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画集(兼ストーリーブック)『まわりにあるもの』ができました!

こんにちは。
2人1組のイラストユニット、ノーチのしっぽ研究所です。

いきなりですが、こちらをご覧ください。

ということで、画集を作りました。

ノーチのしっぽ研究所としての活動開始から2年とちょっと。
そろそろこれまで作ってきたものをまとめようかなと思い、ちまちまと画集作りを進めてきました。

イラストを並べただけのアートブックというよりは、読み物として楽しめるものを目指しました。

題して、『ノーチのしっぽ研究所科学誌 第1刊 まわりにあるもの』です。
「科学誌」とあるように、中身は科学論文が掲載されたジャーナルをイメージした作りになっています。

こだわりのつまった表紙

表紙には、初期の作品『祖への回顧』を全面に使用しました。
『祖への回顧』は、ユニットを結成して初めて、2人でひとつの世界を描いた、思い入れの深い作品です。
ノーチのしっぽ研究所の物語も全てこの絵から出発しており、世界観の根底をなす作品であるため、表紙は最初からこれにしたいと決めていました。

ここだけの話、原画はイラスト中の本の英単語のスペルが間違っている部分があって恥ずかしい思いをしたのですが、今回Photoshopで無理やり修正したので、惜しむことなく表紙に大きく使えました。

画集タイトル「まわりにあるもの」は、身近な不思議を発見する喜びを表しています。
色々なアイディアがあったのですが、ぜんぶひらがなで書いたらとても可愛かったので、このタイトルになりました。

作品の世界の中で発売された科学誌という設定にしたかったため、フォントも自作するという懲りようです…

中身もチラ見せ

ちょっとだけ内容も紹介します。
本書の構成は、

  1. ノーチラス諸島調査記録

  2. スケッチ集

  3. 研究所の暮らし

の3部になっています。
雑誌という体なので、それぞれの章で毛色が異なります。

1.ノーチラス諸島調査記録

科学誌らしく、調査記録を淡々とまとめた論文風の章で、世界観説明やキャラクター紹介をしています。

この章はさらに「生物に関する記述」と「探索の記録」という2つの節にわかれ、前者がキャラ紹介、後者が冒険のシーンを描いたイラスト集というポジションになっています。

2.スケッチ集

前章では世界観設定に沿ったキャラクターチックな生き物をたくさん紹介したのに対し、この章では観察に忠実でリアルなイラストを集めました。

3.研究所の暮らし

ノーチのキャラたちの日常を描いた作品を集めた章です。
各キャラの日記から引用する形で、イラストのシーン前後のストーリーが語られています。

広告もかわいいよ!

記事の冒頭で上げたこちらの告知画像の通り、今回の画集は物語の世界の中で刊行された雑誌という体で作りました。

いろいろな所からお金をかき集めて作られたもの(という設定(実際は自腹&印刷製本以外はオール自家製))なので、当然広告が入ります。

広告といいつつ、過去作品をデザインに組み込んだポスター風のページなのですが、これらも今回のために頑張って作ったので是非ご注目いただきたいです。
(上の3枚以外にもいっぱいあります)

10/1,2の博ふぇすで持っていきます!

こちらの画集は博物ふぇすてぃばる!にて販売いたします。
博ふぇすではポストカードサイズ以下の小さめの原画や、各種グッズも販売しますので、ぜひお越しください!!!

2022年  10/1(土)  2(日)
九段下  科学技術館にて開催!
ブースNo. E-20
ブース名: ノーチのしっぽ研究所
(詳細は下記リンク)

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