ぼくが小学生のときにしていた狂った遊び「カプセル」

ぼくが小学生のときにしていた遊びがある。その名も「カプセル」。

どんな遊びか一言でいうとRPGである。

カプセルには自分だけのモンスターが入っており、そのモンスターといっしょに敵を倒していく。敵を倒してストーリーを進めることで経験値がたまり、モンスターが進化する。

いわばポケ○ンのような遊びだ。

ぼくを含めた3人ぐらいで毎日登下校中にこの「カプセル」で遊んでいた。

「登下校中に」というと学校にゲームを持っていったのか!と思われるだろう。
もちろんぼくらはゲームを学校に持っていくような悪い子ではなかった。

ではどうやって「カプセル」をプレイするのか?

今思い出すと頭がトチ狂ってるのだが、この「カプセル」という遊び、"すべて会話でストーリーを進めていく"

だいじなことなのでもう一度言おう。"すべて会話でストーリーを進めていく" のだ。

我ながら会話だけでストーリーを進めていく遊びを思い付いたのは天才的だと小学生の自分を誇らしく思う。

なんせ昨今流行している「人狼ゲーム」や「キャット&チョコレート」のようなストーリーを自分で作っていくコンテンツを「カプセル」は先駆けて取り入れていたのだから。


さて、この「カプセル」実際にどんな感じでプレイするのか、記憶をたよりに紹介していこう。


ぼく「クリボー倒したから経験値10000たまったわ」

友A「まじかよ。おれも困ってる村人助けたからピカチュウ仲間になった」

友B「そのピカチュウおれのスライムが産んだ子どもだよ」

このようにしてストーリーを進めていく。

会話だけで進めていくので秩序はまったく無い。言ったもん勝ちのなんでもありの世界だ。


モンスターが強くなりすぎて飽きてしまうまでこんな遊びをたしか2ヶ月ぐらい毎日していた。

読者の方も「カプセル」やってみてはいかがだろうか?


では。

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