「やりたいことがない」は当たり前
ここ最近は、就活生や転職活動中の方から
「やりたいことがなくてどんな仕事をやればいいかわかりません。」
という相談がとても多いです。
今回はそんな方に向けた記事です。
読み終わった後に考えが変わると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
さっそく結論からお話します。
結論 やりたいことがないのが当たり前。
衝撃的な回答になりました。
以下細かく解説
解説
昨今では、「やりたいことなんかあるはずだよ。」ということを発信している人が多いせいで、自分も本当は「やりたいことがあるはずなんだよ」と思いますが、ないのが当たり前なので心配無用です。
なぜやりたいことがないことが当たり前と断言できるのか。
その理由は
・仕事は生きていくためにすること
遡れば、人間は本来もっと動物的な生き方をしていたはずです。
昔の人間の仕事というのは
「狩りに出て、その日を生き抜くための食料を確保する」ということです。
昔の人間の生き方はさほど他の動物と変わらなかったのです。
つまり、人間というのは本来
仕事において「やりたいこと」という概念を持ち込むことすらなかったのです。
ではなぜ、仕事においてやりたいことを模索する人が増えてきてしまったのでしょうか。
それは、時代とともに生きていくための仕事という概念自体がどんどんと崩されてきたからです。
狩りに出て、作物を育てて生きていた時代から
お金が生まれて、スーパーでお金を払えば肉や野菜は簡単に手に入るようになりました。
物資が豊になり、モノを欲しがるよりもモノに変えられるお金を生む時代になりました。
そして、インターネットの普及によりお金を生み出す方法は一気に広がりました。
生きていくのが容易な時代になり、
生きるか死ぬかの動物的な生き方は豊な国ではほとんどなくなりました。
そもそもやりたいことを仕事にするという概念も最近できたばかりなのに、やりたいことがないのが当たり前です。
好きなことで生きていく の嘘
先程も少し話しましたが、インターネットの普及により「好きなことで生きていくため」というフレーズを耳にすることが増えたと思います。
こんな言葉ばかり聞いていると「好きなことを探さないと」と焦る気持ちは当然出てきますね。
では、実際に好きなことで生きているように見える人たちはどんな経緯でそうなったか考えたことはありますか?
彼らはプロセスがそもそも違うのです。
あなたのようにやりたいことがなくて、やりたいことで仕事をしたいと思っている方は
「やりたいこと×仕事 」
を必死に探していると思います。
しかし、好きなことで生きていくという人たちは
・好きで続けていたら、たまたまお金を稼げるようになった
・好きなことでは稼げないから、仕事をしながら好きなことをする
というパターンが大半だと思います。
そもそもプロセスが全然違うのです。
でも、あなたはこれから仕事をしなくちゃいけません。
じゃあ、結局どんな仕事すればいいの!?
まずは、好きなことを探すのをやめましょう。
好きなことという最近できたような概念を理解するのは少し難しいです。
なので、
いままで生きてきた中で自分が得意に感じたことや、ビッグファイブという性格診断などをして自分が向いている仕事から初めてみてください。
※ここにビックファイブ性格診断のリンクを張っておくと親切です
これは本当にシンプルな話で
友達から相談されることが多かったから、カウンセラーやってみようかな
くらいでいいと思います。
まずは、得意なことを探して、仕事をしてみてください。
人間は自分が得意で容易にできることが、自分の好きなものになっていきます。
好きなものは見つけるものではなく、自然と好きなものになっていくもなので、最初から好きなものを探すのはナンセンスかもしれません。
まだまだ悩み相談を受け付けております。
過去記事もぜひご覧ください!