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ホンネゲームレビュー12:Control

※ホンネゲームレビューは私がゲームをプレイして素直に思ったことを他への配慮とかそういうことは考えずに箇条書きしたものです。
いい悪い、よりは好き嫌いのレベルでの話が多いかと思います。

プレイ環境:Xbox One X+4KHDRモニター
クリア時間:およそ12~3時間
海外ストアで購入、日本語字幕未対応

・好きなところ
政府機関の建物内だけで完結する狭い世界の物語にも関わらず、広がりを感じさせる
Quantum Breakをより進化させたアクション
キャラクターの成長と戦闘での自由度の増加がしっかりリンクしている
サイドクエストがあることでエリア探索が楽しい
よく考えられたマップ構成
一癖ありすぎるキャラクター陣
多彩な武器MODとキャラMOD、若干のハクスラ要素がいいアクセントになっている
メインの攻撃スキルの一つLaunch(テレキネシス)により自由にオブジェクトを武器として利用できる
またそのオブジェクトによって破壊された瓦礫を再利用して投げつけられたりと、刻々と変化する状況に合わせた戦闘が好印象
動き回り、オブジェクトを利用し、時には敵を操ったりして大量の敵を駆逐していくのは単純に楽しい
映像的なセンスが良く、ムービー部分のクオリティが高い
Alan Wake,Quantum Breakと手がけてきたRemedyの最高到達点
過去作品のトリビアはファンには嬉しい
ゲーム内で雑用を強要されるシーンが斬新(コピーを取るために延々ボタンを押し続けることになるのかと一瞬ぞっとしたw)

・イマイチなところ
ボス戦が単調、物量で攻めてくるパターンが多い
巨大なボスもいるが少ない
マップ画面を開いた時の読み込みバグ、装備画面を開いた時の読み込みバグなど細かな不具合が多い
グラフィックは美しいが明暗の差が大きすぎて画面が見づらい
XboxOneXをもってしても戦闘シーンでオブジェクトが飛び交うと、フレームレートが極端に低下することがある
ラスボス戦が物足りない

・まとめ
現時点では日本語字幕に未対応なのでシナリオに関しては感想を控える。
膨大な書類や資料から背景を推測できる要素が多々あるので日本語化されたら再プレイしようと思う。
戦闘の面に限って言えば、個人的には満点に近い。
超能力的なスキルと銃器の組み合わせによる戦闘がとにかく楽しい。
しゃがみはあるがカバーはないので、どんどん動き回り敵を翻弄しコンクリートの塊を投げつけ、グレネードを投げ返し、時には敵そのものを投げたりしていく。
そのスキルと銃撃どちらもレスポンスが良く、快適。
マップ的な仕掛けはAlan Wakeの悪夢を思いださせ、一部ステージは明らかに某有名サスペンス映画のオマージュ。
ステージセレクトがあるので何度もあのステージを遊べるのは良い。
過去のRemedy作品のファンにも初めて触れる方にも自信を持ってお勧めできるアクションシューター&アドベンチャーといえる。

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