ナチュラル・レイキの詳細を、前回の「ナチュラルレイキとは？」に書きました。
興味を持たれた方から、ナチュラル・レイキを教える立場になりたいが、どうすればよいか？　という問い合わせがありました。
ここでは、その問いに対してお答えします。

マスター養成講座はありません

今のところ、ナチュラル・レイキ・マスターを養成する講座はありません。
今後、そういうものを創るかどうかは未定です。おそらく、創らないのではないか、と今のところ考えています。

それは、ナチュラル・レイキそのものが完全にオープンなものであり、自由なものだからです。
教えたいと思った人が教えれば良いと思います。

とは言っても、それでは玉石混交のナチュラルレイキスト養成講座ができてしまう、と心配されるかもしれませんね。
まあそのくらい増えていけば、素晴らしいことだと思いますが。

たしかに、その可能性はあります。
なので、私が提唱する「ナチュラル・レイキ」がどのようなものか、という基準を示しておきます。
それに則ったものであれば、「ナチュラル・レイキ」と呼んでよいと思うのです。

ナチュラル・レイキの要件

まず、重要な1つの方針があります。

・ナチュラル・レイキは「愛」と「自由」に則っていること。

これが一番大きな柱です。
これに反するものは「ナチュラル・レイキ」ではありません。
では、「愛」とか「自由」がどういうものか、ということになりますが、それはおいおい書いていこうと思います。

次に、それを受けて重要な5つの基準があります。

・レイキは「人間の本能である」と認めること。
・レイキは「意図のないエネルギーである」と認めること。
・レイキが行えるようになるための特別な儀式としてのアチューンメントを行わないこと。
・シンボルやマントラなど、特別な技巧（テクニック）を使わないこと。
・秘技を認めず、講座内容を完全にオープンにすること。

特に説明する必要もないと思います。すでに説明していることばかりですから、そちらも参照してください。

ナチュラル・レイキの講師の要件

講座内容は、上記の要件にしたがっていれば問題ありません。
しかし、講師によって教え方にバラツキが出てくる可能性はあります。

実は、それでかまわないと思っています。
上記の基準に従ってさえすれば、教え方は「自由」ですから。
そして、どんな教え方であっても、それぞれに「良い」面も「悪い」面もあります。

全国どこでも一定の基準で教えているというやり方は、これまでは「安心」という面で評価されたのかもしれません。
しかし、これからは「個性」の時代です。それぞれが自分で教え方を工夫し、魅力的な講座にしていけばいいのではないかと思います。

そもそも、ナチュラル・レイキの受講に「卒業」はありません。
いつまででも学び続けていいのです。
いえ、続けていくことに意味があるとさえ思っています。
良いものは、同じ講座を何度受けても、違った気づきが与えられるものですから。

したがって、ナチュラル・レイキ・マスターの要件はありません。今のところ、認定もしません。
ただ強いて言えば、少なくともここに書かれていることを熟知しておいた方が良いと思いますよ。
それと、マスターになる人がレイキをしっかりと使い込んでいることは、言わずもがなのことだと思います。