サムネールPhoto：Photo by Victoriano Izquierdo on Unsplash

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

・ランチでレストランを決めるときなど迷うことが多い

・何ごとも決めるのに時間が掛かる

・決断したことでも、後悔することが多い

・優柔不断といわれたことがある

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今回はこんな悩みにお応えする内容です。

自分は「決断が苦手な性格だからしょうがいないよな」と諦めている人いると思います。

基本的に誰でも決断することは苦手です。

ではどうすれば、決断力のある人になるのでしょうか。

まず結論を書きます。

結論：ぶれない人間を目指そう。シンプルに生きることが大切です。

「この人って、ぶれない人だな！」

そんな人、周囲にいますか。

その人は、どんな特徴を持った人でしょうか。

きっと、意思が強く、即決する印象があるんじゃないでしょうか。

今回は、優柔不断な性格を直す方法について解説してみます。

ぶれない人とは？

まず、ぶれない人の主な特徴について、まとめてみます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

〈ぶれない人の主な特徴〉

1. 基本的な意思が一貫している

2. 自分の意見はハッキリと言う

3. 行動力がある

4. 目標や夢を持っている

5. 誠実で責任感が強い。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ひとつずつ解説してみます。

■1. 基本的な意思が一貫している

ぶれない人に相談やアドバイスを求めると、基本的には想定通りの意見が返ってきます。

芯が通っていて安定感がありますね。

自分の意思がはっきりしている。

それでいて周囲の意見を聞くだけの度量もある。

ただ自分の意見を貫き通そうとする人ではなく、間違っていたときは過ちを認め言い訳をしない。

そういった姿勢も”ぶれない”要素の一つですね。

■2. 自分の意見はハッキリと言う

自分の考えや意見に自信を持っているからこそ、できる行動ですね。

強い信念があるからこそ、他人の評価を必要以上に気にすることなく、メンタルも強く保てるんだと思います。

■3. 行動力がある

自分の考えに基づいて行動ができる。信念に近いですね。

即実行に移し、誘惑に負けず、たとえやり方が間違っていたとしても、芯の部分はぶれないので、失敗しても何度でも挑戦して、やり抜きます。

■4. 目標や夢を持っている

発言や行動に一貫性があります。

自分が向かうべき場所が分かっているので、軸がぶれずに真っ直ぐ進みます。

ゴールを目指すので行程にはこだわらないわけです。

■5. 誠実で責任感が強い。

責任感が強い人が多いですね。

約束したことに対しては誠実に実行するので、周囲からの人望が暑く信頼されている人が多いです。

ぶれない人になるためのヒント！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

〈ぶれない人になるための３つのヒント〉

１. 目標を掲げる。死ぬ時の自分を思い描こう

２. 空気は読まない。と同時に、思ったことを何でも口にしない

３. シンプルに生きる。判断の数を減らそう

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

では、ひとつずつ解説します。

■１. 目標を掲げよう。死ぬ時の自分を思い描こう

ありきたりですが、ゴールである最終目標を掲げること、それに尽きますね。

どんなことでも揺るがない信念を持つことです。

絶対に成し遂げたい目標を持つのが近道です。

さらに付け加えると「終わりを思い描くことから始める」こともいいと思います。

これは自己啓発の世界的なベストセラー『７つの習慣』の第２の習慣に書かれていたことです。

この本でいう”終わり”とは、まさに自分の葬儀の時、友人、知人から弔辞で何と言われたいか、ということです。

そのために行動を起こすことが

参考書籍：『７つの習慣』（スティーヴン・R・コヴィー 著）

■２. 空気は読まない。と同時に、思ったことを何でも口にしない

ぶれない人になるためには、ぶれる人にならないことが重要です。

周囲に合わせて言うことがコロコロ変わるのは、ぶれぶれの人ですよね。

また言ったことを忘れてしまう人は、信用できません。

自分ができないことは口にしない。

口にしたことは、必ずやり遂げる。

要するに”有言実行”を心がける、ということです。

無責任な発言を減らすことで、自ずと自分の発言に責任を持つようになります。

参考書籍：『燃える闘魂』（稲盛和夫 著）

■３. シンプルに生きよ。判断の数を減らす

では、最もオススメする方法について解説してみます。

まず前提としてですが、人は誰でもぶれます。誰でも迷います。

それは、仕方がないことです。

なぜぶれるのかというと、選択肢が多いからです。

二者択一であれば決めやすいのですが、選択肢が３つ４つと増えると、判断が難しくなります。

右か左、黒か白の状態が、最も選びやすいからです。

Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、同じ服を何着も持っていて、同じ服で出社していたことは有名な話です。

究極は選択肢がない状態です。

とはいえ、世の中は誘惑だらけでもあります。

周囲を見渡せば、魅力的な商品に満ち溢れ、どれを選びか、いつも迷ってばかりです。

どの商品も購買欲をそそるように、マーケターはそのスキルを駆使し、消費者の判断は揺らぎます
・・。

だからあらかじめゴールを決めておき、選択の範囲を減らす。

迷いを減らすためには、「自分は何者なのか？」を常に意識して、知っておくことも大切だと思います。

参考note記事：”自分は何者なのか？”その答えに辿り着く近道

参考書籍：『スティーブ・ジョブズ　驚異のイノベーション』（スティーブ・ジョブズ 著）

最後にまとめ

今回は優柔不断な人間にならないように、”ぶれない人間を目指そう”というテーマで書きました。

ぶれない人間になるためのヒントを３つ紹介したので、おさらいしてみます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

〈ぶれない人間になるためのヒントを３つ紹介〉

１. 目標を掲げよう
死ぬ時の自分を思い描こう

２. 空気は読まない
と同時に、思ったことを何でも口にしない

３. シンプルに生きよう
判断する数を減らす

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

さて、正直いうと、ブレる人間はダメで、ぶれない人間が素晴らしいかというと、決してそんなこともないと思います。

ぶれるというのは、人間特有の行動で、人間らしさでもあるからです。

卑屈に感じたり、行動を制限したり、コンプレックスに感じたりする必要はないので、気楽に考えていいと思います。

今回は以上です。

ありがとうございました。