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ナチュラリゼーションVer.4.0 レッスン3

こんにちは、松本淳です。

レッスン1と2で顎ワークと鼻腹式呼吸をやってきましたが、何か変化はありましたか?

顎は、捕食と呼吸という生命にとって一番大切な働きを司る器官ですから、一生を掛けてその機能を高めて、そして維持していきましょう。

さて、レッスン3のテーマは「手」になります。

赤ちゃんは、生まれてから間もなく、手足をバタバタと動かし始めます。

手足をバタバタと動かすことによって、手足の位置感覚や触覚を養っていきます。

赤ちゃんの体は人生の中で一番柔らかく、そして脱力しています。

本来はこの手足バタバタ運動がレッスン3になるのですが、我々大人は赤ちゃんのように上手に脱力出来ません。

大人は生活の中で、労働や家事などで体を酷使しています。

我々ホモ・サピエンスは、特に手を巧みに使うことで進化してきました。

複雑で精密な手の動きを獲得することによって、文明は発展してきました。

しかし、手を酷使するあまり、手は硬くなっていく運命にあります。

我々大人は脱力ワークをする前に、手に巻き付いた鎖を解く必要があります。

レッスン3の初級では、手を柔らかくするワークを中心にメニューを組み入れています。

中級と上級では、手の自然な機能を取り戻すワークも組み入れています。

では、レッスン3のワークを紹介します。

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