音楽大学入試ってどうやって突破するのか?

一般人にとって、音楽大学の入試って何をするのが想像できませんよね。せいぜい専攻する楽器の課題曲を弾いたり、楽典のペーパーテストがあるだろうくらいでしょうか。

自分も弦楽器を習い始めるまでは、同じようなものでした。しかし「いろんな業界のこと知りたがり」の私は、実際はどうなのか、Myヴァイオリンの先生(女性)に聞いてみたことがあります。

もちろん音大や専攻によって多少の違いはあるのでしょうけど、音楽理論・聴音・ソルフェージュなどの基礎の試験、専攻する楽器の演奏(課題曲はいくつかある協奏曲から選択)、ピアノの演奏(いくつかある課題曲から選択。ピアノ専攻者よりは易しい)があるそうです。

ただどうやらその前段階があって、音大受験を決めた時点で、志望校出身の有力な先生に師事することが必須のようです。My先生の場合、候補にG大出身の先生とT大出身の先生が挙がり、女性のT大出身の先生を選んだそう。あ、Tのつく音大は3つほどあるなあ(笑)

それに加えて、夏休みに志望校で開催されるセミナーに、参加が必須のようです。ようですと書いたのは、必ずしもこれらが合格の必要条件か、私には判断つかないので…

あくまで想像ですが、師事している先生のお墨付きがあり、セミナーで大学の先生に顔通しをして、相応の実力があると認められれば、合格の確率は高いのでしょう。ちなみにセミナーでは、ここを直すとよい的なアドバイスを受けるようです。

My先生は普通高校から受験したので、こんな感じです。
もちろんこれらの過程を経なくても、抜群の実力がある人は、入試だけで合格するのでしょう。コンクールの実績で推薦入学するルートもあるのかもしれません。

あと付属の音楽高校がある場合は、ほぼエスカレーター式に合格するようですね。そもそも音楽高校の入試は音大のそれと変わらないようですし。ここでもXX音楽大学付属こども音楽教室に通っていると有利みたいです。生徒の実力は教室で分かってますからね。

まとめとしては、有力音大に合格したければ、当該大学OBの先生や現役教授に、師事しておけってことで。誰々先生の門下というのは、一生プロフィールに載せますしね。

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