マッチングアプリのプロフィール欄を見ていると、せっかく見た目や雰囲気はいいのに、余計な一言が引っかかってスキップしてしまう男性がいます。

プロフィール欄は自分をPRし、女性から興味を持ってもらうための場なので、出来ればお相手にマイナスな印象は与えたくないですよね。

とはいえ効率的に婚活を進めるために、自分の希望もある程度は伝えておきたい。恐らくそんな思いで書かれた「こんな女性はNGです」の一文。

ほとんどのNG事項が、あえて言わない方がいいことばかりですが、そんな中でも特に「そういう事を言っているあなたがの方がNGだから！」と女性に思われてしまうポイントをお伝えしていきます。

✅やる気のない人は「いいね」しないでください系

実は一番多く見かけるのが、こちらのパターンです。恐らく婚活が上手くいかず、自尊心が傷ついたりイライラしている男性に多い発言と思われます。具体例を挙げますと・・・

・メッセージが続かない人は「いいね」しないでください。迷惑しています

→メッセージが続かないのは、あなたが微妙だったからでは？自分のせいかもしれないという可能性を疑わず、続かない原因を「女性にやる気がない、問題がある」と決めつけ、他責にしているあたりが怖いです。

・こちらばかりが質問する、何の質問もしてこない人はNGです。また、何を聞いても「そうですねー」しか返信しない人は即ブロックします

→ただ単にあなたとの会話がつまらなかっただけでは？とりあえずやりとりはしてみたけど、会話をしてもあなたに興味が湧かなかったから何の質問も出てこなかったのではないかと思われます。

・私が「いいね」した場合は私からメッセージしますが、あなたが「いいね」した場合はあなたからメッセージを始めてください

→なんだか説教臭いですし、見ず知らずの人から上から目線でマイルールを押し付けられても・・・。ちなみにこの方に「いいね」をしている女性はほぼ皆無。誠に僭越ながら、そんなルールを決めている場合ではないのでは？

やりとりが続くか続かないかは、お互いの相性もありますので始めてみないと分かりません。

そこを「俺とマッチングしたら絶対の絶対にやりとりを続けること。それが出来ないなら最初からいいねするな」と言われましてもねぇ？困ってしまいます。関わると怖いことになりそうなので、避ける女性が多いと思います。

✅人間不信系

この人、過去に何かあったのかしら？と思われてしまうのが以下のパターンです。

・裏切らない人希望です。一度でも浮気をしたことのある女性はNGです

→裏切りという言葉のニュアンスからして、負のオーラが漂っています。ほとんどの女性は遊びで浮気はしません。「この男ダメかも」と思った時に、次の相手を探します。それを浮気と言っているのかしら？ただ単に女性に愛想尽かされて捨てられただけでは？暗い過去がありそうで怖いです。

・嘘はナシでお願いします。どんな時でも隠し事はしないで下さい

→そうは言っても、時と場合によりますでしょ？束縛が強く、勝手に携帯とか覗いてくるタイプかもしれない。そもそも自分に自信がないか、精神的に不安定か、過去のトラウマを乗り越えられていない可能性が高い。危険。

・約束を守らない人が嫌いです。遅刻・ドタキャンする人はいいねしないで下さい

→イレギュラーは認められず、相手に完璧を求める理想主義者。彼の辞書に臨機応変という言葉はない。過去にドタキャンされて傷ついた経験がありそうですが、その時の恨みを他の女性で晴らそうとしているのかも。万が一の緊急事態にも「約束と違う」等と難癖をつけて、全てが自分の思い通りにならないと気が済まない人の可能性が高い。怖いですね。

✅自分のことは棚に上げ、女性の条件にうるさい系

イケメン＆ハイスペの誰もが羨む男性だったら女性に対してワガママな条件を挙げても許されるかもしれませんが、モテる人ほどそういうことは言わないものです。

逆に、女性に対して事細かにあーだこーだ言っている男性の方が、まずは己を省みようね！というパターンが多いのです。

・年上の女性はごめんなさい！下は２０歳下までOKです！！

→はぁぁぁ？２０歳下までOKって、あなたがよくても若い女子衆があなたを選ぶかしらねぇ。残念ながらその顔面と体型と年収では難しいかと・・・。どうせたいして「いいね」なんて来ないんだから、身の程知らずの幻想を抱いてないで、目の前の自分の姿と現実を見つめ、あえて余計なことを書かない方がまだ印象もよろしいかと。

・仕事を辞めたいから結婚したい人、夫の給料を当てにする人はNGです

→あなたの言いたいことは分かります。でも、その言い方だと女性からは「ケツの穴の小さい男だな」と蔑まれてしまう可能性が高いです。せめて、「共働き希望です、家事も積極的に頑張ります」くらいの書き方でいかがでしょうか？

