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暖をとりながら豆を炊く

灯油ストーブとコタツだけは避けたかった。

灯油は買いに行かなきゃいけないし、運ぶの重たい。
コタツなんて掃除は面倒くさいし、何より自分がダメ人間になってしまいそう。

これまではガスファンヒーターの生活で、労なく暖かく過ごしていた。
引越しをしたら、ガスファンヒーターは構造上使えないため、
エアコンと電気ストーブで凌ごうと考えていた。
が、いや、非常に極寒でした。
外は氷点下、寒すぎて夜も眠れない。
生きていけない…。

禁断の灯油ストーブとコタツの生活が始まりました。

コタツぬくぬく。
なんだこの多幸感!
猫になってしまいそう。

灯油ストーブは、安い反射板といわれるモノで
ヤカンを乗せたり、料理を煮炊きできる優れもの。
この反射板で豆を煮ると美味いと聞き、早速試してみた。
暖をとりながら豆を煮る
つやつやの黒豆がほくほくに出来上がった。

焼き芋や餅も焼けるし、
大根を煮ても美味いらしいぞ♪

最高じゃないか!

コレは冬しかできない、冬の楽しみだな。
外はしんしんと雪がふっている。

雪国のテッパンは、灯油ストーブとコタツなんだとしみじみ思う夜でした。

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