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私たちにできることは身近にたくさんあるのだろう

先日の台風19号が過ぎ、一週間程が経った。直撃時にはタイムラインが台風で埋まっていたのに、今はほとんど見かけなくなってしまった。Twitterでは仕方がないことだけれども。まだ避難所生活の地域もたくさんある中で、少しでも早く復興するようにとずっとずっとお祈りしている。

そんな中、急遽長野に行く用事があったので....「私たちにできることは何だろうか?」と自問自答していた。災害が起こるたびに他者にこれを問うと、「私には大したことできない」と返って来ることが多かったからだ。いやいやいや、そんなことはないはずだ...!と。

大したことできない、と私も思っていたし被災地に行けずモヤモヤしていたけど、小さなことの積み重ねが大きなものを生み出すと感じたものがあった。だから、小さなことでも行動してみた。

①クラウドファンディングで支援

災害が大きくなった頃、CAMPFIREさんで立ち上げられたこちらのパトロンに。クラウドファンディングで支援金を募るプロジェクトは大賛成なので、もっと多くの人に、日本中に広がって欲しいと切に願った。
よく著名人が大金を寄付!などと話題になるけれど、金額じゃない。多くの人のちからを合わせたら大きなものになるし、上記一つのプロジェクトだけで、現在700万円弱。

②復興支援イベント開催

堀尾さんを筆頭に開催されるこちらのイベントを今月末に開催!台風直撃のタイミングで連絡をいただき、心動いたイベント。いただいた参加費は全て寄付とし、少しでも復興の力になれれば...という想いが詰まってるので、みんなで盛り上げたい。ご都合の合う方は是非に....!

③現地に寄ってきた

向かう際の中央自動車道は通行止め。迂回をしながらも6時間程でたどり着き、用事を済ませた。その後、本来であれば観光がしたいと思う私だが、今回は違った。「私にできることは何だろう」少し考えてでた結論が、地元の人と触れ合いたい、だった。まず向かったのは...ランチ(笑)お腹が減り過ぎていたのと、長野のおいしい水で打ったお蕎麦が無性に食べたくなったから。

私が一人で旅をすると、やたら人に絡む(笑)もちろん迷惑にならない程度のコミュニケーションで、相性面もみた上での会話。例えば、

・お店に入ってすぐの「こんにちは〜!」の挨拶
・メニューを選ぶ際に書いてあってもわざとオススメ(心を込めているポイント)を聞き、それをいただく
・運んでくれてる際のお礼やちょっとしたコミュニケーション
・たまにお客さんとの会話。←場が和やかになる
・お会計時の(ポジティブのみ)フィードバック、調理場の方へ感想と「ごちそうさまでした〜!(満面のにっこり)」
・SNSに載せてもいいですか?!←念のために確認。喜んでもらえる

今日はそれを全部した。台風の状況のお話も先方からしてくれた。
店員さんが丁寧な接客と気持ちのいい笑顔で接してくれたので、帰り際に「美味しかったですしパワーもらいました!これから埼玉に帰ります」と話したら、「えー!そんな遠くから来てくれたの?!ありがとうございますー!」と喜んでくださった。

パワーを送るつもりだったのに、元気をもらったのは私だった。自然に任せて動いたら自然な流れができていて、、お土産に買った地元の人がつくったクッキーを食べながら、嬉しさが溢れた。

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東京から離れるとコミュニケーションが楽しくなる。話しかけても不審者がられないし、話しかけてももらえる。なんて平和な世界だろうとさえ思うくらい。普段のコミュニケーションを東京の人に話すと、毎回驚かれるのが不思議過ぎて感じた....他人と話さないと言うのは、一種の固定観念や思い込みに過ぎないかもしれない。と言うこと。

④地元の物を買い占める

長野県内の道の駅で野菜やフルーツを野菜室がパンパンなくらい、二週間くらいは生きられるくらい買い物をした。長野を中心とした農家さんがつくったものが並んでいるので、農家さんのおうちが少しでも豊かになるように、と言う微力すぎるものだけども。おかげさまで食事のラインナップが長野で埋め尽くされるので、心が満たされる。小さな幸せ。

時間の関係で滞在は短かったけど、帰り道はサービスエリアに寄り道。八ヶ岳が好きなので、八ヶ岳サービスエリアへ。ドライブのお供を買うだけの予定が、良き時間を過ごせた。

無事に600kmの旅を終えたけれど、何だろう....記録しておきたいと思った旅だった。災害がたくさん起こる日本だけど、一人ひとりが「想う」「行動する」だけできっかけになるし、もっともっと色々なことができるんだろうなあ。と素直に感じた。


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