５年ぶりくらいでしょうか？。とてもひさしぶりにイベラギリシャリクガメの赤ちゃんが生まれました。前回、１１匹の赤ちゃんが誕生してから約５年間くらいの間、雄３匹、雌２匹のコロニーは、まったく繁殖の気配もありませんでした（５年前に卵を産んだのは、すでに他界してしまった高齢の雌でした）。
しかし、今年の６月１０日、リクガメたちに餌を与えている時に、地面に不自然な凹みがあることに気づいて、そこを掘ってみたら５個の立派な卵が出てきましたので、亀ブリードの大先輩にアドバイスいただいてインキュベーターに入れておきました（温度は３０度）。残念ながら２匹の雌のどちらが産んだのは確認できていません。

孵化したのが８月２４日だったので、インキュベーターに入れて孵化までに７５日かかりました。今回はひとつの卵が孵化しただけなので、残りの４個のうち何個が孵化するのか？それに何日かかるのか興味深いところです。

リクガメの繁殖経験は初めてではありませんが、何度経験しても赤ちゃんリクガメとの出会いは新鮮で幸せです。これでまた来年の夏までの飼育に気合いが入りますし、この生まれた赤ちゃんの魅力が多くの人たちに伝わればいいなぁ、と思いますし、ヨーロッパ等ではメジャーなペットであるギリシャリクガメに興味を持ってくれる人が増えたらいいなぁ、と思います。

今後、毎年赤ちゃんの顔が見れるといいなぁ、と思っていますし、イベラギリシャリクガメを繁殖をされている方がおられたら、血が濃くならないように血統交換をしていただけたら嬉しいなぁ、と思っています。