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反モンサント・バイエル世界同時デモが開催!日本の農業や食の未来を守るために

2019年5月18日(土)に東京の丸の内で、モンサント・バイエル社に対してのデモが開催されました。

このデモは毎年世界で行われていますが、日本ではマスコミが規制しているため、それほど認知されていません。

2013年に行われた反モンサントのデモには、世界中で200万人以上が参加しています。

そして2015年のデモでは、世界40か国以上、約400都市で行われていて年々規模が大きくなっています。

世界は確実に反モンサント・バイエルに向かっていますが、私たちはこの会社について聞くことはありません。

モンサントについて知らなくても除草剤のラウンドアップなら聞いたことがあるかもしれません。

モンサント社とは

モンサント社はアメリカのミズーリ州に本社を構える多国籍バイオ化学メーカーです。

ラウンドアップという除草剤が主力の商品になり、遺伝子組み換え種子の世界シェアは90%という巨大なグローバル企業です。

モンサント社は、人間の健康および環境の両方に脅威を与えているという理由から健康情報サイトNatural Societyより2011年の世界最悪の企業に選ばれています。

モンサント社はもともとベトナム戦争で枯葉剤を開発した会社であり、ベトナム国民に重大な健康被害をもたらしたことで有名です。 
食と身体を考えるより引用

現在モンサント社はドイツのバイエル社に買収されています。

ラウンドアップで癌になる?

主要商品であるラウンドアップは安全だと言っているのにも関わらず、癌や健康被害が起きてしまったことから米国では1万3000件以上の訴訟が進行しています。

実際にカリフォルニアの末期ガンに罹った男性は、提訴した裁判でモンサント社に対して約2億9000万ドル(約320億円)の支払いを命じています。

WHOの専門組織、国際がん研究機関は、モンサントが開発したラウンドアップの主成分の「グリホサート」に発がん性の恐れがあるとする報告書を公表しました。

世界の流れは、反モンサント・バイエルであり、ラウンドアップや遺伝子組み換えの排除をみせています。

しかし、日本だけは世界の流れと逆行していて、厚生労働省はラウンドアップの主成分であるグリホサートの残留基準値を大幅に緩和しています。

小麦6倍、ライムギ、ソバ150倍、ヒマワリの種子400倍に引き上げています。

しかもマスコミは一切報道しないという状況です。

そしてスーパーマーケットで販売されている食品の多くが遺伝子組み換えが含まれていることを日本人は知りません。

表示を巧妙にすり替えているため、消費者にはわからないように工夫がされています。

遺伝子組み換えはこれから多くの健康被害を生み出すかもしれません。

遺伝子組み換えについて危険性は電子書籍にまとめていますので下記を参考にして下さい。

私は特定の団体や宗教法人には属していませんが、モンサント・バイエル社に対しては、NOを突きつけなければいけないと思っています。

今回のデモでは約200人の方が集まったようですが、まだまだ少ないです。

日本の農業や食の未来を破壊されてしまう可能性があります。実際にインドの農家の自殺率には目を開けてられません。

この状況が続けば間違いなく日本は遺伝子組み換えの波に飲まれ、元に戻ることができなくなります。

日本の農業、食の未来を守るために知ることから始めて下さい。


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