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博物ふぇすてぃばる8の感想

こんにちは。
ノーチのかたっぽ、¥0sukeです。

昨日終わりましたよ!
初めての博ふぇすが!

たくさんの刺激をもらえて、とっても濃厚な2日間でした。
昨日の今日でまだ興奮が冷めやらぬうちに、感想を書き連ねます。

(前提)ノーチ研の普及政策

ノーチのしっぽ研究所結成から2年ですが、2年前と言えば、ちょうどアレがアレして世の中がアレしはじめた頃です。
そのため、ノーチ研としての対面イベントの経験はほとんどありませんでした。

昨年7月に行った個展も、第〇波だかが騒がれていた頃で、皆さんぜひ来てくださいとも言いづらい状況でした。
梅雨が長引いたのと都内で開催できなかったアクセスの悪さもあって、初めての個展にも関わず、細々とやる感じだったのです。
(そんな中でも足を運んでくださった皆様には本当に感謝!)

個展に来てくれる方はノーチ研を知ってくれている方がほとんどなのに対し、今回の博ふぇすにはそれ以外にもたくさんの方が集まります。

これは多くの方にノーチ研の自己紹介ができる、格好のチャンス!
とはいえ、いきなり知らん奴が作った知らん物語を押し付けても、引かれてしまうのが関の山。

今回の博ふぇすの戦略はこうです。

  • 博ふぇす来場者のニーズに近いであろう「生き物主体のイラスト」を商品のメインにして、「オリジナル世界観のイラスト」は少数にする

  • 生き物やガクタメについて話し、興味を持ってくれた人に画集や絵本などの創作物を紹介する

  • 気軽に買って持ち帰れる、小さくてコンパクトな商品で揃える

カッコカワイイ生き物のイラストで誘い、SNS等で後からじわじわ知ってもらおう作戦です。

設営。在庫多すぎた…

海外旅行用のでっかいスーツケースにこれでもかと在庫を詰め込んで、当日の朝の設営に臨みました。

事前のブースの広さを家で測り、どうやって並べるかシミュレーションした上で在庫量を計算したのですが、直前で欲張って追加した結果、スーツケースは殺人的な重さになりました。

会場に行くまでの階段や坂で背中と脇腹を痛めつつ何とか、搬入。
設営で試行錯誤するも、案の定全く置ききれず…

見にくくなるかなと思いつつ、背面パネルにも絵を貼って、それでも出せない原画多数。

個展の時もそうでしたが、在庫用意しすぎがちな我々です。
それでも、スカスカのブースになるよりは、いっぱい絵が並んでいる方がかわいいので、あまり後悔はしていません。
(反省しないからいつも置ききれなくなる)

即席で「他にもあるので声かけてね」的なポップを作ったりして、そのへんは対応しました。

お客さんの反応を直で見られる機会って、すごくだいじ

設営だけでヘトヘトでしたが、始まってしまえばあっという間です。

自粛ムードだった昨年よりもかなり来場者が多かったようで、たくさんの方がブースを見に来てくれました。

Twitterのフォロワーさんや知り合いの方とも久しぶりにお会いして、お話が盛り上がりました。

たくさんの方とお話して思ったのが、顔が見えるって大事だなということ。

SNS上でいいねやコメントをいただくのも、もちろん嬉しくて、制作の励みになっています。
しかし、

目の前で足を止めてくださって、作品を指差して「かわいい〜」と言っていただけて、興味を持って質問していただけて、自分が作品に込めた想いを説明している時間。

これは対面イベントでしか味わえない嬉しさで、自分のやっていることが認められたという自信に直結します。

印象に残ったやり取りを記録。

  • 生物学談義

    ガクタメでは生物学の全体像を1枚絵にまとめたものを用意しましたが、「私が研究しているのはこれです」と教えてくださった方もいらっしゃり、僕も生物学専攻で発生やってたんですよ、と大いに盛り上がりました。

  • 戻ってきてくれてありがとうございます

    何度かブースの前を通りかかる度に足を止めて作品を眺め、その後戻ってきて、意を決して原画をお迎えいただいた方も何人かいらっしゃり、とても印象的でした。

  • 画集を開いた瞬間の目の輝きが忘れられません

    おそらくノーチのしっぽ研究所のことを知らなかったにも関わらず、画集を見て目を輝かせ、興味をもってくださりご購入いただいた方もおられました。

  • 興味を持ってくれるだけで、大満足です

    子供たちもたくさんブースに来てくれて、「この動物知ってるよ!」と教えてくれた子もいました。
    親御さん達は「買わないのに触らないの!」と叱る方もいましたが、原画のお値段は安くても数千円のため、大人でも買うか悩むくらいのお値段なので、押し売りするつもりはありません。
    知ってもらうことの方が真の目的なので、作品をきっかけに会話が生まれたことがとても嬉しかったです。

皆さん作品を見て目を輝かせたり、顔が綻んだり、指を差して声をあげたり、無言で長時間じっくり眺めたり、いろいろな反応を見せてくださいました。

自分が作ったものが、人の心を動かしている。
なんてありがたいことなんだ。
それを実感する度、「描いてて良かったな」と思えました。

お疲れ様でした!

あまり他の作家さんのブースを見に行けなかったのと、夢中すぎて写真を全然撮らなかったので、今回書けるレポートはこんなところでしょうか。

博ふぇすが終わったばかりでひと息…と言いたいところですが、今週末10/9(日)にはふなばし三番瀬環境学習館にて開催の鳥海アートフェスに参加予定なので、気を抜かずに頑張ります〜

ふなばし三番瀬環境学習館
『三番瀬 鳥と海の生きものアートフェスティバル』
10/9(日)10-16時
入場無料

それでは〜

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