、この年からの付き合いです。ってことは彼と俺の付き合いも25年なのかぁ〜。普通小学生の頃の同級生なんて、だんだんと疎遠になるものなのに、25年も変わらずに付き合いを続けている俺たち・・・気持ち悪いなぁ・・・(猛烈な寒気)

25年ですよ、25年。25年なんてどう考えても「最近」じゃないですよね。だって「四半世紀」ですから。当たり前の話ですけれども、この時に“オギャーッ!”って生まれた赤ちゃんが、今25歳ですから。実際のところ、職場の後輩が1998年生まれで、今いい感じのポジションで頑張っているし、先輩の俺もそれなりの仕事を任せるほど信頼できる存在でもあります。そういう観点で見たら「25年」というのは結構な歴史の厚みを感じます。
つまりは25年前のゲームを「リアルタイム」で遊んでいた俺は、もうおじさんなのです。今日は「ゼルダの伝説 時のオカリナ」をほぼリアルタイムでプレイしていたおじさんの当時の思い出話なんかを書いていこうと思います。

ゲームが発売されたのは1998年11月21日。発売してすぐにプレイはしておらず、俺がプレイするようになったのは翌年の1999年春のことだったと思います。あれは確か3月か4月 季節は春でした。
ある日のこと。朝起きてリビングに行くと「NINTENDO64」があるではないですか!!「これ、どうしたの?」と親に聞くと、どうやら親父が昨夜会社の人に譲ってもらって持って帰ってきたとのこと。
当時の俺は小学生なので早くに寝ていたので、俺が寝静まった後に「NINTENDO64」を持って家に帰ってきたようなのです。
実は数年前に親父にこの時のことを聞くと覚えており、当時会社の若い社員が「NINTENDO64」を購入したものの「PlayStation」の方に夢中でプレイしていないとのことで、破格の値段で譲ってもらったそうな。究極のコミュ障の親父がそんなことできるはずがないので、息子の俺には言えない何か悪いことをして手にいれたのではないかと疑っておりますが。

昨日まで我が家になかった「NINTENDO64」がフツーにあるので、心臓がバクレツしそうになりました。だって小学1〜2年生がですよ。誕生日でもクリスマスでもない時期に、朝起きたら最新ハードが家にあるんですから。あまりにもびっくりしてその日だけ俺はバク転ができたかもしれません(イメージ)
とりあえず、これをプレイしたい。でもその日は平日なので学校に行かないといけない。当時の俺は俳優としての才能を開花できていない時代だったので病人のフリをして学校を休むこともできず、ゲームはお預けのまま学校に行くしかありませんでした。当時、7歳にして「義務教育とは?」と真剣に考えていたでしょう。

この日の学校のことは何も覚えていない。どうせ俺のことだから、学校が終わったと同時に、光の速さで帰宅したんだろうな。家に帰って、速攻でリビングへ。「NINTENDO64」がそこにある。あれは夢なんかじゃなかったんだ。未知のマシンが目の前にある。あまりの嬉しさにその場で連続で3回バク転をしました(イメージ)

親父は会社の後輩から、NINTENDO64 本体と、ソフトは「ゼルダの伝説 時のオカリナ」あとは「ポケモンスタジャム」そして今はなきハドソンが出した「スターソルジャー バニシングアース」の3本を譲ってもらっておりました。今考えたら「スターソルジャー バニシングアース」が、25年後に高値で中古市場に出回るソフトだとは当時想像すらできなかったな。
どれから最初にプレイしたのは覚えておりません。覚えているのは「ポケモンスタジャム」はゲームボーイ専用ソフト「ポケットモンスター」シリーズと連動させて遊ぶゲームだったのであまり楽しめなかったのを覚えています。一応俺「ポケモン世代」なんですけれどもゲームボーイは我が家になかったので「ポケットモンスター」は触れることがありませんでした。
ちょうどその頃「ポリゴンショック」で超有名になった「ポケットモンスター」のアニメも、我が家では放送が受信していなかったので観れず、結果いまでも「ポケモン」にはかなり疎いのです。

「ポケモン世代」らしく、ゲームボーイも買い与えられ、「ポケモン」のアニメも観れる環境であったら俺の人生はかなり変わっていたかもしれない。最近の「ポケモン」シリーズもやっていたかもしれないしな。いや・・・30代超えてから「ポケモン」はさすがにやっていないか?いやいや、でも今の「ポケモン」って大人の人でも楽しめそうな内容だしな・・・。う〜ん、どうなんでしょう??

