ナチュラリゼーションVer.3.0 5月のワーク
こんにちは、松本淳です。
生後四ヶ月目のお誕生日おめでとうございます!
前回の肩甲骨のターンアウトは如何でしたか?
正しく行うと肘がしっかり伸びて、腕が長くなったと感じる人もおられると思います。
肩甲骨が動き出して肩や背中の痛みが無くなった方もいるでしょう。
継続していくと立甲と言って肩甲骨が立ってきます。
よく分からない方は、LINEで動画を送って頂ければアドバイスさせて頂きます。
メールを頂ければ返信にてLINE IDを送ります。
さて、今回のテーマは足の脱力です。
立っていると重力の支配を受けるので足はどんどん硬くなります。
足の脱力が出来ないと走っていても地面と喧嘩してしまうんですね。
着地音の少ない軽やかな走りや動きというのは、出来ない人にとっては非常に難しいものです。
教わっても教わっても出来ないものです。
これは赤ちゃんの時代に遡って、もう一度脱力をやり直さないといけないのですね。
では、今回のメニューを紹介します。
『骨盤前傾ワーク』
太ももの前の筋肉を四頭筋、後ろをハムストリングスと呼びますが、重力に支配され過ぎて、
四頭筋が優位になっている人は結構多く見られます。そういう方は骨盤が後傾している傾向にあります。
腹筋が硬くなり易く、また膝も十分に曲がらない傾向にあります。四頭筋は抗重力筋であり、ブレーキ筋なんですね。
こういう方は足の脱力ワークをしても中々上達しません。まず常にブレーキが掛かった状態を解除する必要があります。
動画のようにハムストリングス優位にさせるエクササイズを行うと、四頭筋のブレーキが解除されます。
そして、ハムストリングス優位になると骨盤が勝手に前傾してきます。骨盤が前傾すると大腰筋というアスリート筋が使えるようになってきます。
『足パタパタワーク』
足の脱力ワークの基礎となります。両足を上げて行うと腹筋に力が入りやすいので、片足から初めて下さい。
足首を脱力出来るかが鍵となりますが、足首が脱力出来ると股関節が自然と動き出すのを感じるはずです。
『足ブランブランワーク』
重力に支配されると足は硬くなると言いましたが、だったら無重力状態を作れば良いのです。
以前は水中で行う事を勧めていましたが、台の上に立って足をぶら下げると簡単に無重力状態を作れます。
本当は重力があるから足はぶら下がるのでして、正確に言うと床反力をキャンセル出来るという事です。
小難しい話は置いといて、足の重りを感じてブラブラして下さい。
みぞおちの奥にある大腰筋の付け根から足がぶら下がっている感覚を掴みましょう。
ちょっと難しい事を書きましたが、一度何も考えずに動画の通りやってみてください。
赤ちゃんは難しい事考えてません。
何も考えない方が本能を呼び覚ませられるはずです。
今回までの手と足の脱力がしっかり出来れば、今後のナチュラリゼーションはスムーズに進むでしょう。
どうしても良く分からない方は、ぜひ実際にレッスンを受けてみましょう。
では、また来月お会いしましょう!
お知らせ
5月のレッスン&セミナー情報です。渋谷教室開講します。
https://goo.gl/Sj6A75
電子出版しました!
「ナチュラリゼーション創世記 ~DNAに組み込まれた最強の運動プログラム」
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