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次の工程を知らないと消耗する話。

ナユ(@nayucolony)です。技術書を書いています。

もう執筆も大詰めですが、悩んだことをnoteに書いておきます。

編集をしたことがないのに本の原稿を書いている

今、この状態です。出版業界にも関わったことはありません。

なので「どこまで自分がやらないといけなくて、どこからは委ねていいのか」がわかりません。次の工程のお仕事を知らないし、何はちゃちゃっとできて、何が大変なのかも知りません。

僕がちょっとくらい日本語を間違えてても、編集さんが正してくれるのかな?そこは、原稿を書く僕が厳密にやることなのかな?わかりません。編集をしたことがないからです。答えはYESなのはわかっていますが、どの程度で渡したらいいのかなど言語化が難しい部分もあります。

コードを書いたことがないのにデザインをしている

今の状況は、この状態とまったく同じだなと思いました。

要はカンプづくりの「サボっていいところ」「気合い入れても意味ないところ」がわからないので、手探りで必死こいてカンプの調整をしているような感じです。

例えば、「数ピクセルずれた」だとか、「サイズがここだけ間違っている」だとか、コーダーはある程度わかります。たくさんカンプ見てますから、意図はある程度読めます。その辺は、コーダー側で巻き取れます。

でも、その事実を知らないデザイナーは「この通りになっちゃうからちゃんとしなきゃ」と根を詰めることになっちゃいます。もったいないですね。そこはずれててもずれてなくても、成果物は同じものがでてきます。

「デザイナーはコードなんてかけなくてもいい」論は昔から言われています。実務に一切存在しないのならばそれはそうですが、次の人がどう扱うから何を委ねていいのかを知っておくのは消耗しないための立ち回りだなとおもいます。

解決方法

やっぱり百聞は一見にしかずなのかなーと思います。近くにエンジニアがいるなら、ちょっと相談とかして見たらいいですね。僕もちゃんと相談してわかったことがたくさんあります。

まとめ

次工程を知っておくと、「自分が本当に頑張らないといけないところ」「次の工程に任せた方がうまくいくところ」がわかって、最小コストで最高のパフォーマンスが出せるよって言いたかったのでした。

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冒頭で言った書いている本はこちらです。

Webデザイナーの仕事を楽にする! gulpではじめるWeb制作ワークフロー入門

「デザイナーはコード書ける云々」みたいな話、よく見るんですが、それは当事者じゃない人の立場が強過ぎで、そうは言ってもじゃあ書けなくていいからすぐコーダー雇えるのかみたいなのとは別の話じゃないですか。会社のリソース上コーディングまで含めてギョームな方がいるわけですよ。正論で「デザイナーは書けなくていい」とか言っても、仕事任せられたら書く必要があるわけですよ。しゃーなしでもね。

私はそんな人たちをサポートする本を書いています。よければぜひ。

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