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レイキは訓練が要らないと言いますが

レイキは気功のようなものですが、大きな違いがあると「レイキと気功の違い」で言いました。
気功は氣を「出す」のに対し、レイキは氣(靈氣)が「出る」のだと。
そしてそのことによって、レイキの様々な特徴が出てくると、すでに説明した通りです。
その特徴の1つとして、「レイキは訓練が要らない」と書きました。
でも、これは間違えられやすいので、少し説明しましょう。

氣(靈氣)を出す訓練は不要

レイキは人間の本能です。したがって、誰もがレイキができます。
つまりそれは、すべての人から氣(靈氣)が出ているということです。

したがって、氣(靈氣)を出すための訓練は不要です。
不要と言うより、やってはいけません。
レイキは「意図のないエネルギー」ですから、氣(靈氣)を出す訓練をして出るようになった氣は、レイキの氣(靈氣)とは呼べないのです。

自然体で、ただボ~っと委ねているだけで、氣(靈氣)は出てきます。
そうするのがレイキなのです。

レイキに訓練はあるのか?

しかし、多くの人は氣(靈氣)が出にくくなっています。
ですからアチューンメントや靈授を受けることで、出やすくしてもらいます。
ナチュラル・レイキでも、クリーン・アップ・パイプを受けることを勧めています。

それ以外に、他の人にレイキをしたり、自己ヒーリングしたりすることも、氣(靈氣)がよく流れるようにするのに役立つという話もしました。
これを訓練と呼ぶのであれば、たしかに訓練でしょう。
でもこれは、単にレイキを実践しているだけですよね。

また、レイキがよく流れるようにする方法の4番目に「発霊法」があると書きました。
発霊法の詳細はまた別途書きますが、たしかにこれは、レイキにある唯一の訓練と言えるかもしれません。
ただ私は、訓練と呼ぶよりも、レイキを使った瞑想と呼ぶほうがいいのではないかと思っています。

レイキに必要な訓練

では、レイキにはまったく訓練がないのかと言うと、そうとも言えません。
私は、レイキにも訓練はあって、それは手の当て方だと思っています。

まずは、単純に手を当てる方法を学びます。
これは、まさにレイキらしい手の当て方であり、手の当て方の基本と呼べるものです。
それがすぐにできる人はいいのですが、そうでない人は、指導者から指摘してもらいながら、自然にできるようになるまで繰り返す必要があります。

その基本の手の当て方ができるようになったら、応用編があります。
レイキの受け手が座っているのか、寝ているのか、またどこに手を当てるのかによって、当て方のコツがあります。
これも、実際に指導者から習いながら実践して覚えていくことになります。

こういう実際に手を当てるテクニックやコツは、訓練する必要があると思います。
もちろん、それをやらなかったかからレイキができないわけではありません。
レイキは人間の本能ですから、ただ手を当てさえすればできることですから。

しかし、効果的なレイキの施術ができるには、受け手の身体の1ヶ所に1時間手を当て続けることができるようになる必要があると思うのです。
これは、私の中の基準ですが、それができてやっと一人前だと考えています。
そのためには、やはりそれなりの訓練が必要になってくると思うのです。

すべて無料で公開しています。多くの人にレイキのことを知っていただき、役立てていただきたいからです。 もし内容を気に入られて、本1冊分以上の価値があると思われましたら、ぜひサポートしてくださいね。よろしくお願いします! 心を込めて書いていますので、とても励みになります。