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店舗管理ツールにバナー管理機能を追加した話

こんにちは、o2です。
ナビタイムジャパンで『NAVITIME Location Cloud』の開発を担当していま
す。
本日は、『NAVITIME Location Cloud』のプロダクトであるLocation Cloud Managerのバナー管理機能についてご紹介します。

『NAVITIME Location Cloud』とは

『NAVITIME Location Cloud』は多店舗データの一元管理を軸に、GoogleビジネスプロフィールやYahoo!プレイス、SNSや自社メディアもまとめて管理し、情報発信を効率化してローカル検索を最適化する、多店舗向けマーケティングツールです。
『NAVITIME Location Cloud』では、より便利に使っていただけるようアップデートを重ねております。

バナー管理機能について

バナー管理機能は『NAVITIME Location Cloud』のプロダクトLocation Cloud Managerの機能の1つで、店舗検索サイトで表示する画像バナーをツール上から管理することができる機能です。
(※店舗検索サイト:Location Cloud Media、ツール:Location Cloud Managerのことを指します)

開発背景

これまで店舗検索サイトにバナー画像を配置する際、主に以下の運用を取っていました。
 1. クライアント様と相談し配置場所やパターンなどを調整
 2. 配置する画像をいただく
 3. (特殊ケースの場合は軽微な改修を加える)
 4. 店舗検索サイト(検収環境)に配置
 5. クライアント様に確認
 6. 店舗検索サイト(本番環境)に配置
 7. 画像変更やUI変更の度に2~6を繰り返す
しかしこの運用では、クライアント様⇔CSチーム⇔開発間での運用コストが大幅にかかってしまっていました。(※ここでいうCSチームとは、「カスタマーサポート」「カスタマーサクセス」といったクライアントからの問い合わせ・要望に対応するチームを指します)
そこで、店舗検索サイトで表示する画像バナーをツール上から管理することができる「バナー管理機能」を開発しました。

構成

Lambda + API Gateway + DynamoDBのサーバレス構成でAPIとして構築しました。

導入の結果

このバナー管理機能を開発したことで、これまで店舗検索サイトへのバナー画像導入にかかっていた時間を90%以上削減することができました。
また、いつでも任意のタイミングで管理ツール上からバナーの変更や追加ができるようになったためクライアント様から喜びの声をいただきました。

その他の機能や今後について

その他、ブランドごとのバナーの出し分けや掲載期間設定による自動公開なども可能です。
また今後、バナー画像をどういう形式で出すかといったUIの選択やプレビュー機能などより便利な機能を追加予定です。

最後に

今回は、当社で構築した一機能を紹介させていただきました。
今後も『NAVITIME Location Cloud』では、様々な業種・業態へむけて貢献していきたいと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。