✅それは一般論なのであえて言う必要ないと思います系

それは誰にとってもNGでしょうよ、という項目をあえて書いているパターン。よっぽど過去に何かあったのか、女性を敵視しているのか。

お気持ちは分かりますが、どうせ書くなら好みのタイプを書いた方が印象は１００万倍いいと思います。

・態度を顔にすぐ出す人は苦手です。自己中な人、思いやりのない人、すぐ怒る人、清潔感のない人もNGです

→そりゃそうでしょうよ。私だってそんな人は嫌ですよ。でもこう書かれてしまうと、その男性の前では「ムカついたことがあっても決して怒らず、どんなときでも男性を立て、優しく常に笑顔で、ダラダラしない」といけないわけ？それは無理だし、なんでこっちばっかり男性を不愉快にさせないように振舞わないといけないのかしら、という疑問が湧いてくるのです。

・奢ってもらって当然という女性は不愉快なのでいいねしないでください

→そんな態度をとられたら誰だって不愉快ですよ。ですです。ですけどね。これもまたあえて言葉に出して牽制することで「お礼の強要？恩着せがましく奢ってくるタイプかもしれない。面倒臭そう・・・」と、器の小さい男認定されてしまうため、本末転倒です。

✅それ、女性に言いますか？系

通常は女性が懸念するような内容を書いている男性が散見します。違和感と女々しさを感じざるを得ません。

・ヤリ目禁止！

→婚活サイトで女性がヤリ目で男性を探すことってあるんでしょうか。例えあったとしても、女性のヤリ目を恐れている男性＝真面目で誠実な男性♡と思う女性はいないでしょう。なにビビってんのかしら、業者に騙された経験あり？と疑われるのが関の山です。そもそも「ヤリ目」というワードが婚活の自己紹介で踊っている時点で、なんだかな〜と思ってしまいます。

・冷やかしで「いいね」するのはやめてください

→しません。あなたを冷やかしている暇はありません。

✅業者、怖い怖い系

お酒やギャンブルに依存的な人、政治や宗教にのめり込み偏った思想のある人、業者系は誰だって嫌です。しかし、それをあえてプロフィールの場で書く必要があるのか否かはあなた次第。

・ギャンブル、宗教、アル中はNG。業者・勧誘は即通報します。

→業者に対して自己PR欄で牽制しまくっている男性がいますが、それってどれほどの効力があるんでしょうか。そして、そもそも怪しげな人というのは雰囲気や言動でそれとなく分かります。あまりに警戒している男性を見ると、その危機察知能力、本物か偽物かを見分ける観察力が著しく低いのかな？と逆に心配になってしまいます。

✅番外編

その他、意外とよく目にする「違和感あるな、このプロフ」と感じる一言もご紹介しておきます。

・押しには弱いです（笑）

→それってつまり押して欲しいのですか。女性から押されたいのですか。見ず知らずのたいしてパッとしないあなたを、押して押して押しまくってゲットしてやるぜ！と頑張る女性は、残念ながらほぼいないのではないでしょうか。そもそも女性は押されたい（男性から求められたい）生き物なので、押しに弱いはアピールにはなっていないと思います（超モテる男性ならまだしも）。

・誰かいじってください（笑）

→上に同じ。見ず知らずのあなたを、どうして私がいじらないといけないんですか？その超受け身な態度が気持ち悪いのです。寂しいので誰でもいいから構って欲しい！という子供じみた態度は、女性から見ると魅力的には映りません。まずは自分が能動的に女性と関わっていこうとする姿勢を見せた方が、自己PRとしてはうまくいくでしょう。

・一人の時間も大切にしているので、お互いの時間を尊重して理解し合える関係を希望します

→「一人の時間も大切にしている」宣言はかなり多くの男性がしています。これは女性だってそうなのですが、なぜかイラッときます。恐らくまだ好きにもなっていない相手から「ずっとベタベタされて常に一緒にいるのはちょっとな〜」と言われているようで、いや、別に大丈夫ですからと引いてしまうのかもしれません。また、冷たい人、女性を放置しても平気な人と誤解もされやすいので、あえて書く必要もないのかと思います。

・ブロック宣言

→「マッチングしてもやり取りする気のない人はブロックします」「返信の遅い女性はブロックさせていただきます」など、◯◯したら（しなかったら）ブロックしてやる！という宣言は、人間としての器の小ささを自らアピールしているようなものです。弱い犬が虚勢を張ってキャンキャン鳴いているのと一緒です。相手を威嚇するようなブロック宣言はしないほうが良いと思います。

いかがでしたか。好みのタイプや、自分の理想を伝えるのはいいですが、マイナスな印象をもたらす「NG事項」を羅列するのは受け手側の心象もよくありません。

伝えたいことを、自分都合ではなくお相手の立場になって表現するのがポイントです。またプロフは定期的な見直しも必要ですので、今一度ご自身のプロフィールをチェックされてみてはいかがでしょうか。

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