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エンジニア系記事まとめ

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エンジニアに関する記事をまとめたマガジンです
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2022年10月の記事一覧

『NAVITIME』アプリの着せ替え機能をご紹介!

こんにちは。ホシです。ナビタイムジャパンで、『NAVITIME』アプリの着せ替え制作の進行管理や運用を担当しております。 今回は、『NAVITIME』アプリの着せ替え機能についてご紹介させていただきます。 はじめに 「着せ替え」とは、『NAVITIME』アプリのTOP画面やナビゲーション中のキャラクターなど『NAVITIME』の一部デザインを、お好きなデザインに変更できる機能です。 『NAVITIME』の着せ替え機能が初めてリリースされたのは、2015年10月29日でした

16周年を迎えたカーナビアプリ『ドライブサポーター』の歴史を振り返る

こんにちは、026(オフロ)スキーです。 ナビタイムジャパンではカーナビ系アプリの開発・運用を担当しています。 10月12日、僕の担当しているアプリ『NAVITIMEドライブサポーター』が16歳の誕生日を迎えました。 『NAVITIMEドライブサポーター』とはスマートフォン向けカーナビアプリです。 今日は16年という長い間、ユーザーに支えられてきた『NAVITIMEドライブサポーター』の歴史を振り返りながら、その魅力をお伝えしたいと思います。 1. 初登場『NAVITI

ナビタイムジャパンの新規道路開通対応について

こんにちは、初めまして、土ノコです。 ナビタイムジャパンで道路データの保守運用を担当しています。 皆さんは道路の工事中の看板を見て「いつ開通するのだろう?」とワクワクしたことはないでしょうか?私はあります。 今回は先日開通した道路を一例として、ナビタイムジャパンの道路開通の運用についてお話したいと思います。 新規開通した道路について紹介先日、10月22日に福井県にて新九頭竜橋という珍しい道路が開通しました。 全国で初となる新幹線の線路と道路、歩道が並走するものとなります。

ナビゲーション中の音声案内が新たに追加されるまで

こんにちは、oayemonです。ナビタイムジャパンの研究開発部門にてナビゲーションでの案内開発を担当しています。この記事では音声案内がどのようなプロセスを経て追加されているのかお話させていただきます。 何事もまずはちょっとしたアイデアからお客様からの要望や、自分たちでナビを使っていて不満に感じているところをベースに新規の音声案内追加が検討されます。 逆に、社内に存在するデータをきっかけに「このデータを使えば〇〇の課題を解決できる案内が作れそう」と検討が進むこともあります。

ユーザーログから移動手段を推定するシステムを開発した話

はじめにこんにちは。なかぱーです。 ナビタイムでユーザーの移動ログを活用する研究開発を担当しています。 10/19に当社から『moveco<ムブコ>』というアプリをリリースしました。『moveco<ムブコ>』では移動手段に応じてマイルが貯まるという機能があり、我々のチームではユーザーの移動ログをもとに何の移動手段を使ったかを推定する技術の開発を担当しました。 今回はそんな移動手段推定システムの研究開発をどのように進めていったのかについてみなさんにご紹介させていただきます。

バックエンドエンジニアがフロント開発をする意義

はじめにこんにちは、まつぼっくりです。ナビタイムジャパンで公共交通データを利用したサービスのバックエンド開発を担当しています。 今回フロントエンドの開発を経験し、それを通じて得られたバックエンドエンジニアとしての気づきについてご紹介いたします。 なお、本記事で述べている「バックエンド」とは、BFF(Backend For Frontend)のことを指しています。今回開発したサービスにおけるBFFの役割、メリットについても合わせて簡単にご紹介したいと思います。 今回開発した

『NAVITIME』アプリをリニューアルして分かったSwiftUIとの付き合い方

こんにちは、揚げ銀杏です。ナビタイムジャパンでiOS版『NAVITIME』アプリの開発を担当しています。 iOS版『NAVITIME』アプリは、2022年7月に全面リニューアルしました。このリニューアルアプリでは、ほぼ全ての画面でSwiftUIを採用しています。今回は、SwiftUIを用いた大規模なアプリ開発を経験して得た知見や気をつけたいことなどについてお話ししていきたいと思います。 SwiftUIについての概要や学習方法などについてはこの記事では触れませんが、別プロダ

