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筋トレなんて何の意味もねーよ!

トレーニングを教えている身として、最も言ってはいけないことでも言ってみようかと今日は思う。

巷で売れている本では
筋トレが全てを変える
といった筋トレ万能説的なものが流行っているように見受けられる。

私はトレーニングを15年以上続けてきて、今の思いとしてあるのは
筋トレなんて、ただの自己満。
自信がついたとしてもそれはハリボテ。

であるということである。

筋トレをして自信がつくとか、まあある意味では間違いではないし、特に始めたての頃はそう思うことも多いだろう。

しかし、長年続けていき、コンテストでハイレベルな人たちと争いはじめると、自分のちっぽけな自信など一瞬にして打ち砕かれる。

逆に自分のショボさに気付かされてしまうのである。よくこんなカラダで自信を持てたものだという風に。

上には上がいることを改めて知り、また、その上のレベルが自分の手の届かない所にあると知った時、自分には何もなかった…とドン底まで落とされるのである。

私がこんな風に日本でトップで戦ってきたからこそ私は言いたいのである滝汗滝汗滝汗

筋トレごときでつけたちっぽけな自信を捨てた時、そのミニマムな筋肉に対するくだらん自信を捨てた時、始めて本当の自信が手に入るってことを。

いずれ衰えるその筋肉にどれだけ依存するつもりなんだ?筋肉が5cm、10cm?成長したところで、なんの意味もない。ただ、筋肉が太くなったという事実だけしかない。

脳みそ筋肉野郎達の中では、神として崇められるのかもしれないが、そんな小さな世界で神になったとしても、もっと広い世界で見たらただの紙クズ。

『かみ』違いだよ、所詮。

筋肉なんてただの一部分。全てでなんかない。それで見た目が変わっても肝心な内側の強さがないとただの砂上の楼閣。風や波で一気に流されてしまう。

何物にも依存しない自信。ただ、自分のありのままである自信。何も持っていないくてもただ自分自身である自信。それが本当の自信なんじゃないのかと私は思う。

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