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遠隔ヒーリングのやり方

遠隔ヒーリングができるとして、では実際にはどうやってやるのでしょうか?
そのやり方について説明します。

レイキを送る相手を特定する

遠く離れている相手が、自分の知り合いであれば特に問題はありません。
その人にレイキを送ろうと思えますから。
問題は、誰かから依頼されるなどした知らない人への遠隔ヒーリングです。

知らない人を特定するのに、様々な情報が使われます。
たとえば、名前(フルネーム)、生年月日、住所、本人の顔写真など。
そういった情報によってその人を特定し、遠隔ヒーリングができるとされています。

でも、考えてみると不思議ですよね。
可能性は低いとしても、同姓同名、同じ誕生日の人がいるかもしれません。
顔写真だって、一卵性双生児の区別なんてできないでしょう。
それなのに、間違いなくレイキが届くのでしょうか?

また、日本伝統のレイキでは、どこにいるかわからない夫に遠隔ヒーリングをしたという話がありますが、場所という情報がなくてもレイキを送れるのでしょうか? いったいどこに送るのでしょう?

相手を引き寄せる

これまで「レイキを送る」と表現してきましたが、本当は「相手を引き寄せる」のです。
眼の前に相手を引き寄せ、そこにいる相手に対してレイキをする。
それが遠隔ヒーリングです。

もちろん、肉体を持った相手を、直接連れてくるわけではありませんよ。
後でスピリチュアル的な話も書きますが、相手の魂を連れてくると考えてもいいでしょう。
魂は時空の制限を受けないので、同時に複数箇所に存在することが可能ですから。(変な話なので信じなくてもいいですよ。)

なので、相手が今どこにいるかは関係ありません。
相手の特定さえできれば、目の前に引き寄せればよいのですから。
したがって、日本伝統のレイキでは、相手の名前と生年月日だけで遠隔ヒーリングができるとしています。

しかし、同姓同名などそれだけで1人を特定できないケースの問題はどうなるのでしょう?
実は、これはまったく問題になりません。なぜなら、誰かの依頼の場合、その依頼した人にとっては特定できる相手だからです。
その依頼者のことを知っているのであれば、知人の知人ですから、特定できないはずがありませんよね。

氣(靈氣)の世界というか魂の世界では、名前や生年月日というような情報は意味がありません。
「あの人」と思った瞬間に、その人が特定されています。
ですから、直接は知らない人であっても、それを伝えてくれた誰かが知っている人であれば、必ず特定できるのです。
「○○さん(自分の知人)の知り合いの△△さん」となるので、自分が直接知っていなくても、間接的に相手を特定できます。

イメージする

では、相手が特定できて、目の前にその人の魂を引き寄せるにはどうすればよいのでしょうか?

なお、シンボルやマントラなどの使い方は、ここでは解説しません。
ただ言えるのは、それを使うことによって、目の前に引き寄せることが可能になるとされている、ということです。

よく使われるのは、相手を自分の膝(ふともも)の上にイメージする方法です。
そこにミニチュアの相手がいると想像し、そこに手を当てます。

空中に相手をイメージする方法もあります。
空中に浮かぶ相手に手を当てて、相手の特定の箇所に手を当てていることをイメージします。

他には、紙を人型に切って紙人形を作り、そこに相手の名前を書いて、相手に見立てて手を当てるという方法もあります。
藁人形に釘を打つという呪いがありますが、それと同じようなやり方ですね。

ぬいぐるみを相手に見立てて、そこに手を当てるという方法もあります。
これは紙人形の応用ですね。

このように、ともかく相手が目の前にいるとイメージして、その相手に手を当てるというのが遠隔ヒーリングのやり方なのです。

縮小拡大は自由自在

先ほど、自分の膝に相手のミニチュアをイメージして手を当てると言いました。
相手が小さいので、片手で全身とか、上半身など、広い範囲に手を当てられます。
これって、考えてみると面白いことだと思いませんか?

実際に対面でレイキをすれば、上半身に手を当てるにしても、何ヶ所も手を当てるポジションがあります。
それが一度で済んでしまうとしたら、こんな楽なことはありません。

また、逆に拡大することも可能です。
ちょうどスマートフォンの画像を拡大するように、2本の指で広げるようにして、拡大することをイメージするのもいいでしょう。
こうすることで、相手の頭だけが膝にあるようにイメージすることもできます。

この方法は、いろいろと応用があります。
つまり、拡大縮小だけでなく、身体の内部に入っていくこともできるのです。
たとえば、相手の胃に対してレイキをしたければ、通常なら左側の胸の下部からみぞおちあたりにかけて、皮膚の上から手を当ててレイキをします。
しかし、遠隔ヒーリングにおいては、相手の胃を直接イメージし、それを包みこむように手を当てることさえ可能なのです。

このように、イメージ次第でどこにでも手を当てられる
これが遠隔ヒーリングです。
このことが、とても大きな意味を持ってきます。

相手の了解が必要か?

遠隔ヒーリングをする場合に相手の了解が必要かどうかについて、決まった見解はありません。

了解が必要だと主張するマスターは、相手が自動車の運転中だと眠くなって事故を起こす可能性があるからだと言います。
また、レイキは相手の自由を重んじるものですから、相手の了解がないのにレイキをするのは問題だとも考えられます。

しかし、相手が病気だとわかっていて、せっかく遠隔ができるのに手をこまねいているのも不自然です。
自分が遠隔できる時に、レイキをしてあげればよいのではないか、とも考えられます。

その折衷案として、家族など近い関係であればいつでも遠隔ヒーリングをしてあげればよく、特に断る必要がないが、それ以外の人に対しては、基本的には断ってからやるのがよい、という考え方もありますね。

考え方は人それぞれなので、どれが正しいとは言い切れません
それぞれの考え方にしたがって、行うのがよいでしょう。

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