ドコモ・バイクシェア「1回会員」による自転車予約を導入した話

はじめにこんにちは。旅行大好きのT.Kとパインです。 ナビタイムジャパンで『NAVITIME Travel』Webの開発、運営を担当しています。 この記事では2022年5月2日にリリースしたドコモ・バイクシェア「1回会員予約」についてお話させていただきます。 プレスリリースはこちらです。 『NAVITIME Travel』とは『NAVITIME Travel』は、旅行プランの作成や飛行機、宿泊施設の予約、全国の旅行ガイド記事が閲覧できるサービスです。スポットの位置関係や移

【OJT】「自ら本質的な成長をする」を目指したふりかえり夕会

こんにちは、初めまして、Phydrshです。ナビタイムジャパンで『トラックカーナビ』の開発を担当しています。2022年7月から、プロジェクトに配属された新入社員のOJTトレーナーをすることになりました。この記事では、トレーニーを一人前の人材にするべく、その成長を促進するために、夕会に取り入れた「ふりかえり」の手法をご紹介します。 「自ら成長する」を目指した夕会夕会はトレーニーの業務進捗状況の共有を主体に行います。ただし、ただその日の共有を行い、明日の予定を確認するだけでは一

OpenAPIでコードを生成してスキーマ駆動で開発する:GoとTypeScriptの場合

こんにちは。走る鳥です。ナビタイムジャパンでSREを担当しています。 新規でWebサービスを構築した際に、OpenAPIの仕様書をもとにコードを生成することで、APIとクライアントの開発効率をアップしました。バックエンドはGo、フロントエンドはTypeScriptで開発しましたので、これらの言語向けのコード生成の手法について紹介したいと思います。 OpenAPIについての説明や、仕様書の編集・閲覧に便利なツールについては、こちらの記事で紹介していますので、併せてご参照くだ

インターンシップのメンターをした話

はじめにこんにちは、ちゃんじゃと申します。 ナビタイムジャパンでバス・鉄道会社向けのサービスや自社内ツールのweb開発、運用を担当しております。 今回は、新卒3年目でインターンシップのメンターを初めて担当してみて学んだこと、感じたことを共有したいと思います。当社のインターンシップに興味がある方や、これから後輩ができる予定の方に、読んでいただければと思います。(もちろんそれ以外の方も歓迎です!) 当社のインターンシップ内容まず、今回行った当社のインターンシップの内容について

Core Web Vitals (コアウェブバイタル)への対応

こんにちは、ティです。 ナビタイムジャパンで Web 版『NAVITIME』の開発・運用を担当しています。 現在、Web 版『NAVITIME』では SEO 対策に注力しており、順位・流入アップを目指して日々改善を行っています。 SEO 対策といえば、コンテンツ SEO とテクニカル SEO に分類されるかと思いますが、 今回は私が対応したテクニカル SEO の中で、必須の対応事項になってくるCore Web Vitals(コアウェブバイタル)とその対応についてお話ししてい

DAU、MAUを継続的に測定する際に気をつけていること

こんにちは、えんがわです。ナビタイムジャパンでスマートフォン向けアプリ『乗換NAVITIME』のサーバーサイド開発を担当しています。 サービス改善や効果測定の指標の一つであるDAU、MAUを継続的に測定する際に気をつけているポイントをご紹介いたします。 DAU、MAUとは?DAU、MAUのAUとは「アクティブユーザー」の略語で特定の期間内に1回以上サービスを利用したユーザーを指します。 DAUは「デイリーアクティブユーザー」の略語で1日にサービスを1回以上利用したユーザー

既存AndroidプロジェクトにJetpack Composeを導入し始めた話

はじめにこんにちは、アスオさんです。『トラックカーナビ』のAndroid/iOSアプリの開発・運用を担当しています。 『トラックカーナビ』はトラックドライバーのためのトラック専用カーナビアプリで、Android版、iOS版それぞれあるのですが、ここではAndroid版の既存の開発環境に「Jetpack Compose」を導入し始めたお話をしようと思います。 なぜ、導入しようと思ったのか最初にリリースしたAndroid版はファーストリリースから6年が経過し、コードやレイアウト