・・・えっと、なんの話でしたっけ?
そうそう「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の話。
我が家には旧世代機の「スーパーファミコン」はありましたが、スーパーファミコン専用ソフト「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」は持っていません。つまりは俺にとって「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が人生ではじめての「ゼルダシリーズ」に触れたのです。このゲームは、どんな内容で何をするゲームなのかよくわかっていない状態でプレイしていました。

そして「はじめてのゼルダ」にして、人生ではじめてプレイした「3D グラフィック」のゲームでもありました。ゲームを立ち上げて、ゲーム画面を見たときは本当に感動したなぁ。今までスーパーファミコンの 2D グラフィックのゲームしかプレイしていなかったのでとんでもない衝撃でした。序盤の「コキリの森」の中を徘徊しているだけで面白い。
移動しては「コキリの森」の住人と会話。水に入ったり、家の中やお店の中に入っては住人とお話し。正直な話、それだけを楽しむゲームだと思っていました。
今考えたら序盤の「コキリの森」しか移動できないゲームなんて、ただのクソゲーどころか問題作品になるんですけれども、当時の俺はそれだけでも十分に楽しめました。

この空間だけで1日遊べたぞ!

「ゼルダの伝説 時のオカリナ」をプレイした人ならばわかると思いますが「コキリの森」では剣と盾を手に入れ、最初のダンジョンに向かわないといけないんですけれども、初日のプレイではそこまで行っていなかったはず。ただ、森の中を行ったり来たりしていただけです。

ゲームのグラフィックが 3D 表現になりカレコレ30年近く経過してしまった今では「オープンワールド」という、3D 空間がどこまでも広がっている、現実の世界と変わらないくらい果てしない世界の中でゲームを楽しむことができるようになり、そんな現代から見たら「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の序盤の「コキリの森」なんか窮屈に感じるほど狭い空間です。今の若い世代のゲーマーなんか、物心ついた時にはそれなりに広い 3D 空間を表現できるゲームが既にあったので、「コキリの森」のあの空間だけで1日のゲームプレイが終わってしまうなんて全く理解できないだろうなぁ。
でも、それだけ衝撃がデカかったんですよ。

「コキリの森」のその先にダンジョンがあり、ダンジョンをクリアすると森を抜け、何倍もの広さがある「ハイラル平原」があり、まだまだたくさん世界があることを知ったのはその数日後のこと。バク転失敗により出てしまった鼻血を垂らしながら驚きました。

1990年に発売したスーパーファミコン、その6年後の1996年に発売した「NINTENDO64」この2世代でゲームのグラフィックは2D から 3D に進化。40年以上ある家庭用ゲームの歴史の中でここは結構なターニングポイントだったのではないでしょうか。
もしも俺が10年早く生まれていたら、「NINTENDO64」到来の頃は大人になっていたくらい。もちろん、ゲームの進化に感動はするんでしょうけれども、小学生1〜2年生の純真無垢なガキに比べてもう少し冷静に感動していたでしょう。
逆に10年遅く生まれていたら物心ついた頃には 3D のゲームは当たり前になってしまっていて、そもそも 2D から 3D の感動はなかったでしょう。

自分がまだ幼い時代に、テレビゲームのグラフィックが 2D から 3D に変わる瞬間を体感。それはめまいがするほどの衝撃でございました。人生の中で「もう少し早く生まれていたら・・・」「もう少し遅く生まれていたら・・・」と、いろいろ考えたことがありましたが、小学校低学年でいろんなものに純粋に感動できる時期に「家庭用ゲームの 3D 化」の波に飲み込まれて、いい時代に生まれたなと思ったり思わなかったり、やっぱり思わなかったりしているっていう話でした。続きはあの世で執筆します。では、股。


・ゼルダの伝説 時のオカリナ(NINTENDO64 版 公式HP)

・ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D (3DS版 公式HP)

・ゼルダの伝説 時のオカリナ(WiiU バーチャルコンソール版)

・今回は「Nintendo Switch Online + 追加パック」版で遊ばせてもらっております!

というところまで書いて文字数が4726文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう!!! ・・・俺が逮捕されていなければ。

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